2021-08-03

社会よ、コロナ世代の“若者“の神話を作るのはもうやめろ

私は2020年入社、今年社会人2年目の世代ですが、社会に対して思うところがあるのでここで叫ばせていただきます

社会若者過大評価しすぎ、そして幻想を抱きすぎではないですか?

私の世代は割とコロナに多大な影響を受けた世代だと思います大学卒業式入社式もなかったし、卒業旅行も行けなかったし。

そんな世代の一人として社会を見ていると、社会はいつも若者の変化を疎ましく思っているくせにコロナ話題になると急に熱い手のひら返しをしていることに気がつきました。

例えば、こんな発言100回くらい聞いていませんか。

『今年の新人コロナ世代ですから、同期同士でオンライン親睦会なんかやっていて、、、もう仲良くなってるんですよ、一度も会ったことないのに。若者適応力ってすごいですねっ!』

『今年の新入生はSNS交流を深めているようで、、、新世代という感じですよね』

こういう発言、人からも直接聞いたし、テレビなどのメディアでもたくさん聞きました。

まず言いたいのが、

一度も会わずに親睦なんか深められるわけねーーーーーだろバカ!!!!!!


一部の人は深められるかもしれないので、私は深められました!とかの感想はいりません。これの問題点が、このコロナの世の中で比較若いと、お偉い方は何故か自動的若者全てを、『コロナ適応することができた世代!』だと変換してしまうことです。

何故か、一部に話を鵜呑みにして、ウィズコロナ適応した生活を送っており、それに満足していると思い込んでいます

はっきりいますけど、会ったことない人とのオンライン飲みとか苦痛なだけです。オンラインで親睦会とかしても90%は誰も楽しむことも親睦を深めることもできず、なんだったんだあれ?という感じで失敗して終わります

今の若者オンライン交流を深めていてそれで満足している、ってどっから出てきたんですかそれ?なんかそういうソースでもあるんですか?

皆さんが思っている以上に、入社入学時にコロナがあった世代関係希薄になってますよ、誰もお互いのことを知らず名前インターネット環境を知っているだけ。

あと、これもムカつきます

『在宅勤務での入社だったけど、きちんとそれに適応して成長してくれたね!』

適応してねーよ。

今も在宅勤務だから適応してないの見えてないだけだろ。

残念ながら、社会が抱いている若者神話のようにこの状況に適応している若者ほとんどいないでしょう、そしてオンライン修学旅行、親睦会を楽しんでいる人は10%にも満たないでしょう。

教務部の皆さん、人事部の皆さん、若者インターネットを使ってこの状況にうまく適応している、勝手に良きようにやってくれていてびっくり(おんぷ)というか夢から醒めてください。

新入生や新人がこの状況に全く適応しておらず、大変不本意状態になっている現実に向き合ってください。

彼らがやっているのは、若者賛美に見せつけようとした、ただの責任逃れです。

若者神話を作り上げることで、自分対処しなくて済むようになるのはよーくわかりますが、当事者からすると、たまったもんじゃありませんよ。嘘をつくのをやめて、せめてこの状況を認識することから始めてください。

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