いじめという言葉があるせいで、いじめがなくならないのだと思う。
いじめは、脅迫、恐喝、暴行、侮辱、強要、窃盗、器物損壊等などの要素を複数含んでいるため、いじめという言葉を使わずに、
「暴行を受けた」や、「窃盗の被害にあった」のような適切な言葉を使うべきだと思う。
脅迫された。恐喝された。暴行を受けた。このような場合どうするだろうか。
程度によって変わると思うが、最終的に警察に相談に行くと思う。
では、これらの犯罪要素を含む"いじめ"を受けた場合はどうするだろうか。
学校の先生に相談しようと考えるが、警察に相談するという選択肢が最初に浮かぶ人はあまりいないと思う。
これは、脅迫、恐喝、暴行、侮辱、強要などは犯罪だと認識しているが、"いじめ"は犯罪として認識していないことが大きいと思う。
このような状態になってしまった理由は、大きく2つの理由があると思う。
学校が教育機関であり、加害者は未成年のために、犯罪として罰するより、まずは加害者を教育しなけらばならないと世の中に認知されてしまっているのだと思う。
いじめの被害を受けた家族は、警察に相談することを考えると思う。
だが、警察に相談するとなると、クラスメイトを含む学校全体を巻き込むことになり、今後の子供の人間関係や今後の生活を意識し、できないことも多いのではないのかと思う。
なぜ犯罪を受けた被害者が人間関係を気にしないといけないのだろうか。
"いじめ"は犯罪であるにも関わらず、警察に通報するのは特殊なことだと認知されているからだと思う。
学校の先生の立場としても”いじめ”対応となると、何をしていいかわからないと思うし、先生によって対応が変わってくると思う。
学校の先生は教育の専門家であり、犯罪の専門家ではないからだ。
教育の専門家である先生に、犯罪の対応をさせ、その結果により被害者の子供の人生を左右されるから必ず成功しろ。というのはさすがに求めすぎではないかと思う。
学校の先生に「窃盗の被害にあったのですが、どうしたらいいでしょうか」と相談した場合、警察に相談してくださいとなるはずだ。
だが、日本には矯正教育,社会復帰支援を行う専門の施設が存在する。少年院だ。
とそれぞれの専門家がいるので、それぞれ専門に任せたらいい。
だが、いじめという言葉でオブラート包まれているせいで、犯罪という意識が薄まってしまっていると思う。
「こらー、わんちゃんをいじめちゃだめでしょー」と親に注意されたことはあると思う。
いじめ加害者の子供が持ついじめへの認識はこのレベルなのである。
重大な問題に対して、 長々とどこかで言われてるようなコピペみたいな主張を書いて、 提案することが「いじめって言葉を使わない」なんて悠長で無根拠な対策。 最後にポエムをちょ...