はてなキーワード: 「証」とは
ある人がある人に対して好意を抱いている「証」って何があるだろうかと考えたとき、少なくとも目に見えて手で触れられる類いのものはあまり思い付かなかった。
結婚している人なら婚姻届や戸籍など一部の公的書類や、同居・共同生活している事実そのものが証になり得るが、非婚の人たちは?
付き合ってる証って?
証を求める人がいる一方で、そんなものいらない、「そもそもそれ証明する必要ある?」なんていう意見もある。
証などいらないと言う人は、何をもって好意や付き合っていることを実感するのだろうか?
明確な答えは出ないだろうが、とても探求心を刺激される命題だ。
私もまた「証」がほしいタイプだが、他人に対しては果たして何を提示すれば「証」と認識してもらえるか明確な答えは用意できない。
私も10代のころから30代前半の今まで婦人科と付き合ってきたけれど、この人の気持ちは分からん。
10代のころに婦人科に行ったのは、摂食障害で体重が減りすぎて無月経になったからだし、PMSは生活に支障をきたすほど酷いけれど生理痛は病院に行くほどでもない。
先生の言う通りにして治らなかったら、それは仕方のないものとして諦めて受け入れて、症状と付き合っていく方法を考える自分からしたら、なんとかしようとあがき続けるから民間療法にハマるのでは?と思えてならない。
西洋医学的に治療して治らないものを、効果の実証されてない民間療法に頼って治る可能性は低いでしょう。
ただそれだけなんじゃないかと思うのだがねぇ。
まあ、そんな私の婦人科ライフから言えることは、婦人科の先生って漢方薬が好きな人が多いよなあということ。
無月経で受診したときも、PMSで受診したときも、つい最近不正出血で受診したときも、「西洋医学的検査・診断・治療 + 漢方薬」という組み合わせだった。
あなたは、『二重盲検で集めるデータ』か「対症療法」のどちらか、あるいは両方の意味を勘違いしているように思う。
『二重盲検で集めるデータ』というのは、処方された薬にどのくらいハッキリした効果があるのかを見るためのもの。薬がどういうメカニズムで効くかは解明されていなくても関係ない。東洋医が主張する如く、「証」にあわせて漢方または偽薬を処方すれば、データを集める事はできるはず。
「対症療法」というのは、病気の根本的な原因を取り除く(感染症の元となる細菌を抗生剤で叩くとか、癌を切除するような)のではなく、症状を緩和して患者の苦痛を軽くする(解熱剤や鎮痛剤で一時的に痛み等を抑えるなど)治療のこと。西洋医学が全て対症療法ということはもちろんなく、二重盲検試験で効果ありとデータの出ている現行薬の中にも、当然、対症療法に使うものもあればそうでないものもある。