誰にも詳しい話をできなくて若干息苦しかったのでここで話す。
まずその元親友(仮にAとする)と出会ったのは高校に入って直後だった。
コミュ障真っただ中だった私は誰にも話しかけられずにいたけど、Aがアニメのファイルとラノベを持っているのを見て頑張って話しかけたところ仲良くなった。
それからはずっと一緒にいた。Aのおかげでたくさんの友人もできたし、コミュ障が治った。一回だけ向こうの勘違いで大喧嘩をしたけどすぐに誤解は解けた。
余談だけど、当時の私は正直言って躁鬱だったと思う。
そんな私を支えてくれたのはAでもあるし、その他友人でもあった。そのおかげで高校時代はすごく楽しい時間を過ごす事ができた。
高校二年生が終わった後、私は某国に留学した。理由は特になくてただ単に英語が話せたらかっこいいだろうなと思ったから。端的に言うと留学は大失敗だった。
Aがいないという環境は誰かに話しかける機会が無くて友達が出来なかった。
影で変なやつだとか、いろいろ悪口を言われた。
ストレスで隈が取れなくて肌もボロボロ。鬱病だったんじゃないかなって思う。
日本に戻ってきても半年くらいはずっとメンタルボロボロだった。
躁鬱を繰り返していたけど、これは甘えなのだと言って押し殺していた。
Aに助けを求めた時、何も言わずに私の話を聞いてくれたけど、それでも治らなかった。
四月の頭位に限界がきてボロボロに泣きながら別の友達に相談をしてみた。
その時はただ話すだけじゃなくて対策方法を考えてみた。そいつは滅茶苦茶親身になって一緒に考えてくれた。そしたら治った。もうそれは綺麗さっぱり。
今これ書いてるの5月の頭だけど前みたいな躁鬱がこない。ちょっと怪しい感じが自分の中にモヤっとしてもすぐにけろっ出来るようになった。
その変わりかどうか知らないけど、Aが鬱になった。
今働いてるバイト先に誘ってくれたのはAだけど、スタッフの中に嫌なやつがいたらしい。
私もちょこちょこ話を聞いていたので分かった。最初はAの話しか聞いてなかったし、そのスタッフも悪だと思ってたけどよくよく話を自分の中で整理してみるとAの我儘だらけなんだと察した。そこらへんからAに対する疑心がふつふつと湧き上がってきた。
元々人の好き嫌いが激しいから、話を聞いてもらうこともあったけどAから他人の悪口やら愚痴やら聞くことも多かったのは確かだった。
自慢ではないけれど私はあまり人の愚痴とか陰口が好きじゃなかったのでほとんどいう事は無い。話す事があっても個人名は絶対伏せるようにしていたし、どんな人なのかもぼかしてた。
暫くしてAはバイトを辞めた。辞める直前にLINEでメッセージが届いた。
まぁ内容は大体が前述した通りバイトに関する事。正直もう聞くのもしんどかった。
私は「そんなに辞めたいんならスタッフに直接こうしてほしいとか言えばいいし、それができないんなら私が解決方法を見つけるよ」と言った。そしたらAは「別にそういうんじゃない」「お前なら話聞いてくれると思った」と言った。
は?って感じ。今までAの事はすごく大切な親友だと思ってたし、すごく大好きだったし、家族よりも大好きだった。けどAにとって私は結局話を聞いてくれる都合のいい存在だったんだ、と感じた。LINEでのやり取りはそこで終わった。
そしてつい最近の事、Twitterで呟いたツイートにAからリプが来た。
ジョークのつもりで「腎臓売りたいわ~」とツイートしたけど、Aは何を勘違いしたのか「バイト辞めて一緒に新しい職場探さん?」と言ってきた。
またかよ、と正直思ったけどはっきり言っておかないとなぁと思って「今の職場楽しいからいいわ」と返した。あぁそうって感じの返事が来たから「お前はお前で新しい職場見つけて楽しくやってくれや」と返したら、「生きてるの向いてねーしいいわ」と。
心の底からAを見る目が軽蔑に変わった一言だった。どういう神経をしていればこんな支離滅裂なリプが送れるのか分からない。一語一句に腹が立った。
その数時間後にAのツイート、「楽しくとか言われるの嫌」「現状で苦しいのに楽しくねとかなんの嫌味なんだとしか感じられない」。
縁を切ろうと決意した瞬間だった。私が見れるこの状況で、大体チェックしてるTLに突然流れたこのツイートで。完全にAが嫌いになった。金輪際関わりたくない。
今までTwitterでもLINEのやり取りでも通常会話でもAの悪口やらを別のリア友に話したことは無かったのに、完全に裏切られたという気持ちしか湧かない。
この一件からAのTwitterもLINEも関わるもの全部をブロックした。
働かなくていいからいってるんじゃないか?とか思ってる。というよりは、私が普通に病院にかからず治ったから、自分の鬱病だったかもしれないものが甘えだって証明されたも同然だからただの甘えなんだろ?と。Aも甘えだって言ってたし。甘えじゃないよって言っても通そうとするのがうざかった。
じゃあな、元親友
もしこれ読んでんなら一生その甘えで苦しめばいいよ