2019-02-25

anond:20190225102230

1919年に行われたワシントンでの飢餓実験では、カロリー制限有効性を否定する結果が出ています

研究対象となった被験者は、1日1400~2100キロカロリー食事を摂ります

これは、通常の摂取カロリーより30%削減された食事なのですが、実験参加者の総エネルギー消費量も30%減少していたことが判明しました。

これは、摂取カロリーを減らしたことで、体がバランスを取ろうとして消費カロリーも抑えたため。

摂取カロリーが減った分だけ、体は消費カロリーも減らすよう勝手に調整しているのです。

また、「ミネソタ飢餓実験」と呼ばれる1944年1945年実施された調査では、

カロリー制限しすぎることの恐ろしさ」が判明しました。

第2次世界大戦後、何百万人も飢餓さらされたのですが、当時は飢餓状態人間生理活動にどう影響するかは未知の情報でした。

そこで、カロリー制限をしている時期と、回復期における状態理解する目的実験が行われました。

被験者は平均身長178センチ、平均体重69.3キロ健康で、平均的な体格の若い男性36人。

はじめの3カ月、ごく標準的食生活を送り、次の半年体重24%減を達成するよう摂取カロリーが調整されました。

カロリー制限中、男性たちの心身に変化が見られます

被験者たちは真夏7月だというのに寒がり、夜には2枚の毛布にくるまらないと眠れないほど震えだしたのです。

そして、安静時の代謝量を計測したところ、通常時と比べて40%も減少していたことが判明しました。

精神的にも悲惨な影響が見られました。被験者は、強烈に食べ物に魅せられるようになり、集中力を失い、

なんと大学中退する者まで現れたのです。その後の調査で、カロリー制限によって起こりうる数々のデメリットが次々と明らかになりました。

カロリー絞っても「やせられない」という逆説

https://article.auone.jp/detail/1/3/6/7_6_r_20190111_1547154003927377

記事への反応 -
  • 朝と昼を抜いて、夜を普通に食う生活を1年続けて欲しい。 そのくらいからジリジリからだが飢餓状態になって太り始める。

    • ぐぐったけど飢餓状態で太るってかなり怪しい話みたいだな 食べてないのになぜか太るって状態なんだろ、これ ありえるのかな

      • 体が飢えている状況だったら すべて脂肪(エネルギー)に変えようとなるのも普通だろ。

        • 1919年に行われたワシントンでの飢餓実験では、カロリー制限の有効性を否定する結果が出ています 。研究の対象となった被験者は、1日1400~2100キロカロリーの食事を摂ります。 これ...

      • 普通の人間は食品中の50%を吸収していて、栄養計算上でもそれで表示してる 飢餓状態になると70%を吸収するようになって、実際は表示カロリーよりも多くなってる とか?

    • 若いときに、朝食は抜き、昼食はおにぎり一個みたいな生活してたけどガリガリだったわ。 結婚してちゃんと三食食うようになったら太った。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん