いわゆるギークとかナードというか、昔のインターネット大好きな人間のものではなく一般社会の延長に成り下がった今のインターネットでは皆平然と顔出しをしている。
TwitterでもフェイスブックでもYoutubeでもインスタでも、媒体に差はあれ、インターネットで顔を晒すという行為が当たり前という人間は世代によってはもう多数派になってるかもしれない。
でも俺のような日陰者の懐古主義者のように、インターネットで顔を出すなんて行為がありえないと思う人間だって一定数いるだろう。
だって、そうだろ?
みんな怖くないの?
そりゃ顔を出すのが当たり前になれば自分だけってことはないし、今やYoutuberなんて当たり前にいるわけだから今更何言ってんだオッサンと言われりゃそれまでだけどさ、それでも毎月、いや毎週、毎日のように何処かの誰かが有名無名を問わず炎上して、どこの誰かもわからない正義の人たちに現実じゃとても言えないような罵声を浴びてるわけじゃないですか。
そりゃ、炎上する人間が一番悪いんだという理屈はあるかもしれないけど、ネットで炎上したらごめんなさいしても解決しないじゃん。
一度目をつけられたら過去の迂闊な言動とかを逐一掘り出されて、燃料の足しにされちゃうわけじゃないですか。
卒業文集だの写真だのが流出するなんてよくある話だし、自称知り合いがあることないこと語り出すまである。
ネガティブに考えればキリがないのはわかっているけど、それでも現実そういったことはもう珍しいことじゃなくなっている。
自分がそんなことになるはずないって、本当に言い切れる?
俺は無理だね。人間誰しも後ろめたいことや人に言えないものはあるし、これからないとも言えない。
ちょっとした間違いで、酒の勢いで、些細な気持ちで発信した何気ない情報が三日三晩燃え続けるかもしれない。だってさ、もう炎上自体が当たり前じゃん。ネットニュースとかみてるとこんなので炎上すんのかよみたいな案件あるでしょ。
なんだよそんなの運も絡むじゃねーか。炎上するやつは運が悪いってか。肝練りかよ。
話が長くなったけど、顔出しをやめろとか物申すとかそんな偉そうなこと言いたいわけじゃなくて、言ってしまえばみんなすごいというか、俺が時代についていけていんだなということが言いたいんです。
インターネットは変わって、自分は自分の頭のなかにある古き良きインターネットを引きずっている、それだけなんですよね。
もうインターネットはおもしろFlashで盛り上がるような奴らのものじゃなく、現実社会を精一杯生きるキラキラしたみんなのものになったんだよ。それを受け入れなければいけない。
それでも、今なおやっぱりインターネットのしっとりジメジメしたところにいる人間というのは一定数いるし、良くも悪くもインターネットを現実と切り離して振る舞う人間は存在するってこと、覚えててほしい。
そう、それはまさにここ、「はてな匿名ダイアリー」のように────
主語でかくない ネットで顔出ししてるやつは総じてスゴイ
知り合いにもいるけど、SNSで子供の写真バンバン載せる人がちょっと心配 犯罪の恐れもあるし、自分だったら中学高校ぐらいにその事知ったらグレるよ