2021-12-27

私が虎になった日

自尊心とは、自分が自信があり、他者干渉排除したいという気持ちのことである

これから書くことはある人から見れば勘違いをしたオタク戯言、ある人から見れば窮屈な恋愛物語とも読めるかもしれない。

一介の夢女子がぜんぜん思い通りに行かない思いの丈を綴っただけである。苦手な方はブラウザバックを推奨する。

私は彼と出会ってもう4年になる。相手名前は伏せておくので詮索しないでほしい。そして皆さんにも何次元であろうが好きな人がいると思う。

私の好きな人二次元なので会えこそしないのだが彼が存在してくれるだけで毎日毎日楽しい。たぶん今も、楽しい…と思う。



平穏に日々彼への想いを募らせていたのだが、長年動きのなかったジャンルに続編が出ることになった。

とても嬉しかったし作品面白かった。私の好きな人ももちろんかっこよかった。

しかし、引っかかる部分はそれ以上にあった。新しい作品が出るたび私の好きな人名前ツイッタートレンドに入る。すごく不愉快だった。新しい作品から彼のことを好きになる人がたくさんいて嫌だった。書いていて本当に自分のことを醜いと思う。

自分毎日毎日彼のことを考えて過ごしているのに、軽々しく好きだとか話題に取り上げられるのが嫌で嫌で仕方なかった。

作品を作りに協力している人が、原作者でもないのに我が物顔で彼のことを語るのが悔しくて悔しくて仕方なかった。(私も何様って感じだが)

実際はそんなことないが、私が考えてきたこと、してきたこと、たくさんの思い出が無為に感じてしまった。日本中が彼に興味を持ち私という存在をより矮小に感じさせた。

周りの人から見たら何言ってるんだろうと思うかもしれないが、一種アレルギーのようなものだ。普通の人は普通に受け取れることも徹底的に受け付けないのである


別に大きい顔をしたいわけじゃない、彼のことを嫌いになるなんてこともない。けれど続編が出ることが怖くなっている。平穏に過ごしてきた日々はもう返らないのだろうか。

そして新しいものを受け入れられない私は顧客ですらなくて、彼を好きになっていい価値すらない人間なのではとひどく落ち込んだ日もあった。

ただ、私だって彼のこと好きなのに…というやりようのない気持ちけがずっとある


私は多分誰がなんと言おうと自分が彼と過ごしてきた日々が間違っているだとか、無駄だとかは今は思わない。それはアイデンティティから

それにもう公式供給するものですら排除したいと思うほど、私の自尊心は膨れ上がっているのだ。

私はたとえどうなっても、ただあなたを好きでいたいしそれだけで構わない。私の精神世界を守れるのは私しかいないのだから



彼が人気者になっていくぶんだけ私は虎になるのだ。醜い私には十分すぎる。

これからも虎らしく今まで通り人目につかないところで息をしようと思う。

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