2021-02-25

なんで今さらボカロ系が盛り上がってきたんだろ?

ボカロ自体の全盛期ってたぶん2010年代前半だろ。

いまでも定期的にヒット作が出てるとは言え、

コミュニティとしてはもう往年の勢いはない。

しか米津玄師やYOASOBI、AdoといったボカロPおよび歌い手

大ヒットを飛ばすようになったのはここ二・三年のことだ。

もちろんそれ以前にもプロデビューした人はいたが

アニソン歌手としての活躍にとどまることが多かった。

こうした傾向の違いは何によるものなのだろう?

1. ボカロネイティブ

既に音楽をやっていた人間ボカロで花開いたパターンでは、

それなりに年がいっていたり、もうバンドを組んでいたりと、

新人アーティストとしては売り出しづらかった。

しかボカロネイティブ若い世代が出現したこと

音楽業界も売り出しやすくなったという説。

2. 標準装備説

いまどき音楽を志すなら大なり小なりボカロには触れているだろう。

ボカロPが活躍するようになったのではなく、

活躍する人がボカロを経由していることが増えただけという説。

3. 米津玄師

米津玄師メジャー活躍しはじめたので、

音楽業界が「いけるやん」となって、

それまでアニソン寄りだった売り出し方を変えるようになった説。

4. YouTube

ニコニコ動画の衰退を機にYouTube活動の場を移したボカロPの中から

若い世代向けに人気を獲得した者が出始めた。

Vtuberなども権利問題からよくボカロ曲の歌ってみた動画投稿しており、

あらためてボカロコミュニティが盛り上がってきた説。

5.サブスク

SpotifyApple Musicなどサブスクで聴き放題のサービスが定着し、

多くのボカロ曲や「歌ってみたカバーなどが気軽に聴けるようになったため、

新たなファンを獲得すると同時にマネタイズもしやすくなり、

ボカロビジネスが発展する土壌が整っていた説。

6. 単純なタイムラグ

なろう小説アニメ化するまでに10年近くかかったりするのと同じく

ボカロブームというWeb上の流行

アニソン方面から徐々に音楽業界に広まりはじめて

ようやく一般向けに到達したのが2020年ごろだった説。

どう?

  • ボカロネイティブ説と米津玄師説を個人的には支持する あとコロナの影響もあるだろう でもここ数ヶ月さらにボカロの人気が顕著なのはやっぱりプロセカの貢献度が大きいと思う

    • 米津の影響はあるよな。 今更だろうとなんだろうと売れるなら商売として成り立つわけだし、あんだけ売った人間が出てるからには業界としても目をつけるだろう。

  • VTuber に対する幻滅が関係していると思う。 VTuber の中の人の醜い姿を散々見せつけられると、 ボーカロイドという完全にバーチャルな存在の不可侵性を再認識したというか。

  • ボカロって今の20代前半以下が10年くらい前によく聞いてたはずなんで、ボカロっぽい音楽はその世代にとっちゃJ-POP的流行歌の一つなんでは

  • ボカロで作曲を本格的に始めた層が、プロレベルの作曲能力を会得して、さらにプロとしてしたたかに戦えるビジネス戦略やマーケティングといった多方面のスキルを身につける(ある...

  • ボカロ系が盛り上がってるとは思えない。 人間が歌うボカロっ“ぽい”曲が盛り上がってるだけ。境目とか差別化が難しいけど、YouTubeを中心とした新しいジャンルだと感じる。 その一...

  • Tiktokとかさ、VTuberとかが歌枠とかいってようわからんボカロ歌ったりする訳よ あと普通にボカロ使って作曲してた人がアニメのOP作ってたりするしさ 増田が言うほどボカロ界隈の盛り...

  • 歌ってるのが人間だから 曲が好きでも歌ってるのが機械みたいな変な声じゃ聴かない パフュームはまだ人間寄り

  • えっ?普通に音ゲーの影響だよ 今の若い子はゲーセンでプレイするゲームは音ゲーである頻度が高く、ボカロ初期曲から最新曲(音ゲーオリジナル含む)までカバーできてるんだよ ちょ...

  • 1、2が実際に起きるまで6の時間がかかった、ってところだろうな。

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