介護疲れという状況を初めて認識したのは私が高校生の時、親が近くに一人で住む認知症の祖母の面倒を見ていた時。
鈍感で何言われても気にしない省みないような父親が夜うなされていた。
徘徊等による症状の対応で職を失い介護につかれた中年男性が心中しようとするエピソードがある。
救いようの無い様子が垣間見えて、どこにぶつけていいかわからない飲み込めないモヤモヤとした気持ちで胸がいっぱいになった。
元気な時は元気、崩したときは解離を起こしてしまい意識はあるが行動を制御できないというもの。
そんなアラサー。
とここまでが自己紹介。
今は家族、職場など周囲の理解もあってマイナス側ではあるが安定している状況。
元々病気については知っていたため一緒に治しながら生きやすい生き方をしていければと思っている。
こんなケースは精神疾患にかかる人が相当数いるこの世の中ではあまり珍しくもないものだと思う。
だけども、だけども周りがうらやましいとも思う。
子供が出来て子育てに大変そうながらも幸せな忙しさに満ち溢れている家庭。
家庭を顧みずやりたい仕事に没頭している人。
ミュージシャンの小室さんの騒動があったとき、女性問題に注目されて奥さんに対する
不義理が話題になった。夫婦間の問題ではあるが私もそれは不義理ではあるなーと思う。
ただ、それほど本人は日々の生活に疲弊していたんだろうなと共感する部分がある。
言いたい、吐き出したいことが色々あったはずだがまとまらない。
一つだけ聞きたい。
介護、看病に疲れてる私を見て、別れを進めてくれる人がそれなりにいる。
共倒れになったらそれこそキーチVSの話のように誰も救われないが、介護や看病に疲れ、自分の人生を生きるために別れるという人はいるのだろうか。
いるならどのように自分の心に折り合いをつけたのか聞きたい。
精神障害者でも結婚できるなんて羨ましい
別れたい気持ちや責任を誰かのせいにしたくてウズウズしてる感じ。卑怯だな~