はてなキーワード: 格差問題とは
下記のような現状を示唆する匿名の書き込みは今までに何度も見てきたが、所詮は東スポレベルの与太話と思ってスルーしてた。大金が動く番組制作で契約書を作らないとかありえねーだろと思ってた。ごめん、認識が甘かった。
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200902210212.html
テレビ業界が、番組作りを発注する制作会社への「下請けいじめ」をなくそうと、総務省と自主ルールをまとめた。契約書もかわさずに発注し、金額を一方的に下げることが珍しくない現状を改める狙いだ。制作会社の著作権も尊重する。NHKと地上波テレビ放送を手がける120社余りの全民放を対象に、3月中に実施する。
自主ルールは「放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン(指針)」。総務省と放送局、番組制作会社の代表が1年間協議してまとめた。制作会社の大半は中小企業で経営が苦しく、長時間の不規則勤務にもかかわらず「年収100万、200万円台の社員がぞろぞろいる」(大手プロダクション社長)という。ワーキングプア(働く貧困層)が社会問題になったこともあり、業界として改善を目指すことにした。
指針は「放送局は制作会社に対して取引上、優位な地位にあることが多い」と明記。(1)制作会社への発注書・契約書の交付と契約金額の記載を義務づけ(2)番組「買いたたき」を禁止(3)制作会社が持つ著作権の譲渡強要を禁止、の3点を盛り込んだ。
関係者によると、昨年の調査では全放送局の約6割が、少なくとも一部の書面を交付していなかった。総務省の調査では、制作会社が「書面を渡されても金額の記載がない」「金額は口頭で告げられるだけ」などと回答。今後は、下請け業者保護について定めた下請法に沿った発注書・契約書のひな型を用意し、書面を交付するよう求める。契約金の早期支払いも促す。
番組「買いたたき」は、テレビCM収入が落ち込み始めた一昨年後半から目立つという。総務省の調査では「一方的に単価引き下げを通告された」「値下げ圧力が強く、赤字で受注した」などの訴えが制作会社から寄せられた。「安い単価に変える時は番組内容やキャストも見直す」「番組種類ごとの単価表を放送局と制作会社が話し合って決める」ことを推奨する。
制作会社が番組内容を放送局に提案し、制作に責任を持つ場合は、制作会社に著作権があると判断される。ただ、この場合も放送局が著作権を握る例が少なくない。放送局が著作権譲渡を迫ることを「不当な経済上の利益の提供要請」として禁止する。
違反行為があると公正取引委員会が放送局に是正を勧告し、局名を公表する。総務省も、放送局に対して契約に関する調査を行う方針だ。
他業種の企業がコンプライアンス絡みでポカやらかしたら鬼の首を獲ったように騒ぎ立てるくせに、自分たちはこんな無茶苦茶な常識をまかり通らせていたという茶番。格差だワープアだと言い立てているくせに、そんな連中の生き血を搾り取って最高クラスの給与にふんぞり返っていたわけだ。
企業の不祥事もワープア・格差問題も解決の努力を怠ってはならない事案なのは疑いようも無い。だけど、それらに熱心な人達が「金持ちのテレビ局に踊らされている」という目で見られてモチベーションが削がれたり、活動そのものが衰退していくんじゃないかと思うとやりきれない。この国で「市民運動」が今ひとつ定着していないのと無関係だとも思えないな。
まあ、なんでもいいんだけどさ、増田がその政党を支持する理由って何?
ちゃんと言える?
消去法で自民党しかない、とか?まじで?
一回ぐらい民主党にやらせろ、とか?まじで?
いや俺はそもそも政治に絶望してるから投票しない、とか?まじで?
そんな、にわかの2chねら程度のことしか言えなかったりしない?
それってノンポリですらないよね。
それってただのオカルトだよ。
話題の疑似科学と大差ない、根拠のない言説だよね。
ところで俺にはさ、自分がある政党Aを支持する明確な理由があるんだよ。
1. 景気問題について俺の意見と同じ議員は、A党にしかいないから。
2. 格差問題について俺の意見と同じ議員がA党には、衆議院に14人、参議院に1人にいるから。
どうよ、はっきりしてるだろ?
お前らこんな風にはっきり政党を支持する理由を言えるか?
