75歳以上の人は1回でも交通違反をしたら臨時認知機能検査だって。
軽微な違反1回だけでも即検査送りになる。日時も場所も一方的に指定される。
配達証明が一通届くだけ。それも数か月も遅れて。
返納返納いわれるし。
田舎と都会は違う。子や孫が同居していたって本人の交通手段の代わりにはならない。
こんな流れにしたの誰だよ。そら民主主義下なんだから「僕ら」以外の誰でもないんだろうけど…
とはいえ、都会の人、本当にわかってる?こんなこと決めたのって、都会で交通手段に困らない人だろうなって印象がある。
テレビや新聞も煽りすぎだ。我こそ世論、みたいな顔して高齢者の事故案件や免許返納のことをことさらに叫びまくってる。
高齢者だけに限らないし、免許制度以外もそうだけど、制度を締め上げれば社会は本当に安全になるの?罰則をどんどん重くすれば社会は平和になるの?
幸いにも自分は交通事故やその他事件で親族や大切な人を亡くしたことはない。だからわからないのかもしれない。過去、事件事故に巻き込まれた人たちの気持ちは察するに余りあるし、「お前に何がわかる」と言われたらそれまでだけど…
でも、「携帯電話使用等(保持)」の罰則が『現場の警察官によりその場で射殺』になったとしても、携帯を手に持って運転する人はたぶん減らないよ。
他方、この話題には自動車の発展と普及も大きく影響していると思っている。
自動車があるおかげで、超田舎でもモノが簡単に入手できる文明的な生活ができてしまうから、それに慣れた人がそのままの生活を続けて年老いて能力が落ちてきたら事故を起こすという。
国を支える産業が国を滅ぼしつつある(言い過ぎ)。この点、国や自動車メーカーはどう思っているか聞いてみたい。
(田舎には自動車が来る前から人がいたわけで、田舎者が文明的な生活をあきらめればそれでよいというのは、あまりにも厳しい意見だ…)