はてなキーワード: Ph.D.とは
俺は英語学習オタクだ。これまでの人生の中で大量の時間を英語学習に費やしてきた。中学校から始めて、日本にいてできる英語学習法は殆ど試したと思う。高校時代には学習参考書や問題集を二百冊以上終わらせた。ネイティブの個人家庭教師がついていて、さらにマンツーマンの英会話スクールにも通った。大学は迷わず英語学科を選んだ。大学在学中にTOEFLのスコアは640を超えた(厳密には覚えていないが、目標が640でそれを超えたのは間違いない)。
大学を卒業後、アメリカの大学院の博士課程に留学した。ここでも俺の英語は「通用した」。授業に問題なくついて行き、ディスカッションにも十分に参加できる。タームペーパーや授業でのプレゼンの評価はAかA+。学会での口頭発表もすんなりとこなすことができた。
しかし、留学中のいくつかの出来事が、俺の「自分の英語力」に関する認識を変える。
ひとつめ。在学中に指導教官(英語ネイティブ)と共著で論文を書くことになった。俺が最初のドラフトを書き、指導教官がそれをチェックするという形で、共著と言っても実質俺の論文みたいなものだ。しかし、ドラフトを書き上げ、指導教官に送って、それが戻って来たのを見て愕然とした。ほぼ全文、誇張じゃなくほぼ全文に渡って英語表現が訂正されているのだ。論文の主張や論の構成はそのまま、しかし英語の表現は徹底的に変えられているのである。そして、元々俺が書いたドラフトと、指導教官による修正版を並べて見れば、その差は歴然としていた。俺のドラフトの英語表現は拙く、いかにもネイティブじゃない人間が書いたのがはっきりと分かるようなものだった。
ふたつめ。TA(ティーチングアシスタント)としての仕事の一貫として、学部生相手の授業を何コマか受け持つようになった。授業自体は問題なく進んでいた。しかし、学期末の学生による授業評価がかなりきつかった。学生は皆「あいつの英語はおかしい」「アクセントが強くて聴いているのが疲れる」「表現が稚拙で繰り返しが多すぎる」といった不満を述べてきた。「頑張ってるのは分かるけど、英語があれでは尊敬できない」とも書かれた。
ある学問領域における学生の仕事としては、言っていることの内容が通じればそれでよい。評価はその内容の質に基づいて下される。しかし、実は世の中には、「同じ内容をどのように伝えるか」が遥かに重要になる文脈の方が多いのだ。そして、「通じる英語」と、「上手に伝える英語」の間には、ものすごく深くて広い河がある。そこそこ英語のできる日本人、TOEIC900+ぐらいでちょっとした留学経験のある人には、往々にしてこの認識が欠けている。
その後俺はPh.D.を取得し、日本に帰ってきて大学に就職し、今でも仕事の中で日常的に英語を用いている。しかし、自分の英語力は、ネイティブの言語能力には遠く遠く及ばないものだという認識がある。「通じる英語」は問題なく使いこなせる。自分の学問分野においては、俺は英語で実績を上げていて、俺の名前は国際的に認知されている。しかし自分には、英語を用いて「言葉の力」を利用するのは難しい。例えば人を説得したり、納得させたり、なだめすかしたり、楽しませたり。そしてそれは、俺の努力が足りないせいでも、ましてや日本の英語教育が悪いせいでもない。第二言語として英語を学ぶ日本人の限界なのだ。(というか、ネイティブですら、話下手や説明下手は山のようにいるのだから、第二言語学習者については何をかいわんやである)
「言葉の力」は人間が関わるあらゆる局面で重要な役割を果たす。例えばスティーブ・ジョブズの経営者としてのカリスマを支えているのは、まぎれもなく彼の言葉の力だ。しかし仮にジョブズと同レベルの才能を持つ日本人経営者がいたとして、英語を用いてその才能をジョブズ並に発揮するのはまず不可能だ。ジョブズが英語でやってるのと同レベルの仕事を日本語ではできないのと同じように。
「通じる英語」を身に付けたばかりの日本人は、しばしば全能感に浸って事の本質を見誤る。得意げに日本の英語教育にモノ申してみたり、「英語ができない日本人」を問題視する発言をしてみたりする。しかし、英語の世界において、言葉を武器に戦うためには、「通じる英語」では全然足りないのである。その意味では、TOEIC600と900の違いは誤差でしかない。結局勝負を分けるのは「どれだけ優秀なネイティブの参謀を捕まえられるか」なのだ。
...いや、何だろうね、どうも最近の「日本人は英語ができるようにならんとグローバル化を生き残れない!」って風潮にイラっとくるものがあったので書いてみた。俺に言わせれば、「日本人は英語ができないことを前提にして、それを補うシステムを設計しないと生き残れない」ということになるね。英語以外の言語についてはごく自然にそういうスタンスを取るのに、何故か英語についてだけは個人の努力に責任を負わせようとする傾向があるんだよね。俺はそれは間違いだし、無い物ねだりだし、中途半端に英語ができる人間の勘違いを助長して結果として不利益を生むだけだと思っている。
