2007-02-12

現代学園異能 - Masupedia

中立的観点:この記事は、中立的観点に基づく疑問が提出されているか、あるいは議論中です。そのため、偏った観点によって記事構成されている可能性があります


現代学園異能とは、2000年代に成立したライトノベルサブジャンルの一つである

代表作としては、高橋弥七郎小説灼眼のシャナ』などが挙げられる。

1 概要

2 現代学園異能の特徴

3 現代学園異能代表的作品


概要

現代学園異能は、日常(=学園生活)と非日常(=異能バトル)の対比をテーマとする作品群の総称である

電撃文庫から同一の特徴(後述)を持った作品連続して刊行されたことをきっかけに、それらが現代学園異能と呼ばれるようになった。

現代学園異能の特徴

現代学園異能には基本的フォーマットがあり、それに沿って物語が展開される。

主人公はだいたいにおいて平凡な高校生であり、ふとしたことから異能バトルに巻き込まれ危機に陥る、もしくは命を落とす。それをきっかけとして主人公は非日常の側に取り込まれ、以降は日常と非日常あいだを揺れ動き、そのギャップ葛藤することになる。

メインヒロイン戦闘美少女であり、非日常に取り込まれ主人公に現状を説明する役割を果たし、その後は異能バトルにおけるパートナーとなる。メインヒロインは強引で攻撃的な性格であることが多い。また、非日常の中で生きてきたために常識に欠けている。そして何らかの好物を持っている(例:『灼眼のシャナ』におけるメロンパン)。バトルでは、メインヒロインが前面に出て戦い、主人公作戦立案などでメインヒロインサポートすることが多い。

日常象徴であるメインヒロインに対して、日常象徴するサブヒロインが登場する。サブヒロインはたいてい典型的な幼馴染キャラで、引っ込み思案であるが、こと恋愛においては積極性を発揮する。また、メインヒロインにない家庭的な能力を多く持っている。このサブヒロインが、主人公を巡ってメインヒロイン対立することになる。

日常パートでは主人公メインヒロインサブヒロイン三角関係が描かれ、非日常パートでは日常を守るための戦いが描かれるというものが、現代学園異能構成である

以上の特徴は、主だった現代学園異能作品共通項をまとめただけにすぎず、ルールとして守られるものではない。

現代学園異能代表的作品

高橋弥七郎灼眼のシャナ

水瀬葉月『ぼくと魔女アポカリプス

七月隆文イリスの虹』

マサト真希絶世少女ディフェンソル

藤原祐レジンキャストミルク

漫画では和月伸宏の『武装錬金』などが現代学園異能であると思われる。

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