色々考えてたら分かった気がするので言語化してみる。
それは多分、相手から見て恋愛対象外という前提がはっきりしているから男としてジャッジされなくて済む、という安心から。
踏み込んで言い換えるとフリーな女性を目の前にするとあわよくばヤりたいだとか彼女にしたい、という欲から
自分をよく見せたい、だとか余計な力が入ってぎこちない自分になるからかもしれない。
男友達同士はどうかというと、心のどこかで男として負けたくない、金を稼ぐ能力で負けたくない、無能だと思われたくない、とか思っているフシがあるのか、
ふとした瞬間にあいつは仕事ができなさそうだとか心の内で見下したり、
自分より上だと思う人間に対してはあいつは環境が良いから、とか実家が太いからだ、とか
嫌なことを考えてしまうところがある。
普段去勢された草食系男子のように振る舞っているのだけれど、その実ただの非モテ30代が自己擁護するための手段にすぎない。
そう振る舞うことで警戒心を下げて女と仲良くしたいだけ、そういう戦略を取っているからこそこうなっている可能性はある。
カルピスを極限まで薄めて飲んでも美味しい、とい言って喜ぶ感覚というか、
その先にセックスはないが、友達として異性に受け入れられて喜んで誤魔化しているというか。
通常接しているときはフタをしているけれど、女友達に対する性の目線は確実にあって、
ピチッとしたセーター越しのおっぱいを凝視してしまったりする。
他人がしている恋愛に興味はないし、「男として」とか昭和ですか興味ないです、みたいな顔はしているけれど、
内情はセックスがしたくてたまらないし、誰かにマウントを取りたくて仕方がないという、
欲望を満たす能力がない男が一番安心できるところが、すでにパートナーがいる女である、と思うと、何かドンマイって気持ちになった・・・
恋愛市場における価値を高める努力をしたくないけど、女性とか関わっておきたい男が惰性でたどり着く行動。
最適化してると思いつつ、いつかどこかのタイミングで欲を出して、
お前ちんこついてたやんけ!と離れられる未来が待ち受けている気がしないでもない。
なんとかしないといけない、とは思うが
きっとこのままぬるま湯に浸かったままなんだろうなと思う。