■おっちゃんエンジニアを排除できない問題

• 幹部から「GitHubを使ったモダンな開発を行いたい」というオーダーを受けてプロジェクト開始
• 既に自分が（一人で）管理していたプロダクトを題材にすることに
  • 社内ではコード管理の方法が共通化しておらず、自分が許可を貰ってGitHubでやってた
  • 一人開発なのでPRとかは使わずにただのGitとして使用していたがこれを気に設定変更などを実施
• メンバーは自分がリーダー、若手が１名、おっちゃんエンジニアが３名、外部委託の人が１名
• 外部委託の人は（そういう人を探したからだけど）GitHubも使えるしコードレベルも問題ないしコミュニケーションも普通
• おっちゃんエンジニアは「Subversionならなんとか・・・」という感じ
  • コーディングは非常に遅いが異様に丁寧
  • その分、修正依頼を（心理的に）やりにくい
• 若手はほぼ初心者
• GitHubの使い方レクチャー、PRを使った開発手法のレクチャーなど実施
• ルールで縛りすぎるとやってくれないと思ったのでコーディングルール・コミットコメント系のルールは緩め
  • Lint使ってチェックできるぐらいはやる（CamelCaseとか）
• 外部委託の人は何も問題なく業務開始
• 若手はGitHubやPRはすぐに使えるようになったけどコードのレベルがアレなので適宜教えながらも前に進む
• おっちゃんエンジニア達は未だにPRもIssueもゼロ
  • Issueに取りかかる前に「まずは理解したいので」ということで現状のコードの解読を開始（これ自体は普通）
  • １週間ほど経って解読結果がメールで到着
  • Excelの各画面がシート毎に分かれていてスクショが貼り付けられて矢印で繋がれている大作
  • ちなみに一人だけがやってるように見えて、残り二人は何をやってるのか謎
  • 「これを作って何になるんですか？」と聞きたかったが（相手のメンタル的に）怖かったので自粛
  • 「次に何をしましょうかね？」とのこと
    • 別にやってくれと言ってないが・・・
    • ひとまずIssueを捌いてくれと依頼したが「確認します」から音沙汰無し
• 幹部に「そもそも別にこの人達いらない」と伝えるも「まぁ次の世代への教育だから」的な感じでメンバー変更は無し
  • 教育なら若手にした方がいいのでは・・・？
• コード書かないならせめてバグ出しして欲しいという依頼をすると割と素早くバグが上がってくる
  • Excelにスクショ貼り付けてメール共有というプロトコルは変わらず
  • 「Issue作る方がスクショコピペもできるし楽ですよ？」とか伝えても変わらず
• 結局、おっちゃんエンジニア達はテスターのような存在になって、自分と外部委託の人でIssueをこなす
  • 新人は部署替えにあって居なくなった（教育とは）

Permalink | 記事への反応(4) | 09:27

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