2016-09-24

電通リスティング広告運用ミス運用者だけの責任なのか?

 電通ネット広告運用顧客への報告で不正があったと話題になっている。

 

 クライアントへの実際に掲載されていない広告広告請求や、事実と違う事象を報告などは論外だ。

 

 でも広告掲載されている期間なのに実際は掲載されていないことには代理店に同情の余地があると思っている。

 というのはリスティング広告(検索エンジン連動型広告)の掲載基準順位運用から見てもブラックボックスからだ。

 以下がYahoo広告掲載順位に関する説明だ。

 

オークションランク構成要素

 

オークションランクは、以下の要素によって構成されます

 

広告グループキーワードに設定した入札価格

広告品質

推定クリック

当該広告タイトル説明文)がどれだけクリックされうるかという推定の値です。広告過去クリック数やインプレッション数の影響を受けます

– 表示URL過去クリック

その表示URL自体がどれだけクリックされたかという実績値です。

広告文と検索クエリーの関連性

広告掲載された地域別の掲載実績(アカウント全体)

インターネットユーザー検索クエリ

– 各種デバイスPCスマートフォンタブレット)での広告掲載実績  など

https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1131

 

 まあ色々書いてあるけど、実際にお金出して出稿してみないと、どれだけ掲載されるかされないかわかりませんというのが実際のところ。

 

 昔は単純なクリック単価による入札だったのでもっと読みやすかった。

 「軽自動車」という言葉検索された時に一番上に載せるには、今一番上に掲載されている広告クリック単価○○円で掲載されているので、最低○○円必要ですとわかりやす説明できた。

 

 今の順位付けはブラックボックスなので、いくら払えばこのように掲載できますという明確な説明ができない。

 お金を出して買う「広告」なのに、その対価である広告掲載不明瞭な基準にしている“Yahoo!プロモーション広告”“Google AdWords (アドワーズ)”にも充分に責があると思う。

 検索エンジン連動型広告は実質YahooGoogleの独占なので、それでまかり通っていいるのだ。

 昔のように単純なクリック単価オークション制にすべきではないだろうか?

  

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん