(版画だから浮世絵の色はのっぺりしていてファミコンのグラフィックみたい。
そう思っていたらグラデーションが!
思い返せば普通にグラデーションしている浮世絵をたくさん見ていましたけど、
意識していませんでしたわ。彫り師か摺り師の技術高すぎですわ。
小倉擬百人一首の題材にされている江戸時代の人物には、とんでもない人がいらっしゃって、
あの方々を持ち上げる江戸時代の人は現代人とは感覚が異なることを思い知りました。
八百屋のお七なんて、今ならひんしゅくを買いっぱなしになってしまうと思いますわ。
そういえばヨーロッパでも中世の人は犯罪者に同情的だったと、ものの本で読んだことがありますわ。
スカイツリーの地下で復活して現代レスリングトップの方とドリーム対決してほしいです。
説明から摺物と呼ばれる自費出版で趣味に走った同人誌的なものがあったこと、
当時の「写真」が「作者の観察に基づくスケッチ」の意味だったことなどを学びました。
魚づくしシリーズには何故か鯖がありませんでした。鯖がありませんでした!
文字通りに「見当」がずれたり、下の段にある縁の部分を擦って変な線が表れたり大変でした。
最後に輪郭線を摺るので、色の載った紙が一気に「作品」に変身するところが病みつきでした。
最後にミュージアムショップで復刻浮世絵(嶋田と池鯉鮒)を買ったのですが、
学芸員さんに「選んでください」と……
「同じ絵ではありませんの?」
「版が違えば微妙に違うんです」
今後、中期・後期の展示があるそうですわ。
版画の色彩というのはちょっと異常なものだ。 デジタル塗りのような均一な塗りが可能なうえに、デジタル塗りのようなグラデーションも作れる。 正しくは、塗るのではなく摺るという...
三ヶ月ぶり二度目の中山道広重美術館リターンズですわ! 前回が「絵師広重の歩み」前編で、今回は後編ですわ。 中編なんてありませんでしたわ。いいですわね? 解説を読む読むと...
実際、名所江戸百景は他の浮世絵よりもちょっと手がかかってる。 普通、浮世絵というものは板が5枚以内で作られている。 主版と呼ばれる輪郭線の板は裏をつかわず片面で板一枚、そ...
中山道広重美術館に行ってまいりましたわ。 三回目ですわ。 保永堂版「東海道五拾参次之内」の企画展が開かれていました。 東海道五拾参次之内の作品をみて気づいたのですが、 近く...