どうせそれがわかったからと言ってみんなが金持ちになるわけじゃないから包み隠さず話したいと思う。
まず大前提
人間はもともと数を正しく把握できる生き物ではありません
頭の中にリンゴを思い浮かべてください
数字を使って数えずに、何個までだったら瞬間的に個数を把握できますか?
5個?7個?11個?
人によって多少の差はあるかも知れないけど、せいぜいそれくらいが限界でしょう。
つまり、人間が数として正しく把握できるのはそれくらいの数までということ。
違いますか?
みなさんちゃんと義務教育を受けてきたのでかなり大きな桁の数字まで理解できていると思っていますよね。
では、体育館いっぱいに人が入ったとして、その人数を瞬時に正しく把握することはできるのでしょうか。
そんなわけありませんね。
だれだってあの手この手で数を数えはじめて、ある程度の予測で済ませたり、きっちり気が済むまで数えたりして初めて数字として測定されます。
そうやって数字に変換されたら把握できたと感じるかも知れませんが、それは数えた後に数字という概念として捉えているに過ぎなくて、目の前の数を正しく把握出来ているわけではありません。
つまり人間は、本来ほんの数個までしか数を正しく把握できないんです。
それを数字という概念に置き換えることによって、本来ならば把握できるはずのない規模の数まで取り扱えるようになっているに過ぎないんです。
逆を返せば、概念として数字を扱うことができるようになったから、ここまで進化できたのも人間だと言えます。
それは違うという人はもうここでお引取りいただいて結構。
論点を変えてこの話しを否定したいだけの人も同様にお引取りください。わたしとは考えが相容れないだけのことです。
お金を稼ぎたいなら、大きな桁を扱う仕事をしろということです。
逆を返せば、貧乏になりたくないなら小さな桁の買い物で満足するなということです。
乱暴な言い方をすれば、数字の桁はつまりその人の経済ランクとイコールです。
金持ちは、あの手この手で貧乏人が桁を繰り上がることを阻止してきます。
少ない桁の金額しか持たなければ、それで満足できる生活を求めてしまうかも知れませんがそれは間違いです。
その桁で生きようと思えばいくらでも生きられるのがこの世の中です。
抜け出そうという意思がなければいつまでたってもその桁からは抜け出すことが出来ません。
いまの資本をもとに、細かいものを売るのではなくて、次の桁を扱う層に響くものを売ればよいのです。
そうして扱うものの桁を増やしていけば、自然と自分の生活もその桁にあったものになります。
貧乏人から少しずつお金を巻き上げる商売は、いまや何をやってもあとから来た大きな資本に根こそぎかっさらわれてしまいます。
だったらこれからお金を稼ぎたい人が相手にするのは、今すでにお金を持っている相手です。
そして、人間は数値を正しく把握できる生き物ではありません。
だったら自分がその桁を扱えるようになればよい。たったそれだけのことです。
どれだけ才能があっても、どれだけ努力をしても、そこに金がなければ稼ぐことは出来ません。
ならば変えるべきは稼ぐ場所であり相手にほかならないわけです。
自分はお金よりも時間や生活を大切にしたいのでもうこの桁で満足です。
自分を取り囲む環境がすでにその桁ですので、今の仕事にあぶれても同じ桁の仕事を探すことは難しくありません。
難しく考えず、自分が生きる経済圏を着実にステップアップさせていけば、自ずと自らが満足するランクまでは上がることができるはずです。
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