2019-05-03

会田誠さんの「犬」を模写して学校に提出したら低評価だった」

という趣旨ブクマホッテントリに入っている。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1344247
それに対して教師側を非難するブクマ結構あるが、そのうちの大半がわかっていない。

たとえば、好きだからと言ってドイツハーケンクロイツの絵を描いて学校に提出したら厳しい指導を受けるだろう。
子供が気軽に絶対やってはいけないことだからだ。

同じように性的欲望を満たすために、若い女性の四肢を切断して自由を奪い、首輪をして裸で雪の中を連れまわす
ようなことは21世紀人間としては決して許されないタブーで、子供が気軽に絵に描いたりしてよいものではない。

もちろん、商業的な芸術家が、「人間というもの欲望を満たすために他者存在を平気で否定したりするよね」、
ということを芸術的文脈表現することは自由だ。ただし醜悪ものを描いているわけだから褒められるはずはない。

性奴隷の絵は、自身の性欲の肯定はあるが、それを満たすために他者否定・損傷している絵になっているため
とても醜悪になっている。批判的な文脈なしでそれを好きだということは、「私は自分の性欲、支配欲のためなら
他人を丸裸にして手足をちょん切って動物扱いしても、されても平気です、そういうの良いと思う」と言っているのと同じだ。

子供がそういうことを言い出したら周りの大人は当然それはいけないことだと注意するだろう。表現自由とかじゃない。
美術という以前に人間として軽々しく口にしたり描いてはいけない内容を学校で「好きなんです」と描いて出したりしたら
それは厳しく指導を受ける。

「エロならどうだったろう?」「難病で顔が変形した人のポートレイトならどうだっただろう?」
というコメントがある。
たとえば、ブコメで上がっているクールベとかバルテュスなどは時代的な性的規範からは逸脱しているとしても基本に女性礼賛、人間礼賛がある。
難病で顔が変形した人の絵は、ハンディキャップがあっても生きている、生きていけるという肯定がある。
ゲイレズビアン性愛テーマにした作品でも同様で、典型的性的規範からは逸脱しているとしても基本的に愛と生がテーマであり、
21世紀においては一部のキリスト教カトリックなどを除いて徹底的に非難されることはない。
ボンデージには肉体の美しさへの礼賛があり、束縛は一時的もの解放約束されている。一方四肢切断には解放がない。
 
  • anond:20190503115746

    事前に公表してある採点基準と違う基準で採点したからでしょ

  • anond:20190503115746

    ドイツではハーケンクロイツの使用は法規制されてる 法規制されてることとそうでないことを混同している時点で頭わるいなあとしか思わない

記事への反応(ブックマークコメント)

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