2017-07-30

男の収入に対するコンプレックスはめんどくさいという話

ちょっとのしくじり先生で、レイザーラモンHGが、妻と年収が逆転して男のプライドが傷ついた話をしていた。

私も似たような話がある。ただ、妻が一億稼ぐみたいな凄い差が広がる話ではない。

年収ベースで100~200万ほど違った彼女と付き合った時の話だ。

高収入女子の皆さんが、貧乏な男と付き合った時に参考にしてくれればうれしい。

少し前まで超有名大学をでた後に、一部上場企業入社した彼女と付き合っていた。

さらに私と付き合っている最中に、さらに超有名企業転職した。

一方、私はと言うと、ちょっと前に正社員で働いていた会社をやめざる負えなくなり、

当座の生活費のため、貯蓄どころか借金をつくってしまっていた。

彼女年収はというと、新卒一年目に稼いだ年収よりも給料が少なかった。

ちなみに、2人共、アラサーで私の方が3つほど年上だ。

ある時、そんな彼女同棲結婚に向けて話し合いしていて、その流れで当然のごとくお金の話に至った。

そして、毎月、いくらお金を貯めているか話題になった。

当時、私は派遣社員でその借金を返しつつ、なんとか毎月貯めていたお金

1万円

であった。

それに対して、

彼女「少なっ!!!」 の一言が……。

確かに少ない。その通りだ。だが、私にとっては上述の理由で精一杯であった。

借金する方が悪い。その通りだ。だが、それが私の現状だったのだ。

この一言により私の自尊心プライドはかなりダメージを受けた。

今の収入に満足していないし、それでも必死にためていた金であった。

その後、結婚式をあげるために、100万円を貯めようという話になった。

すると、

彼女は「私だったら、(100万円ためるのは)すぐだけどね」と言った。

ええ、そうだろう。ボーナスももらえるあなただったら、そんな金額ははした金だろう。

あなただけではなく、多くの男だったら、簡単だろうが俺は違う。

だが、私は違う。たいしたことのない会社新卒で入り、キャリアアップしようともがくも失敗して、借金までつくった。

そんな男にはそれは簡単じゃない。

などと、口にはださなかったが、私の心はひねくれ、惨めな思いでいっぱいになった。

以後、私は彼女お金の話をすることを避けるようになった。

とにかく、彼女年収差があることを意識するのが嫌になったからだ。

その後、私は、彼女年収に追いつこうと、無理矢理にフリーランスとして転職した。

もちろん、自分キャリアアップのためでもあるが。

そして、そのキャリアアップに見事に失敗し、彼女との関係はそれをきっかけに悪くなっていき破局を向かえる

私がそんなしょうもないプライドを持たずに生きていればそんなことにはならなかっただろう。

だが、私はそんなに人間ができていない。

そして、世の中には、私の様に人間ができておらず、チンケなプライドをもった男は少なからずいると思う。

世の女性達には、男の童貞と金の無さをいじる時には一段と注意して欲しい。

めんどくさいけども……。

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