2019-07-31

電子データサインしてもらって、その筆跡を別の契約書類転用して、契約書を偽装する。某生命保険でそういったことがあったってNHKでやってるけど、あんまり驚かなかった。

得意先の役職者の印鑑、持ってるもの。得意先って言ってもまあ個人の店の社長のみたいなもんだけどさ。

1年契約の特約店契約更新とかだったら、ちゃん署名実印をもらいに行くわけよ。

でもちょっとしたキャンペーンとかはいちいち印鑑とかもらうの面倒くさいじゃん。

"商品1万円仕入れてくれたら500円分のおまけつけます"

"対象商品は以下の通りです"

"このキャンペーンに申し込みます"

っていちいち全部直筆で書かせて、署名して、印鑑を押す。これ全部毎度毎度、それこそ毎回なにかおまけ付けるたびにこんなの書かせるなんて無理よ。

商品が出たら、まあ試供品ほしいじゃない、店は。でもまあ試供品出すにも建前としては"買ってもらった分のおまけ"なわけよ。

から「あの店は今月10万買ってくれそうだしその店の名義なら5%分の5000円の試供品渡せるよな」ってなるわけ。でもまあ買ってくれない店にも投資のために試供品とか渡すじゃん。だからまあ白紙の紙だけ渡して印鑑名前貰うよね。そんでこっちであとは全部書いときますからって、回収するよね。

その店の名前で試供品限界まで取って、ほかの店に再分配。

きっちりとなんかやれないよ。交際費も5000円以上は事前申請必要だしね。事前申請せずにうっかり使ったら? さかのぼって申請していたかのように書いて提出するんだよ。上司も日付印、過去日にして承認してくれるしね。

一部上場企業とかは監査が厳しいからね。証拠を残さないといけないわけよ。だからまあ印鑑だけは押してもらって後から文字勝手に書くよね。

アリバイ作りなわけ。

あとからおまけ出したいとか、サンプル取り寄せたいとか、そういう時は「田中」「佐藤」「斎藤」とかありがちな苗字とか、あとは大口顧客社長名字のハンコ用意しとくわけよ。んで、月末とかに売り上げが足りないときとか、どっかの店でミスったり欠品させちゃったりした補填だとかに回すわけじゃん。そのために書類作って提出よ。押印も、名前署名も、契約書の内容も自分でね。

担当交代があれば印鑑も引継ぎ。名刺も引継ぎ。書類も引継ぎ。白紙契約書出して印鑑出してくれる店も共有。

そうやってうまいこと回してんのよ。

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