でも、ごめんなさい。他の有権者の皆さん。私は間違いを犯しました。
マイノリティ当事者を国会に送り込むという理念ただ一点に共感して、参院選で投票した。
その後も、いくつかの公約に疑問を感じつつも、理念への共感をもとにボランティアや寄付などで支援してきた。
その結果、ロシアに対しての非難決議を、全会一致で賛成するという日本の意思表示のチャンスを失ってしまった。
実際、インパクトは小さいのかもしれない。
だが、自由主義の陣営にいる国としてこれは大きな損失だと思う。
選挙権を得て数十年。
これまで自分の投票した議員や候補が不祥事起こしたり、同意しかねる発言をしても後悔することなどなかった。
投票した候補が議席を得られても得られなくても、彼ら彼女らは、それなりの「いいこと」をしており、自分なりに価値を見いだせていたからだ。
どちらかの立場に付くべきじゃないだとか、ウクライナやNATO側も悪いことしているとか、そいうことじゃない。
過去の戦争による加害と核の被害を経験し、それを克服したうえで自由主義の旗を掲げた日本国として、
力による現状変更と核の脅迫に断固として拒否し、そうした行為を非難することそれ自体が目的であった。
他国向けでもある以上に、自国の存在意義の再宣言(再確認)でもあった。
そうした決議を全会一致で採択できなかった。
全会一致に価値を見出すって日本的感情論が世界に対して意味があると思ってるのね
己の投票行動に対する自省は必要だけど 投票した政党のしでかしたことに一々責任感じてたら どの政党にも投票できなくなるぞよ