第一に仕事が見つかりやすいこと。仮にある日突然クビになっても、理系職は次の就職先がみつかりやすい。
特に医者・医学系は難しいが最高で、高齢化している日本では需要が大きいし、これからも需要は大きくなると思われる。薬剤師も同様需要は大きいだろう。また、電気・機械系は適合職種も多く、仕事も探しやすい。
ただし、現時点では文系でも「正社員ならば」なかなか解雇はされない。それでも解雇規制緩和の可能性や、そもそも正社員になれない可能性がある。文系が仕事が得るのは難しく、Marchレベルでも文系の就職は現在かなり厳しい。また、理系であってもバイオ系はやめとけという意見が多い。
第二に、理系でかつ英語ができれば海外での就職が考えられることだ。March理系であっても、英語ができれば意外と海外で就職できたりする。高度な技術者はビザ取得の際も優遇される可能性がある。
意外かもしれないが、海外、特にアメリカや欧州は日本よりもずっと学歴至上主義社会で、しかも理系崇拝が強い。その点でも有利かもしれない。
理系は大学院までいく場合も多いし、理系修士は就職でも評価される。対して文系修士はむしろマイナスである。なぜなら、院卒には学部卒よりも多く給料を支払う必要があるため、それを補うなにかがないと企業から敬遠されがちだからである。文系院にいくなら旧帝大レベルくらいでないと、就職はなかなか難しい。
理系にいく際の問題としては、理系の大学レベルの授業は理系センスがないとついていくのが難しいことや、課題や実験が多くて忙しいことだ。キャンパスライフは文系のほうが楽しそうかもしれない。