2016-09-01

初音ミクは私の青春だった

2016年8月31日初音ミクは発売から9年目を迎えた。

初音ミクが発売した当時、私は中学生インターネットはごく当たり前のものとなりつつあった。

でも今の中学生比較するとやっぱりまだまだパソコンを使えない子もいたし持ってない子もいた、そんな時代

初音ミク出会ったきっかけは定かではないが、多分、Flashサイトを見ていた流れで見つけたんだと思う。当時の私の中では涼宮ハルヒの憂鬱と同じぐらいブームだったから。

ニコニコ動画ではなくYouTube転載されたもの曲名は「メルト

最初は、人が歌った楽曲だろうと思って再生した。人の声とはちょっと違う合成音声に衝撃を受けた。

その後は関連の動画からひたすら初音ミクという単語を追っかけまわし、ひっくり返し、貪るように聴き続けた。

初音ミク、どうやらパソコンで作った声らしい、ボーカル代用品で歌を歌うソフトDTMバーチャルアイドル・・・・・・

色々なサイト公式ページを読んだけど中学生にはこれぐらいの印象だった。

これはすごい

率直にそう思った

そしてこれは黒歴史になるんだけど、若かりし頃の私は布教活動を始めた。あぁ本当に中学生ってやつは…

お昼の放送に曲をかけてもらおうとCDを持って行ったり、合唱ボカロ曲を推薦したり、休み時間にかけたり…色々とやった。

その甲斐あってか割と浸透したように思う。今でいうウェイ系の子にも認知されていたし、卒業生合唱曲を桜ノ雨にしたいからみんなで投票しよ!みたいな動きもあったし。(でも卒業式は結局、定番曲になった。本当に良かった)

ボカロ認知度は高いんだ!と思い込み、のめり込み、音楽ボカロアニソンしか聴かなくなった。

カラオケに行った。ド田舎中学生には行く機会が限られているからそれはもう歌うぞーと意気込んで向かった。

もちろん歌うのはボカロアニソン。それしか聴いてなかったからね。

曲を検索してビックリした

3曲

ボカロ全然ないじゃん!!!!!!ナン!!!??!!

田舎の痛い中学生はそこで世間ボカロの扱いを知った。

ボカロってマイナーなんだな・・・

私の初音ミクピークは高校1年生ぐらいまで続き緩やかに下降していった。

高校ではオタク友達が出来た。友人らはニコ厨でもあったので話が合わなくて苦労したとかはなかった。むしろ話は合うし私もプレミアムニコ厨になるしゲームも復帰しちゃうで充実してた。ぼっちオタクで死にそうとかではなくてすまない。

ピークは下降したと言いつつも、人間の曲を聴くことは少なくやっぱりボカロ曲を聴いてた。

高校生ともなるとカラオケの敷居は下がり気軽に行けるようになった。数年ぶりのカラオケ、曲を検索してビックリした。

ボーカロイドってジャンルがある・・・!?

ボカロ市民権を得ていた。

しか初音ミクだけじゃない

鏡音リン・レンMEIKOKAITO巡音ルカまであった。

曲数も倍以上、知ってる曲はあらかた歌える。

浦島太郎の気分だった。

その後はもうなんかめまぐるしくボカロ曲は増えていくし新しいPも増え、新ボカロは発表されて……

ライブイベントなんかも催され完全にミクさん芸能人です本当にありがとうございました

率直な感想を申しますとすごく嬉しい

今では幅広い年代に知られ、ライブもあり、割と一般の話のネタとしても使える。

ミクさんが受け入れられていくことが、世間がミクさんを広めていくのが嬉しい。

それと共に、ファン心理として寂しい気持ちが生まれるのはもちろんある。

でも昔の方が良かったとか今のが悪いとかそういう気持ちはないよ。

小さいコミュニティしか認知されないより大きな世界でミクさんが知られていく方が断然いい。

今では好きなPさんの楽曲を中心としてボカロ曲を楽しんでいます

これからもよろしくお願いしま初音ミクを筆頭としたボーカロイド各位様。

ずっとミクさんを見てた一般人の戯言でした。

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