大学1年の後半から軽度の摂食障害だった。思い返すと、小学生の頃から、時々食べられなかった。
給食のコッペパンがまずく、おかずも、体調が悪い時や苦手な食べ物の場合は食べられず、何度か掃除時間まで居残りさせられたからだ。
高校3年から大学1年の夏にかけ、受験のストレスなどで食欲が増し、やや太った。
身長は約160センチ。当時の体重は47~48キロ。最大49キロだった気がする。
その後、ダイエットと節約のため、食事量を減らし、空腹時は、帰宅途中にあるデパ地下で試食しまくった。
社会人になってからも、頻繁にスーパーやデパ地下に試食しに行った。試食は、実益のある最大の趣味だった。
体重は44キロ、43キロ、42キロと、段々減り、39キロを最小値として40キロ台前半で数年間は安定していた。
東日本大震災後、下痢をきっかけに、吐き気や腹痛、胸焼けなど胃腸の不調を感じ、消化器内科に通院して胃薬を処方してもらった。
それでも良くならず、体重は35~36キロまで減った。漢方薬も処方してもらったところ、強烈な空腹感に襲われ、37~38キロまで戻った。
去年の春、妊娠した。痩せ過ぎで無理だと思っていたので予想外だった。
バランスの整った食生活を送りたいと思いつつ、つわりによる味覚異常や吐き気(一時のみ)のため、真っ当に食べられなかった。
そのため、妊娠中も体重はあまり増えず、最大45キロくらいだった気がする。
出産後、授乳の影響か、体重は、妊娠前より減り、38キロから34キロまで一気に下がった。
さすがに死ぬと思い、【母乳に良くない】といわれる甘いものやジャンクフード、【母乳に好ましい】といわれる汁物や水を多く摂取したところ、35キロに戻った。
最近はむしろ過食傾向だ。1日中、空腹感を感じ、食べては罪悪感を感じる。
18歳からやり直したい。もっとおいしいものをたくさん食べておけばよかった。あるいは、自炊して健康的な食生活を送るべきだった。
母乳は、今はほとんど出ていないらしく、食欲は単なる自分の欲望でしかない。