2019-09-18

女って誰のことなんだろうと

と、女の外側にいるので思う

ファッション誌を読むと、都会で大木々やの受付のお姉さんとして働くキラキラアラサーOL実家暮らし貯金30万、とかが出てくる。雑誌ドラマの中の30代女性

テレビに映るのは、若くて可愛い女子アナ。そこそこ賢い私立文系出の、賢く生きる強い女性。寮暮らしをしながらグループ活動するアイドル。売り出し中の若手女優。何十年も女優やってる50代女性

勿論こんな人ばかりではない。ツイッターにいるのは、タピオカとKPOPをこよなく愛す都会育ちのJK私生活趣味につぎ込むジャニオタ腐女子・女オタク9条を守るアラフォー女性、気性の荒い子育てママ、整形風俗嬢美容アカウント。その傍に実名鍵垢で交流する普通の人々。でも普通の人々も、複垢ではそれぞれ妙な属性を持った誰かである

駅にいるのは、行くべき場所と帰るべき場所を持った人々。部活帰りの女子高生、前髪バッチリ女子大生、カツカツとヒールで歩く美人もいれば、ひっつめすっぴん履き古したスニーカーで歩く不美人もいて、集団で歩くお婆さんとか、泣きわめく上の子に困り果てながらベビーカーを押す疲れたお母さんだとか、慣れないリクルートスーツキャリーを引く就活生だとか、数え切れないぐらいいろんな種類の女性がいる。

教室にいた頃のわたしは、1人か2人の友人がいればいい方の、大人しく暗い女子。同じクラス女子はおろか、男子なんて顔も名前もわからないぐらい赤の他人だった。きっと異性からすれば透明な存在教室にいたのは、男女分け隔てなく友人の多い、代わりに声が大きくてずけずけとした女子。ブスでも美少女でもない、オシャレと恋に精を出す子達グループ部活部長として活躍する真面目で根気強く優しい女子可愛いが陰口がひどかったあの子。おっとりして優しくてお母さんポジションにいたあの子

男とは、女とは、と語られるとき、少なくともわたしは女には含まれていないのだろうなと感じる。発達ガイジとしてドロップアウトしてもう、あっち側にしがみつくことすらない。

誰が女なんだろうなあとよく思う。ファッション誌に載っているキラキラOLは一体どこにいるのだろうと思う時みたいに。誰が女で、女はどこにいるのだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん