正確に言えば、そこに集う人たちが好きだ。
最近、twitterで、神漫画をupして単行本になる人とか、素敵動画をupして、テレビに紹介されたりニュース記事になるような話をよく見聞きする。
秀逸なコメントには大量のfavがつきRTされ、テレビなどで紹介、一発ネタはLINEスタンプになったり、など。
素敵なpixivの漫画を紹介して、それが単行本になったり、などtwitterの宣伝で、有名になった物も多い。
そこには、才能を「無駄使い」している人は正確にはいないのではないかと思う。
twitterにあげられた才能は、かなりの確率で、単行本、スタンプ、などのお金を稼げる光の世界にあがっていくからだ。
光の世界に上がっていく人はいる。supercell、ぐるたみん、などオリジナル曲が評価されている人たち。
曲をupするのは動画サイトのニコニコが得意だから当然ともいえる。
自分が好きなのは著作権違反すれすれの動画のことだ。今流行の新ポプテ島や、桃邪気PとかのMADなど。
twitterであげれば、著作権違反ですというリプが大量につくと思われる動画達。
ニコニコではそんなことを言う奴は客層的にほぼいない。
アップした当人も、ヤバイ物とわかっているために、名前を晒すこともなく、光の世界に上がっていくことはほとんどない
とんでもない動画をニコニコで見る度に、こんな才能の持ち主が、表に出ることもなくこの世界のどこかで普通にバイトとかして生活してるのか、と思うと不思議な物がある。
ニコニコと2chというのは、一種の文化のようなもので、失われたら代替品はもう現れない気がしている。
あのアングラの時代だったからこそ、立ち上がったサービスだと思う。
仕事やプライベートで疲れることや泣きたくなることがあったら、ニコニコの動画を見に行く。
面白い動画で笑うのもいいけど、普通の動画見てても、流れるコメントだけで面白い。
どれだけ救われてきたことか。