http://anond.hatelabo.jp/20080830143407
SDGEってなんぞw
wikiのバーナンキのpageからきたけど「SDGEとやらの騒動」だなこりゃw
>まあ、マクロ経済学者が誰も出てこないあたりで
himaginaryも匿名だが書き方からすれば
国際刷り続けてもインフレにできませんよ、って「素朴な」政策無効主義へのインタゲリフレ側からの反論であって
今度じゃあどうやってのhow,適性レンジはどこまでかといった閾値、オーバーシュートの問題はこりゃまた別の話だね。
一見頭が良さそうにふるまう人の文書を読んで、頭がこんがらがって、騙される。
※横断性条件の業績は神戸大RIEBの上東貴志さんではないのか?こりゃまた字も間違えまくってる。
(京大卒1989,ウィスコンシン大学マディソン校Ph.D.)
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ResearchStaff/kamihigashi-j.html
(東大理学部数学科、東大大学院経済学研究科博士課程修了。帝京大准教授。"あの"宇沢"門下生である)
http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/
インタゲリフレ批判には2つの文脈がある。1.徹底した構造改革(池田、池尾、小林慶一郎) 2.財政政策からの批判(小野、吉川)
http://twitter.com/Takahashi_PhD
高橋洋一とは
髙橋 洋一(たかはし よういち、1953年11月1日 - )は、日本出身の音楽家であり米国で活動している医師でもある。作曲家として知られているが、演奏家、指揮者としても活動している。米国内では循環器医師である。「JAY」の愛称があり、米国ではYoichi J. Takahashi, Ph.D.と名乗っている
ツイートの内容もひどいが、指摘された時の対応もひどい。
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9553856250
@Ruth_06Marie_fa @chikoyam @nobeechan @yukioli @mogumusha @wnbch @tenbai @Tomo_Q @nukumori1974 @kaolyxxx 音楽付たスケーターと観戦中FS☆SP#FollowMeJP
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9553800855
@xiangcaizi @higurasi_ @youkey46 @goldensnail2008 @himmel81 @o_mai @Re__ko @kai821 @_yahko_ @iso001 @oumi093 音楽付たプロスケーターと観戦中FS☆SP#FollowMeJP
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9553749187
@melliacamellia @colza37 @onaychan @riko178 @asoka4460 @HI_cheese_21c @kitune__ @hi_roshi @gingersyrop 音楽付けたプロスケーターと観戦中FS☆SP#FollowMeJP
やっぱりスパム報告する人が出現
http://twitter.com/so_meng/status/9514382464
スパム報告しといた RT @key7: なんぞこれ…RT @wanderingdj: RT @naha2: UCCもびっくり…。 RT @evil07: 音楽家の高橋洋一さんのアカウントがなんでこんなスパムなことしてんの・・・? @Takahashi_PhD
しかし、スパム報告されようが@されようが意味がわかってない高橋洋一氏
http://twitter.com/midorikin/status/9561937311
これは何 bot? @Takahashi_PhD この人の評判を悪くしたいのかね
これに対して
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9568570404
@midorikin そのような発言をする事自体が人格失格なのですよ。
この返信である、見ていて頭が痛い。
しかも、煽りがあるので言及先を見てみると
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9568121169
@fusagiko長文だろうが、つぶやきだろうが、君は能が無いんだよ!
