モンスターペアレントが騒がれ始めてから久しいが、こんな訳わからん連中が増えてきた理由を考えてみた。
すぐ思いつくのは過保護なんだが(多分それが一番大きい理由だろう)、他にも色々あるような気がするので列挙してみる。
1. 親が学校が嫌い
モンスターペアレントの世代っておそらく20代30代くらいの人だろう。自分と同世代くらいの人である。自分が小学生の頃を振り返ってみる。
私くらいの世代では、学校の先生は戦時中もしくは戦後の物の無い時代に生まれているのですごく厳しかった。それにくらべ、当時日本はバブルの真っただ中。物が溢れる時代である。だから色々と先生と生徒の間には価値観に差があった。
「給食を残すな!!」とかその典型だろう。給食で嫌いなものが出たときなんか、昼休みも潰してずっと給食を食っていた記憶がある。アレルギーなんて関係ない。無理矢理食わされる。給食が嫌で登校拒否する奴もいた。登校拒否するほど嫌いなものを無理矢理食わせるとか信じられん。
それでも皆先生に従っていたが、本心は嫌だったんだろうな。自分の子供が同じことされたらキレて学校に怒鳴り込んでいく気持ちも分かる。
モンスターペアレントが増え始めたときって、結構新聞やニュースで先生の不祥事が騒がれていた時期だと思う。親としてはこんなバカな連中に子供を預けられるか!!って思ったんだろうな。
あと、自分たちの世代の先生は、さすがに戦時中・戦後の生まれだけに厳格で古風だったイメージがある。そういう先生に厳しくされるのなら説得力もあるんだが、今の若い先生は現代っ子である。しかし、自分たちの子供の頃の先生は厳しかったので真似して中途半端に厳しくする。自分たちと同じ豊な時代に生まれてぬくぬくと育ってきた奴らに厳しくされたらムカつくかもしれん。
まあ、これくらいしか思いつかんのだが、上記1,2だけでは運動会で順位をつけないとかの説明はできないように思う。親が運動が苦手で運動会ではいつも嫌な思いをしていたからとか??それでも競争が社会に出るのに必須なことぐらい理解しているだろうが…足が遅い子がかわいそうなんて理由はバカげている。
普通に生きていれば、受験、部活、就職、仕事で競争はいくらでもしてきたはず。モンスターペアレントになる奴は受験とかで競争してないんだろうか…適当に合格圏の受かる学校を受験し、部活もせず、就職はどこでもいいから適当にして、仕事は肉体労働もしくは事務職。競争とは無縁の世界に生きてきたんだろうか…これでも生きてはいけるんだが、こんな人ばかりでは世の中が回らないことくらいいい歳した大人が分からんもんか。
運動会で順位つけないってのは実物見たことないんだけど。 こないだの姪の運動会では順位つけてたし、騎馬戦までしてたよ。男子は上半身裸で。