フィニッシュ後の心地よさのまままどろんでそのまま睡眠に入るという黄金の流れ。
そう、トイレットペーパーを使えばいいのだ。
オナニーというとやたらティッシュとか風呂場とかという言葉が口の端に上るが、トイレットペーパーを使えばそのままトイレに流すことができる。
トイレットペーパーは安いし量も多い。
学生時代サルみたいなオナニストだったときからお世話になっていた。
シングルでよい。長さを重視する。大抵シングル50m、ダブル25mだから。
床に敷くときは厚さよりも床と股間をいかに効率よくカバーするかが重要だ。
また、まっすぐなまま敷くのではなく、一度ぐしゃぐしゃに丸めてそれを広げて使うのがよい。
そうすることで凹凸ができ、横モレを防ぐ防波堤となる。
寝る前に一発。起きて一発。そのまま二度寝。また起きて一発。
これほどに怠惰に快楽におぼれてよいのかと不安になるくらいに中毒性が高い。
うつぶせオナニーをやる際の注意としては、フルボッキ状態ではなく、あえてそこから少し硬度を下げた状態を保つことだ。
最初は敷布団の上ででも試すのがよい。
ただ敷布団の上でやりすぎるとカバーが破けるので注意すべき。
そして布団に慣れたら次は畳だ。
畳のにおいを鼻先に感じつつ行ううつぶせオナニーは、どこか郷愁すら感じさせる。
幼かりしあの頃。
昼下がりの日光に暖められた畳で行うそれの快感はまた格別のものがある。
イチモツの硬度の調節がかなりシビアだが、ここまでこれた者であれば、快楽ポイントをつかむまでそう時間はかかるまい。
ベッドの上でセックスをし、そのまま裸で倒れこみ泥のように眠る。
まさにそれだ。
童貞だが、間違っていないと思う。
ひとつ欠点があるとすれば、うつぶせオナニーによる強い圧迫の快楽に慣れると、通常のオナニーやオナホール、本番でいけなくなるおそれがあることだ。
かくいう自分も、うつぶせオナニー20年目にして初めてオナホールを購入してみたが、まったく気持ちよくなかった。
童貞だから本番でもいけなくなるかどうかはわからないが、うつぶせオナニーより圧迫感の強い女性器を持つ女性などまずいないだろう。
通常のオナニストは右手が恋人と言うらしいが、自分の場合は床が恋人ということになるのだろう。
あともう1点。
これから気温が下がるため、床も冷える。
うつぶせオナニーをするとお腹を始めとする体全体を床に密着させることになるため、内蔵を冷やしやすい。
ここで登場するのがダンボールだ。
ホームレスが重用しているだけあって、断熱性・入手性ともにピカ一である。
これを1枚敷くだけで、適度な硬さと暖かさを維持したまま、冬でもうつぶせオナニーにいそしむことができるのだ。
股間はこすりつけている間に熱くなるので問題ない。
神のいたずらで小学1年生のときにうつぶせオナニーを発見せしめた俺の偶然を呪う。
俺は一生童貞だ。
俺は俯せオナニーでイッたことないから、その良し悪しについては分からん。 しかしトイレットペーパーの使用を薦めていることは許されざる行為だ。 さて、よくある下ネタに「オナニ...