http://twitter.com/fusagiko/status/9568046039
@kazumiya86 Q6600で組んでからちょうど3年目に入ったところ。元々はHDDが500GBとラデHD2600XTだったところを今年のはじめにGTS250と2TBのHDDを買って換装したw
ゴメン意味不明。誤爆にしてはひどすぎる。還暦前のおじいちゃんらしいので、誰か医者を紹介してあげてください。
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9564369983
真面目な投稿するとスパム的な攻撃を受け、また「成りすましするな!」と脅迫される事も多々ございます。この様な状態では、友人等にも勧める事が出来ないし子供等に悪影響を及ぼし、最近多いネット犯罪にも発展しかねないのではと危惧するのですが皆様は如何お思いでしょう。
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9564013011
色々とTwitterの事を投稿してたら、急にフォロー数を削減されました。これも、当Twitter社の勝手なので自由に気分で出来る事なのでしょう。皆様も気を付けて下さい。
http://twitter.com/Takahashi_PhD/status/9563467157
しかし、当Twitterの事を悪く言ってると勝手に自分の送信受信記録全部を見られてプライバシーは全くありません。その割りには少ないけども著名人が一所懸命やってるのは、日本人独特の群衆心理的な発想と言えるでしょう。
同じような内容のツイートを時間ずらしてpostするのは、誰かの同意を得たいからなのか?
かなかな団の人曰く「画面をプリントアウトして医者に見せる必要がある人」のようなきがしないでもないので、
誰かコンサルを名乗る人とかDGの中の人とかは電波を相手にがんばるのもいいかも知れない。
1ch.tvみたいな隔離施設がないから、R&Bでおしまいかもだけどな。
@されたらたまらないぜ。
ttp://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1258996277/901-903
901 :日出づる処の名無し:2009/11/26(木) 12:09:20 ID:m/iXHAx/
ノーベル賞・フィールズ賞受賞者 による事業仕分けに対する緊急声 明と科学技術予算をめぐる緊急討論会
ttp://www.ustream.tv/recorded/2638211
42分頃から
科学技術の大切さというのは、だいたい大概の人はわかっていると思います。
でも、国民の素朴な疑問として、例えば、なんでスパコンでこんなに
お金が掛かるのかというような、疑問があると思うんです。
そういう国民の疑問に答えて、理解してもらうには今後どうしていけばいいと思われますか?
利根川進:
一つはマスコミがもっとしっかりしてくれるということですよ。
(会場から笑い声と拍手)
マスコミの方が多いから、これは耳が痛いと思いますけれどね。
例えばね、僕が気がつくことは、日本の大きな新聞社の科学部っていうのはね、
やっぱり、アメリカの大きな新聞社、例えばニューヨークタイムスとか
ロサンゼルスタイムスの科学の記事を書く人というか体勢がね、圧倒的にアメリカのほうが強いですよ。
一人の人で物理から数学からエンジニアリングからバイオロジーまで全部カバーして書いている、
書かされるように会社がなっている。アメリカの方はですね、専門化しています。
大概、例えば我々の仕事なんかを書く人はPh.D.です、みんな。この前までMITでポスドクやってた人が、
ニューヨークタイムスの、ワシントンポストの科学記者になっているんですよね。
だから彼らはよく知ってるんですよ、内容を。それから科学者を知っている、個人的にね。
だからそういう面でね、やっぱり全体的に見ると、いい記者も日本にもいると思いますけどね、
全体的に見ると、日本のマスコミはね、今、一般の人は誰でも科学は技術は知っているとおっしゃったけど、
僕はそうじゃないと思う、実は。いわゆるインテリ層の間でね、アメリカの方が科学というものの重要性、
特に基礎研究の重要性というのをね、より理解しているという風に僕は思っています。
