2016-02-24

のぞきが大好きな私の息子

11ヶ月になる息子がいる。

この時期の子は本当に目が離せない。

危険ものは手の届かないところに置いているが、

親が想像できないようなことをやらかすので、

付きっきりで見ていないと不安しょうがない。


この前は机につかまり立ちをして、

机の上に置いてあったノートパソコンをドカドカと叩いていた。

電源は入っていないし、11ヶ月の子供の力なら壊れないだろうと、

そのまま遊ばせていたのだが、ちょっと目を話した隙に

キーボードキートップを手で外して口に含んでいた。


もしそれを飲み込んでいたら大変なことになっていた。

子供が飲み込みそうなコインや小さなものは片付けてあるが、

まさかキートップを外して口に含むなんて私には想像もできなかった。

そんな経験から、常に息子が誰かの目の届く場所にいないと不安不安で仕方がない。



さて、我が家は妻と息子の3人暮らしである

私一人で息子の面倒を見ることもよくある。

ただ、私は父親である前に一人の人間であるので、どうしても生理現象には逆らえない。



一人で息子の面倒を見ている時に催してしまったこともある。

いくら不安でも、息子を抱っこしながらトイレには行けない。

私は息子を歩行補助器に乗せて、息子が部屋で遊んでいる間に

トイレに行くことにした。


歩行補助器は頑丈で大きいのでどこかに体当たりしても、

家具が傷つくことはあっても、息子が傷つくことはない。

行動範囲もある程度制限される。

危険場所でのつかまり立ちもできない。



それでも不安なので、トイレのドアを開けたまま用を足すことにした。

そうすると、ある程度部屋で息子が何をしているか確認できるのだ。

息子は部屋で歩きまわって遊ぶと思っていたが、

驚くべき予想外の行動に出たのだった。


なんと、息子は私が便座に座っているのを確認すると、

嬉しそうに笑い「あぁ〜〜〜〜!!!」と嬉しそうな悲鳴をあげ、

満面の笑みでこちらに走ってきた。



トイレ入り口には段差があるので、

歩行補助器に乗った息子はトイレの前までしか移動できない。

息子はトイレの前で、この上ない笑顔で「アハアハアハアハ」と、

それはそれはご機嫌な様子だった。

一緒に遊んであげても、あんなに嬉しそうな笑顔はそうそう見られない。



息子の安全確認できるのは良いが、

人がトイレで用を足すのを見てそこまで嬉しそうにするのはどうなのかと、

複雑な気持ちになった。


妻に聞いてみたら、妻も同じような経験があるという。

ただ、11ヶ月という年齢を考えると、性的意味合いはなく、

かくれんぼのようなノリでやっているのではないかと思う。そう信じたい。

ただ、息子が嬉しそうにするのは私がトイレにいる時のみで、

他の場所にいる場合はいつも通りである



ということは、かくれんぼ説ではうまく説明できない。

それなら、息子がのぞきを楽しむ理由は他にあるはずだ。

その心当たりが全くないと言えば嘘になる。



あれは、まだ息子が妻のお腹の中にいた頃である

前彼からは「変態」と言われたことのある私の妻は、

私にトイレのドアを開けたまま用を足すことを要求してきたことがある。



物心ついてからは、人に用を足すのを見られたことは一度もなかった。

親しい関係にある妻に見られるとしても、それは非常に恥ずかしい。

そんな恥ずかしがる私を眺めて、妻は非常に嬉しそうだった。

そんな妻の姿を見て、私も悪い気はしなかった。



赤ちゃん母親お腹の中にいる時、

母親の食べたものはもちろん、感情経験なども赤ちゃんに影響すると言われている。

やっぱり、息子ののぞきはあの時の行為

影響しているのではないかと思わずはいられない。



ただの一般論か、もしくはあの時の行為を思い出して

皮肉を言っているか不明だが、妻はたまにこう言うことがある。

赤ちゃん教育ってすごく大切なのよ。」

私もこの意見には100%賛成である

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