2021-01-20

西野亮廣サロン生を見ていて気になった点

80プぺの彼と、北海道女子大生noteざっと読んだ。

彼らは外部の人間サロン勧誘しないし、

映画女子大生舞台)のチケットを外部の人間に売ろうとはしない。

サロンの内部の人に、「君から買いたい」と、「信用」「応援」によって購入されることを前提にしている。

もっと上の人だと、また違うのかもしれないが。

その点がマルチと違う。

マルチと違い、サロン以前に築いた人間関係を食いつぶすリスクはなさそうだ。

外の人間迷惑をこうむるわけではない。

そのぶん、なんのためにやっているのかがよくわからない。

サロンでの経験を、「外」でいかすため?

そのわりに、彼らがサロンの外を見ている様子はあまりない。

隗より始めよ」で、まずはサロンの内部でキラキラすることが大事なのだろうか。

それとも、西野サロンは彼らにとってはすばらしい場所で持続性があり、

内部でキラキラすることが、人生目標となっているのだろうか。

女子大生周りは、「私と雑談1時間500円」などを皆が設定しており、

その枠を買って、相談に乗ったり乗られたりしている。

そういった雑談システムを使わず相談に乗ってくれた相手には、

一円の得にもならないのに、いつも相談に乗ってくれてありがとう!」みたいなことを言っている。

女子大生は、「西野作品二次創作を書く」と宣言し、お題を募集する。

そのさい、「提供枠」として、投げ銭ができる枠を用意する。

女子大生は「応援してくれる人を増やしたい」としきりに言う。

これが「評価経済学」の実践なのだろうか。

評価経済学」と耳にするとき、すでに高い評価を得ている人が唱え、実践しているケースが多い。

しかし、評価がまだまだ低い人が実践しようとしたときに広がるのは、こういう風景なのか。

彼らが欲している評価は、あくまで内向きに映る。

西野サロン内部での評価を高めたい。

価値観を同じくする内部の人に、映画チケットを売りたい。

それらは、外から見ると、ぬるま湯にも見えてしまう。

叱咤激励はありつつも、ベース価値観ひとつ

頑張れば、否定されることはない世界

もちろん、摩擦だけが人生経験ではないし、

西野サロンに限らず、コミュニティに属すれば、

その内部での評価は気になるもの

内部から見れば厳しい世界なのかもしれない。

商法説明する」の増田は、プペルはBBQエンタメと書いていた。

BBQとしては楽しそうだけれど、サロン所属している人は、

BBQで得られるもの以上を期待して、人生を賭しているように思える。

(プペルとサロンはまた別かもしれない)

そのあたり、読んでいて居心地の悪さを覚えた。

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