2015-06-04

無能経営者の下で働いてる

地方中小メーカー企業勤務の人事部おっさんです。

創業歴がそこそこ長くこの地域ではわりと知れた会社なんですが、今結構やばげな状態になりつつあります

で、今経営者と人事とでいろいろ対策を考えているとこなんですが。

うちの会社は製造工場と営業用のオフィスとが同じ敷地内にあって、それぞれが課ごとに分かれて毎日仕事してます

ただこれまでの流れでいつの間にか製造工場には中卒~高卒くらいの人が多く、営業部転職してきた大卒~院卒が多く固まってしまっています

社長は二代目で旧帝国大を出たインテリ

就任当初は経営学を専攻してただけあってガンガン改善策とか出してたけど、最近マンネリ化してきたのかちょっと停滞気味。

しかし本人の中で「なんとかしないと」があるのか毎日のように思いついたカイゼンとやらを提案してくる。

問題はそれを営業部にだけめちゃくちゃ細かい要望として出してくること。

正直うちの会社工場人間はお世辞にもガラがいいわけでなく、昭和職人みたいなルーズなやり方を未だに続けていたりする。

反対に営業のスタッフは悲しいかなかなり出来る人が多く、社長経営学に基づいた改善策にも素早く柔軟に対応できる能力がある。

どう見てもしっかり改善していかないといけないのは工場の方なのに、社長営業部の方の業務を重箱の隅をつつくように改善改善と言ってくる。

最初会社を立て直すと意識を高くしていたような営業部最近はそんな箸の上げ下ろしにまでケチをつけるような改善うんざりしてやる気が低下気味。

工場の方はあいかわらずお気楽に言われたことだけをダラダラしている様子。

もっと最初工場にいろいろ改善を求めたけど結局いつの間にか前のやり方に戻ってるので、社長もやる気を失ってきているのかもしれない。

なんだろな、この空回り感。

沈んでいく船の中にいるような絶望の中、今日会議議事をとる。

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