2023-03-27

Wikipediaの抱える本当の欠陥は頭のおかしい人の相手をする必要がある事。

Wikipediaの欠陥は何か。それはWikipedia編集すると、頭のおかしい人に絡まれ事だ。


これに比べれば、ホッテントリにあがっていた「Wikipediaの抱える構造的欠陥」(https://kai-you.net/article/83849)など、どうでもいいほど小さな問題だ。

私の長年の編集経験をもとに、実際に遭遇した事例を述べよう。



【ケース1:出典の捏造


私が書いた出典付きの記事を全消しして、妄想レベル記事を書いたやつが現れたので、

数ヶ月単位で「議論」して、やっとそいつに出典を出させる事に成功(注)。

しかし出典と称するウェブページを読んでみると、そいつの言っている事は全く書いていない。

それどころかしろ私の主張内容がそのまま書いてあった



そいつが出した「出典」は英語だったから、こっちが英語は読めないとでも思ったのだろう(当時はまだGoogle翻訳すら(たしか)なかった)。

いくらなんでもお粗末すぎる。



ちなみにこれ以外にも出典の捏造をしたやつに出くわした事がある。

このときさらに悪質で、出典に上げてきたのがウェブページじゃなくて書籍だったので、こちらは捏造に気づけなかった。

運良く、その本を持っていた別のユーザからの指摘で撃退成功したが。


Wikipediaに出典があっても、信頼しすぎないほうが吉だ。



(注)Wikipediaでは、こういう連中との「議論」に負けると自身編集を全消しされてしまうので、

明らかに相手の頭がおかし場合でも、数ヶ月「議論」に付き合わねばならなくなる。



【ケース2:アクセス禁止投稿ブロックから粘着


このとき妄想レベル意見記事を消してをきたやつがいたので、またもや数ヶ月かけて「議論」の末、

Wikipedia公式ルールに従って数ヶ月間のアクセス禁止(「投稿ブロック」という)に追い込んだ。


しかしこいつがすごかったのはここからだ。

アク禁に追い込んだ事を逆恨みし、アク禁終了後、ひたすら粘着


明らかに問題がない編集にいちいち絡んでは、私の編集を消してノートで「議論しろと迫る。

最終的にそいつ永久追放(「無期限ブロック」という)に追い込むまで、半年くらいはかかった。



ちなみにそいつ永久追放になったのと同時期、別の記事そいつとほぼ同じ妄想を書き連ねているのを発見した。

おそらく同一人物の別アカウントだと思うが、さすがに面倒だったので、ほっておいた。


繰り返しになるが、Wikipedia記事信頼度など、その程度だ。



【ケース3:永久追放(無期限ブロックから呪詛


またもや頭のおかしいやつにからまれたので、「議論」の相手永久追放(「無期限ブロック」という)に追い込んだ(ケース2とは別人)。


永久追放してしまえば大丈夫、当初はそう思ったがWikipediaという無法地帯ではもちろんそんな事はなかった。


永久追放になったユーザでも、申開きのために自身ノートのみは書き込み可能なのだが、

こいつはそのルール悪用し、自身ノートにひたすら私の悪口を何ヶ月も書き続ける



まぁこの件は、無視してればよかったんで、他のケースよりもマシだった。

延々垂れ流されるヘイト無視できるような鉄の心臓の持ち主じゃなきゃ、そもそもWikipedia編集なんてやってられない。



【結局Wikipedia何がクソか】


他にも色々ロクでもない目にあっているのだが、そろそろやめて、Wikipediaの真の「構造上の欠陥」について述べよう。


Wikipediaのクソなところ、それはWikipedia西部開拓時代並みに自力救済を求められるところだ


もちろん、自力救済ではない公式の「救済システム」もある。前述の「投稿ブロック」と「コメント依頼」(=第三者コメントを求める)だ。


だが、基本性善説を前提としているWikipediaでは、簡単には投稿ブロックはされず、

ブロックに失敗すると、相手粘着される危険があるので、

ひたすら相手と「議論」するなど延々と下準備をした上で投稿ブロックを依頼する必要がある。



コメント依頼も「救済」というには程遠い。

依頼を受けてくれるボランティアがその記事の専門外だったりする事も多く、こちらが正しいと信じてもらうだけで相当時間を食うからだ。



なので、クソどうでもいい難癖に対応するために、相手との「議論」→ひたすら「議論

コメント依頼→またもやひたすら「議論」→投稿ブロック依頼→実際にブロックという数ヶ月単位手続き必要だ。



こうしたあたまがおかしい難癖をすぐさまブロックできない原因は、Wikipediaルールの優劣が曖昧な事にある。


「出典の明記」と「中立観点」に優劣がないので、何ら出典がない妄想であっても「「中立観点」に従うため、○○という意見も書くべきだ」などと言われてしまうと対応必要が生じてしまうのだ。

(専門外の第三者にはそいつと私のどちらの主張が正しいか判断がつかないから)



というわけで、世間評価ではWikipediaは「信頼できるネット情報」なんだと思うが、

実際にWikipedia編集に関わった身としては、Wikipediaは「みんなで編集する5ちゃんねる掲示板」くらいの認識で捉えたほうがいい、という意見だ。

  • 5chのWikipediaスレとかで個々のウィキペディアンの悪口書いてたりしてたちが悪い。

  • 「便所の落書き」と呼ばれた5chと同レベルなウィキペディア。たしかにみんなで落書き書いてるだけだよな、ウィキペディアって。

  • ウィキペディアなんかやめてアンサイクロペディアでも編集してろ

  • 内容もにこにこ大百科やアニヲタwikiのほうがマシだったりする事あるしね。

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