実を言うとさ、俺もこんなにはっきり言えるようになったのはつい1時間ほど前のことなんだよ。
まあとりあえず黙って↓これ踏んでくれや。
ここでアンケートにサクッと答えたら
種明かししたら、なんてことないよな。
「なんだよヴォケが、こんな釣りサイトマジになってんじゃねーよ」
とか思われるかもしんない。
正直俺も、このサイトの結果がどらだけ信頼に足るのか、
バイアスかかってないか、とかそういう疑問はあるよ。
そういう論争に熱心な人に聞きたいわけ。
俺はさ、こういうのアリだと思うんだな。
何もないよりは、こういうのがあったほうがいい。
「俺がやんなくても誰かがやるだろう」っていう、一種のオカルトだと思うからさ。
っつーわけでまとめると、
色々言うけどさあ、それって全部日本国内の話じゃん?
日本人の(自称)庶民が、日本人の金持ちに対してあーだこーだ言ってるだけでしょ?
日本国内の格差問題も大事だけどさ、国ごとの格差のことって考えたことある?
どう考えても日本人ってさ、金持ちで楽しておいしい思いしてるわけじゃん?中国とかインドとかアフリカとかの人と比べてさ。
よく国ごとのジニ係数を比較して、「この国は格差が大きい」「この国は格差が小さい」とか言うけど、それって国ごとの差が前提になっちゃってるでしょ?もうそういう時代じゃなくなると思うんだよね、すぐに。いや、もうそういう時代になってるかも。
経済がフラット化(死語)してくればさ、「日本人ってさ、全然努力してないクセに、すげー金持ってるよね」「日本に生まれたってだけで、あいつら得しすぎじゃね?」みたいなことを言い出すよ、途上国の努力してる優秀な人が。それにどう言い返そうか?
いや、もちろん「格差」ってのは大部分は政治の問題だから、経済と同じように単純に国境をまたいで「フラット化」していくとは思ってないけどさ。
とりあえず「格差はよくない」「格差は不公平」って言ってる人は、「自分は世界的には格差の上位層に居る」ことを理解してるの?で、もし理解してるなら、「自分の稼ぎが減ってもしょうがない、途上国の人たちがもっと儲けるべき」って思ってるの?ってのが俺の疑問。
それとも、単に「自分よりいい思いしてるやつは気に入らない」「自分より苦労してるやつのことは興味がない」ってだけ?
格差の解消や派遣労働の問題等々、最近どのメディアでも本当に多く見かけるようになった。いわゆる就職氷河期世代で就職に失敗した人たちは相当厳しい所まで追い詰められてきているのは間違いの無いことで、格差の縮小と労働者保護に向けた対策を今すぐにでも行うべきだ。ただ、これに関係してどうしても一つ言いたいことがある。
「何故、悲惨な労働者の実態を“失っていく物語”として語る?」
以前、新聞でこんな派遣労働者の“失っていく物語”を読んだ。ほぼ私と同年代の人だ。
「Aさんは、小学校から高校までは田舎で育った。高校卒業後上京し就職したが職場でうまくいかず退職。転職までのつなぎと考えて派遣会社に登録しいくつもの派遣先を渡り歩いているうちにいい年齢に。年収は200万強、彼女はいるが同様の環境で、このままでは結婚もできない。田舎の両親も心配だが、帰っても就職先がない。もちろん年金は……。」
この話、普通の人生を送り普通の暮らしを手に入れている人なら同情してくれるだろう。
同じように何かを失っていく人生だと感じている人の共感を得られるかもしれない。
けれど「何も無い」状態からひたすら頑張ったような人だったら……。
小中高と、外見のマズさと吃音でイジメられ続けた、クラスの最底辺から頑張るしかなかった僕の正直な心の声
「だから何?その程度で社会頼るなよ」
普通の(普通であればそこそこ楽しかろうよ)学生生活、周囲からの承認、周囲に怯えず生きていける時間、それを当たり前のこととして受け止め、自分の興味ある事に取り組み成長できることが人生にとってどれだけのプラスになるか。18歳時点で「生きる」ためのリソースの量は、Aさんと僕とでは圧倒的な差があったはずだろうよ。それなのに……と思わざるを得ない。
人間、努力して這い上がる型の人生を送ると「最初から持っていなかった人」「得られなかった」人には普通に同情できるけど「失っていく」人に同情するのには条件が付いてしまうのではないかと考える。予測可能な困難に対して効果的な努力はしたのか、リスクヘッジはしたのか、とどうしても問うてしまうようになる。2chで格差問題やワーキングプア・フリーター等に関するスレが立つたび当事者を煽るレスが多く付くけど、本質的には変わらないだろう。そして、こういう人は一定の割合で社会に存在して、努力したなりの地位にいることが多い。少なくとも自分と自分近辺を見る限りにおいては。
だから、この種の問題を語るときは、基本的に現在の労働条件や将来における経済的な影響、対策として何が有効か、などできるだけ条件を限定して語るべきだ。“物語”を語れば語るほどに“自己責任”を突っ込まれる悪循環はいい加減に断ち切った方がいいんじゃないか?
