2018-01-04

頑張らないことは悪いことなのか②

https://anond.hatelabo.jp/20180104002158

これの続き↑

コンプレックスにまつわる記憶が鮮明すぎて自分でも怖い。

①のレビューをすると、自分より能力の低い者が他人に手伝われて自分よりも評価されることを知った話である

さてさて、ここからも妹へのコンプレックスが続く。

エピソード3

妹はとにかく中高時代先生から目をかけてもらえる子であった。

最たるもの高校時代エピソードである

妹は科学系でチームで研究をしていた。その研究担当されていた先生の尽力もあってか、ちょっと有名になった。どれくらいかというと、地方局地方紙がとりあげるくらい。

その時は、あーすげーなーとそれくらいしか思っていなかった。問題はあるときある人に言われた言葉。君の発音で、スピーチ大会に出たことがないとか嘘でしょ?と。自慢ではないが、私は英語教師がほめるくらいには発音が良かった。その時、あー私も英語先生がそういうの進めて出てれば妹みたいにスポットライト当たったのかな、と思ってしまった。(今考えれば出たところでスポットライトあたるとは限らないのである

ともかくみんなから妹のようにちやほやされて家族にも親戚にも褒められたかったのである。実績を残して。前述したようにつけあがるという理由で褒められないから。テストで一桁の順位とっても褒められないから。

これは妹とは関係のないエピソードであるが、私は評価されない星の下に生まれしまったのだなと思うことが一つある。

妹が研究で注目されて少しの頃、私は全国の標語的なものに選ばれた。狙っていたわけでもなかったのでこれは寝耳に水であった。私の高校は、標語であろうとなんであろうと全国レベルであれば名前入りで横断幕が作られる。そりゃあみんから褒められたいと思っていた私は浮かれた。だが、結局、同時期にとある部活インハイ優勝と先輩の数学オリンピック出場で、垂幕をつけるスペースがないと、私の垂幕は作られなかったのである。悲しかな。

そんなこんなで18年、自分みたいに頑張らなくても評価される人間や、自分よりできない人間他人の力を借りて自分はるか上を行くことを目の当たりにしてきたのであるしかも、あなたは一人でできるよね、の大義名分のもと、誰にも助けてもらえないのである。つらいな。

そんな私は大学受験ときに周りからあんたは普通にやってれば合格間違いなしというプレッシャーが嫌になって逃げ、受験失敗したのである

そのときに父から言われた言葉が、

お前はいつも踏ん張らなきゃいけないところで踏ん張れない。頑張ることが恥とでも思っているのか。

である

どの口がそんなこと言えたのであろう。

まぁそんなこんなあったが、とにかく大学四年間は、このコンプレックスことなんか忘れ去って過ごしていたのである

字数制限が怖いので続く)

記事への反応 -
  • 何で頑張らないんだと怒られたことが数回だけある。 正月早々、暗いことを思い出してしまった。 これから始まるのは、私が20数年抱えているコンプレックスの話で、楽しくもなんと...

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        • あなたの親は、多分、自分の長女が優秀なのを悟り、あまり褒めると凡人である妹がコンプレックスに陥ってやばい、と思ったのであろう なので、凡人である妹が引きこもり等になるこ...

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