2016-09-27

恋する寄生虫ver9

http://anond.hatelabo.jp/20160927040319

現在:P304-

9つの物語

比翼は傷付き飛べなくなるか

高坂からエロスにより卵を大量に植え付けられ、苦悩がなくなったりしないかなあ」と思ったり

相変わらず自分ゲスであるが、自らのダブルスタンダードを許すのは仕方がない

これも自分




さて、読了、読み終わり、読み終わった

なんともきれいに終わってしまい、感想はあまりない

自分自我違和感のある結論、結末ではなかったからだ

死一宇なら、生きていれば、否、生きるしかない、生きる理由は生きる以外にはない、つまりであるという結論を持つが故に

自分にとって、この後がいくら死だったとしても、生き汚く生に延びて欲しい、延びるべきであると思ってしまうのはどうなのだろうか

主観幸福を優先するといいつつ、死を根拠なく否定するダブスタっぷりに、呆れるばかりである

まあ、なんでもいいか


意図したわけではないが、章数と同じだけこちらもエントリを書いた

これから2chとげんふうけいのtwitterでも覗いてみようかと思ったが

わたしはもう、ねむい

人を選ぶ作品であった

正に、悲哀と苦悩を持たない、それも同じ質でない場合には触れ得ぬ作品であった

げんふうけいは、同じ時期に同じ体験をしたものを惹きつける何かを持っていると思う

そうした構造村上春樹である

しかし、あの当時のvip、そのネット文化、というよりその背景にあるなにかしらの共有物を持っているあの当時の人間として

そして、リアルタイムで進行するこの世代として、この経過がどうなるのか、一緒に流れていきたい

もう ねゆ はしってねゆ(ときかけ)

 小説はもと/\毒のあるものです。苦悩と悲哀を母胎にしてゐるのだからね。苦悩も悲哀もない人間は、小説を読むと、毒蛇に噛まれるばかり。読む必要はないし、読んでもムダだ。

 小説劇薬ですよ。魂の病人のサイミン薬です。病気を根治する由もないが、一時的に、なぐざめてくれるオモチャです。健康な豚がのむと、毒薬になる。

 私の小説を猥セツ文学と思ふ人は、二度と読んではいけない。あなたの魂自身が、魂自体ふるさとを探すやうになる日まで。

 私の小説は、本来オモチャに過ぎないが、君たちのオモチャではないよ。あつちへ行つてくれ。私は、もう、ねむい。

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