2014-07-01

STAP再現実験未来予想図

皆さんご存じの通り、STAP細胞事件では小保方氏は完全に真っ黒なわけですが、なぜか彼女再現実験に参加することになったそうです。そこで今のうちから再現実験の経過・結果についてあり得る可能性を想定しておこうと思います

1. STAP再現できましたよパターン

まず、ジェームズランディーのこの言葉を何度も読もう。

どんな手品師も、科学者ほど騙しやすい者はいないと言うだろう。

http://honz.jp/articles/-/40354

「最終的に再現できた」という発表があった場合、外部の研究者は「いくら何でも理研が嘘はつかないだろう派」「理研は嘘をつかないけど簡単にだまされるよ派」「理研は嘘をつきます派」にわかれるだろう。もちろんSTAPの再現性が本当に担保されるためには、第三者機関で再現される必要があるわけだが・・・。なんて言っている内に、最初のSTAP論文二報の問題点はうやむやになって、処分もうやむやになる、かもね。少なくとも世間的にはどうでもよくなっているだろう。

2. ポジティブっぽい結果がリークされるパターン

週刊誌か、科学に疎いどっかの新聞社あたりが、リークに基づいて「STAP再現か?」的な記事を書く。その後の展開として、

2-1. 理研公式見解として「最終的には再現できませんでした」と発表される。でも大勢の「STAP信者」or「陰謀論者」が「本当はSTAP細胞はあったのだ。だってそういうふうな報道あったし」とか言い始めて収集がつかなくなる。そしてSTAP詐欺が大流行

2-2. 理研公式見解として「最終的には再現できませんでした。でもそれに近いような近くないような結果に見えなくもないような結果がでました」と発表される。「さらなる研究必要と考えられます無限ループ

3. 体調不良パターン

再現実験の途中あたりで体調不良実験離脱。もう少しやっていたら再現できたのでは的な意見テレビコメンテーターがのたまう。2のリーク記事が出たあとで離脱すると、なお良い。

4. 逆に訴えるよパターン

再現実験の途中あたりで、何らの理由をつけて小保方氏が理研or理研構成員を訴える。「理研のせいで再現実験が止まったじゃないか!」

5. 全然だめだったよパターン

普通に再現できない。本人は当然言い訳をする。曰く

5-1. 微妙に間違った実験条件で再現実験トライしていたことに途中で気がついた。ただし、それに気がついたのが遅かったため、本当に論文と同じ条件では実験できなかった。あと少し時間があれば・・・。

5-2. 実験ノートをとっていなかったため、以前成功した方法と全く同じ方法を繰り返すことができなかった。論文記載の作成方法でやればいいじゃないかって? それは成功した方法とは違う。なぜ違うのかは・・・未熟だったのでよくわからない。

5-3. 私は全く同じ実験条件で作っている。これでできないのだから他の人間不正をしていたということだ。

5-4. 理研からあーしろこーしろと色々言われたせいで、自分ベストのやり方で実験ができなかった。

5-5. なぜできなかったのか全くわからない。STAP細胞はありまーす。

6. その他

他の可能性もどしどし足していってください。

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