うーんちょっとこれは説明が難しいんだけど、フェミニズムが糾弾してることの中には男性が「権力持ってたり、好き放題女を選んでは捨てを繰り返してる」ことももちろん含まれるのかもしれないけど、主にそういうことではないってことかな。
例えば男性が「成功していなければ男ではない」とか「男のくせにだらしない」「男なんだから重い荷物を持て(男だからじゃなくて男女関係なく体力がある方が、でいいのに)」とか男らしいことを求められることって、実は理不尽なことだと思うんです。男性だって成功できない人もいれば体力のない人だって勇気がなかなか出ない人だっているはずなのに、男だからっていう理由だけでそれができて当然であるって言われるの、つらいと思います。そんでそこから外れちゃった男性がいわゆる弱者男性と言われてるわけ。
そして女性も同じように「優しく控えめであれ」とか「女性だから(男性に分業されることなく)家事をするのは当然」「女性なのだから会社の飲み会でもお酌してホステス役をしなさい」「女のくせに乱暴だ」「女はいずれ家庭に入るのだから学歴はいらない」「女は愚かだ」「女性は(女性の方が必ず能力が劣るという決めつけから)男性と同じように働くことはできない」といったような、えーとジェンダー・ステレオタイプっていうんでしたっけそういうの、そういうものに縛られて生きている。最近はだいぶ変わってきたけどね。
そんでそういうジェンダー・ステレオタイプな考え方って、強者弱者老若男女関係なく誰もが多少持っていて社会構造にも影響しているもので、フェミニストが戦うべきは本当はそういう思考や構造であって、男性自体ではないわけです。
まあちょっと勘違いしてて、男性ばっかり強硬に叩いてる人もまあまあいるんで嫌われちゃうことが多いんですけど、男性に非難が集まりやすいのは、男性の方が女性に対するジェンダー・ステレオタイプに無頓着であることが多いからというのもあるかも。でも逆にフェミニズムは女性の立場しか擁護しないので、男性に対するジェンダー・ステレオタイプには無頓着なわけで、どっちもどっちなんですけどね。
まあだから、フェミニズムっていうのももう古くて、それをもっと女性の問題だけでなく弱者男性に対する差別や、人種や属性なんかもひっくるめて、みんなが生きやすい世の中にしていきましょうっていうのがポリコレかなって。
間違ってるところもあるかもだけど、私の認識だとそんなところです。
権力持ってたり、好き放題女を選んでは捨てを繰り返してるのは 上位2割の強者男性 弱者男性はもちろん普通の男には男性であることのメリットを何も享受してない フェミの敵は強者...
うーんちょっとこれは説明が難しいんだけど、最近のフェミニズムが糾弾してることの中には男性が「権力持ってたり、好き放題女を選んでは捨てを繰り返してる」ことももちろん含ま...
フェミの中にも強者男性のみに反抗し、弱者男性には共感を示す層もいるのだが そういう余裕のある女性はそれこそ上位2割なんだよねえ