2019-04-22

酸っぱい葡萄ならぬ甘い葡萄

FANZA同人CG集買って抜くのが日課なんだけど、たまーに「あれ?サンプルは妙にエロい雰囲気だったのに中身がぜんぜん実用性ないぞ?」という同人CG集に当たる時がある。

それでも700円~1000円ぐらい払っているので抜かなきゃ損だと思って、なんとかエロいフィールを感じ取って抜く。

これって酸っぱい葡萄の逆の心理だなとおもった。

 

たまーに同人CGでも枚数が多いからか1500円ぐらいするのがある。サンプルみてかなり抜けそうだと感じて買おうと思うんだけど1500円となると考え込んでしまう。

なぜなら1500円あれば700円の同人CG集を2つ買えるわけで、つまり1500円というのは2回分の値段なわけだが、1500円1回はどうしても割高である

性欲旺盛の20歳前半ぐらいの時なら、失敗を恐れないガッツある絶頂ボリュームがあればそれだけ楽しむことが出来たものの、今はとにかく失敗をしたくないので、同人CG集を買ったら先ず一通り眺めて「このシーンで抜くからここで一気に力を上げる」と予定を立てて楽しむので、1作品1回が基本になる。

人物シチュエーションがころころ変わり複数抜ける作品がある大当たりなら2~3回もあり得るが、経験上、これは作家画力に比例する。画力が高い作家複数人物をかき分ける。これはまろんまろんがすごい。基本まろんまろん作品はすべて大当たりである。割高でもコスパが断然良い。

しかし、1500円とかでもキャラが三人以内だと一回しか使えない場合が多い。

から、1500円の作品を見た時、「これはコスパが最悪」と酸っぱい葡萄理論で避ける。(なお、セールで50%OFFとかになると買うもよう)

 

話を戻すが、一番最悪なのは700円払っても抜けなかったときだ。

ロケハンざっと内容をみて、思ってたのと違うとなると大変である

サンプルでノーマルな奴だと思っていたら製品版でおもらしが入るだとか、サンプルで催眠モノだと思っていたら製品版で常識改変で露出ハード痴女プレイ(見るに堪えない)しだすとか、サンプルでごっくんシーンがエロかったけど製品版でそのあと下品なゲップをするとか、そういう不意打ちを食らった時、怒りがふつふつと湧いてくる。

でも700円払っているのでなんとしても抜かなければならない。

そこで自分が持ってる作品は「甘い葡萄」だと思いこんで、目を瞑って抜くということをやってしまいがちである

サンプルで感じたフィールを、目を瞑って頭の中で反響させ、サンプルの製品画像だけを表示して、たまに目を開いて抜くのである

例えば、本当に許せなかった例の最後のやつだが、ごっくんシーンだけを表示して目を瞑って「上品人妻、がっつりフェラ」と頭の中で反響させ興奮を高めていって「これはいい作品だ。これはいい作品だ。抜けるいい作品だ。」と声に出しながら抜くのである

これを俺は甘いを葡萄理論と呼んでいる。

 

ただし、これをすると賢者と化した時の後悔がすごい。

先ず一通り眺めて「このシーンで抜くからここで一気に力を上げる」と予定を立てて楽しむ方法だと、絶頂というのは「至ってしまう」のである意識に逆らえきれない。ヘリコプターから飛び降りスカイダイビングのような抗えない力に身を任せるので満足感も高い。

しかし、頭の中で反響させてシーンを切り出して抜く方法は、まるで泥の中を潜るような苦心しかない。それでも人間不思議もので絞り出したかのように「至る」。

同じ700円でも結果は文字通り雲泥の差である

 

これを避けるためにはどうすればいいのか。

それはきっと、手が届かない葡萄を見つけた時に酸っぱいと思わないこと。そして、酸っぱい葡萄を甘いと思い込まない素直さが必要なのだろう。

素直であること。それが本当の人間であると言える。

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