2022-03-10

彼氏同棲をするかもしれない。

彼氏が、会社決算月の恒例行事

ギフト抽選みたいなものがあると教えてくれた。

 

彼が「ほしい」と希望したのは、

有名テーマパーク入園チケットでも、比較的使いやすそうなギフト券でも、彼が好きそうなPC製品でもなく、名前存在も知らない調理家電

 

なにそれ?と思って調べたら、

イメージ的には食洗機がある家にありそうなレベル高めの調理家電

 

ちょうど、もともと「料理はする」と言う彼が

チャレンジしてみたい料理が出来たタイミングだったので、そういう要素も大きかったんだと思う。

 

でも彼は「私も使いそう」だとか、「私と一緒に使うと楽しそうだと思って」と、電話越しに話してくれた。

 

しかステキいいねコレ!

と、盛り上がる。

 

ちょっと大きいね、あの家のどこに置くの?当たったら何つくる?

たままた二人で家電量販店に行く用事があるたび、その調理家電を探してはふたりテンション上がっていた。

 

「やっぱり大きいねえ」「これこうやって使うのか」

「こんなのもつくれるよ!」「定価たかい!!」

 

抽選だというのに、もうすっかり手に入れた後のイメージだ。

彼が「とらぬ狸の皮算用になったらどうしよ?」と言って二人で笑っていた。

結果、まさにそのことわざ通りになるのだけれど。

 

でも、その時間がとても楽しかった。

そして、私も家電を選ぶとき、彼と使うことをイメージしがちなことに気づいた。

 

 

昨年、人生ではじめてやってみたふるさと納税

今まではランキング上位にある大量の食べ物をみる度に「一人暮らしには量が多いし」とやってこなかったけれど、ある地域家電をお目当てに寄付をさせてもらった。

 

もちろん、前から気になっていたというのもあるけれど、「この家にコレがあれば、彼も使うかな」と思ったのだ。

 

私はあったらもちろん嬉しいし、なくてもどうにでもなる。

そんな感じの家電だったけれど、彼が使う姿をイメージして、「やっぱり、あってもいいかな」と思って選んだのだ。

 

彼も、同じような気持ちだったんだと思う。

 

「あったらこの人が喜びそう」

その“あったら”の対象が、家電なところが何だかおかしいけれど。

 

私達は家電以外にもいろんなものシェアする。

お土産にもらったお菓子、何かしらがオトクになる券……

話題アイスが売っていれば“次会ったときに食べよう”と2個買うし、

相手が好きそうなお菓子があれば、それもまた“次会ったときに”と、つい買ってしまう。

何となく、私達はちょうど同じぐらいのレベルでお互いのことを考えているように思う。

 

 

「もし、オレたちがうまくいって一緒に暮らすようになったら」

ずっとそんな風に話していた彼と、先日、帰り道の電車賃貸住宅情報検索しあった。

最寄り駅がどうだ、条件が何だ、この部屋はどうだ、ああだ、こうだ。

 

近々、契約はしないにしても実際に不動産仲介業者に行ってみようか。という話になっている。

 

今すぐではないかもしれない。

でも私は、彼氏同棲をするかもしれない。

 

外れてしまった家電は、あってもなくてもいいけれど、いつか買ってもいいかなと思ったりしている。

  • 😷「ゲロゲロ(苦笑)」っていう元気が今日はないんやで

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