2019-07-10

何故現代社会運動は「減らす」アプローチしかできないのか

女性問題だとオタク絵を無くせ、エロい女を無くせ、偉そうな男を無くせ、いじわるな女を無くせ、女を強くしろ

黒人問題だと、色白を無くせ、白人黒人に置き換えろ。リトルマーメイドもそう。

既存の人気なもの女性に置き換えたり、黒人に置き換えたり、

これらは一見その人種尊重しているように見えて、実際は選択肢を無くしているだけ。

ゴーストバスターなんか最たる例で、むりやりおばさん入れた結果「おばさんがこういうのやるとつまらない」

っていう印象を与えてしまってる。あれをみてあのおばさんに憧れる人はいたんだろうか?

作った人は「女性でもええやん」って思えるようにしたかったんだろうけど、実際は違う。

キャラクターっていうのは魅力を出すためにいろんな部分を突き詰めて考えられてる。ポリコレが嫌われるのは、魅力や面白さをスポイルしてプロパガンダとしてキャラクターを利用するから

勿論良くない表現は、ある程度は間引く必要はある、でも最近は「減らす」ばっかり。実際女性選択肢は縮まり減っている。

魅力を生かせる世界じゃなくて、今現在政治的正しさしか資本を獲得できない事を余儀なくされている。これは女性自身黒人自身を殺しているのも同義

「美しくて可憐、男に人気がある」というのはある意味若い女性の強みでもあるけど、それを生かす手立てを殺されている。

ブラックパンサー興行出て人気になったけど、あの映画が良かったのは、黒人ヒーローというものを打ち立てて、それをカッコよく魅力的に描いたから。

「増やすアプローチを行ったから、あれを見て良くない思いを黒人に持ってる人も「黒人もいいな」って思えたりする。

今までの作品じゃ、「ねじ込み乙」としか思えなかったけどブラックパンサーは違った。

と言っても「増やすアプローチってのは、民衆欲望ジャッジされるから難しい。ポリコレは常に社会的後ろ盾があって、失敗しても傷つかない。

でも「減らす」アプローチ成功したものは多分無い。何かを変えるのは、いつも「増やす」事をした側だけ。子供が親から与えられた「正しい」ものには興味を示さないのと一緒。

からと言って、これから「減らす」アプローチを減らそう、というのは本末転倒。減らすアプローチを減らすことは不可能

から単純に減らした分だけ「増やすアプローチでいろんな作品が生まれればいいと思う。

  • 売上を見てから言ってるな〜って感じ。

  • 勿論良くない表現は、ある程度は間引く必要はある、でも最近は「減らす」ばっかり。実際女性の選択肢は縮まり減っている。 いや、ねーから。間引く必要のある表現なんか何一つね...

    • お茶の間で死体映像流さなくなったのも、ポリゴンが出てこなくなったのも、CMで怖い映像流さなくなったのも間引かれた影響だろ 回避しようがなく、与える影響がトラウマレベルで、...

      • 回避しようがなく、与える影響がトラウマレベルで、それが普遍的なものなら 少数の娯楽の為に多数が取り返しのつかない傷を負うならやめた方がいいとおもけどな 「回避しようが...

  • ゴーストバスターズ女版が何かを減らした、ってのは、それは何基準の話だよ。 駄作だから「減らし」てるんだったら、マッチョ全開のアサイラムZ級映画は、さしずめ悪いフェミニズム...

    • 元々男(オッサン)というアイコンでキャラクターを構成されていたものに、男を減らして女をねじ込んだ、だけ

  • 「増やす」社会運動だっていっぱいあるじゃない 夫婦別姓、同性婚、年金、生活保護、保育園、エレベーター ネガティブな側面ばかり見ないで欲しい

    • どちらかと言えばそれらは伝統的や合理的な慣習、リソースの奪い合いであるから 一概に「増やす」と考えるか「減らす」と考えるかは結構分かれる というか多くが増える側と減る側の...

  • 増えることを是とする言葉が教科書にないから 教育がそうなってる

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