日本のほうが理解が少ない、足りない。それはね、一つはマスコミが、まあ科学者も一生懸命になって
科学の重要性を一般の人々、マスコミを含めてね、常に言ってゆくことは重要なんだけど、
やっぱりマスコミっていうのはものすごい力があるからね、マスコミがですね、
もっと科学、科学とは何かと言うことをね、もっと理解してもらわないと、なかなかこれね、
一般の社会の人々を変えてゆくのは難しいと僕は思っています。
902 :日出づる処の名無し:2009/11/26(木) 12:13:02 ID:edJ/dV74
»901
マスコミは、勉強するといい記事かけない頭でっかちになるから、
まずは現場いってこい、と聞いた。
とてもうなずける意見だとおもうが、これを記事にするだろうか
903 :日出づる処の名無し:2009/11/26(木) 12:16:20 ID:8vkPPN7G
>902
そもそも、「一般人の視点でなければならないから勉強しない」などと公言してた人もいたような。
ま、「消息筋」のメッセンジャーボーイであれば飯が食えたのだから、あながち間違ってはいないけど。
# pollyanna pollyanna 研究, お仕事 Ph. Dが求められるアカデミア外のポジションは、USにはもとからあったのでしょうか。日本ではそのようなポジションが不足していると言われていますが、日本の博士達自身がかちとっていけるものなのか気になります。 2009/02/05 CommentsAdd Star
# Britty Britty あとでよむ id:pollyanna 米国はしりませんが西欧では伝統的学部(法医神、文はDを本来出さない)のDは本来卒業後の就職資格のようなもの、Dr.の居場所がアカデミアのなかにしかないのは日本の特殊性と考えたほうがよろしいのでは 2009/02/05 CommentsAdd Star
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20090204/1233758198
就職資格の法医神は法務博士J.D.医学博士M.D.神学博士Th.D.であってPh.D.ではありません。
職業資格ではないでないアカデミアな世界の文が出すようになったDがPh.D.。
アメリカでもJ.D.のロー・スクールやM.D.のメディカル・スクールはプロフェッショナル・スクールであって、就職資格コースです。
日本では、医師国家試験の受験資格は学部卒業が要件で博士は必要ありませんが、法務博士については新司法試験の受験資格になっていますので、日本でDr.の居場所がアカデミアの中にしかないというのは過去の話ですね。
読み:にほんのせいじか
日本において政治を行なう人々を指す。通常、選挙において国会議員や自治体の議員、市町村長、知事などに選出された人々であり、その多くは政党と呼ばれる組織に属する。日本において一つの頂点とされる内閣総理大臣には、与党である自民党の総裁が就任する。
http://anond.hatelabo.jp/20071111030027
どの大学かよりも親の方が重要である。もしくは有力政治家とのコネが必要である。よって、ここは一つ増田総務大臣流に。あ、自民じゃないから総裁無理だw
元増田ですが
考察は全ての学問に共通して必要とされる過程であり、ゆえに考察の学問である哲学が学問の最高峰とされることがある。全ての学問領域に渡り博士号のことをPh.D.(Doctor of Philosophy)と呼ぶのはこのため。
横からしつもん
感想とは、ある事象に対する「好き・嫌い」などの感情の動きを言語によって表出したもの。感想そのものが最終出力であり、結果は期待されない。またときに感想はその著述者によって論理や修辞などの裏打ちが必要と感じられることがあり、高度に修飾された感想は考察と区別がつきにくい。
考察とは、ある事象に関する原因や結果などを既存の論理を用いて客観的に構築すること。考察そのものは最終成果ではなく、考察には必ず結果が期待される。(ただし、結論出ず、という結論も結論に含まれる。)考察は全ての学問に共通して必要とされる過程であり、ゆえに考察の学問である哲学が学問の最高峰とされることがある。全ての学問領域に渡り博士号のことをPh.D.(Doctor of Philosophy)と呼ぶのはこのため。
http://anond.hatelabo.jp/20070621194204