1. 格差論は甘えではなく社会問題
格差は社会問題なの?
コンビニ店員の生み出す価値にはそれ相応の市場価格を賃金として支払い
弁護士の生み出す価値にはそれ相応の市場価格を賃金として支払う
個人が得れる賃金は個人が生み出す価値に比例する訳で、その意味では価値を生めない個人に高い賃金を支払う理由もない
社会問題って言うことは社会が格差問題を解決しなきゃならないって考えがベースにあるんだろうけど、見ず知らずの他人を助けることにインセンティブがあるの?
例えば、俺が明日クライアントの逆鱗に触れてクビになって、ネカフェ難民になったらお前は助けてくれるの?
助けてくれないよね?
統計なんかは知らんが、格差論を社会問題にしたいのは弱者で、別にどうでもいい(または生かさず殺さずで)と考えてる奴は強者みたいなイメージがあるんだよね
んで、残念ながら政治って強きを助け、弱きを挫くでしょ?
じゃあ、どんなに格差を社会問題にしたくても、本質的には解決されないで、生かさず殺さずうやむやにされんじゃないかな?
企業の側は、派遣が生み出す価値が、企業のビジネスを遂行する上で必要充分ならわざわざ、派遣を正社員にする理由がないんだよ
無論、本当に企業が必要とするような価値を生む人間は正社員になるだろうけどね
軍隊の指揮官が、兵卒の数よりも少ないようにそんな人材は少ないと思うよ
んで、そういう少ない指揮官に金が集中して益々、格差が広がると
もうどの道、社会に期待するには最早手遅れだよ
腐るとこまで腐ってるから
90年代後半以降の格差問題を考える上で、社民党(旧社会党)の罪を過小評価してはいけない。
デフレ不況の大きな要因である日銀の独立を、今でも功績として誇っているからね。
弱者の味方面をしながら、その経済への無理解から就職氷河期世代やリストラ中高年、
さらには自殺者の激増を招いた。まあ党本部の職員に労働問題で訴訟沙汰起こされているような
人達でもあるから、大手マスコミと同様にどこまで弱者のことを本気で心配していたのかわからないけど。
もちろん当時連立を組んでいた自民党の罪も当然ながら大きい。
たとえば、現在総裁選で名乗りを上げている与謝野馨は、90年代後半の不況二番底をもたらした
政策決定の中心人物でもある。今「あたたかい改革」などと嘯いているけど、彼自身は幾つかの
インタビューで、当時の消費税5%増税を後悔していないと宣っている。
本音では国民生活のことなんか頭にないんだね。財政の帳尻合わせをしたいだけ。
そりゃ安倍は北朝鮮問題だけで名を馳せてトップに上がった人だから「いわゆる右翼政権」ではあったのだろうけど、根本的な問題は単純に内政ズタボロだったことでしょ?
今までの政権と比べて明らかに図多ぼろというほどでもなかったはず。失業率とか犯罪件数から見て。年金問題だって今までの積み重ねで問題になってるわけで阿部政権のみってわけでもないし。右翼が本当に必要とされてるなら今までの政権と同じ程度の落ち度で大敗するはずもない。右翼は必要とされてないからささいな落ち度で負けたと見るのが妥当。
彼はとにかく構造を一旦ひっくり返すことに徹し、壊しちゃいけないモノまで巻き込むことを恐れずに、まずそうなものはとにかく派手に壊す戦略をとった。だから後から問題が発生するのも小泉的には想定内。本当に壊しちゃいけなかったモノだけは後からみんなが騒いで修理してくれるという期待の上でのぶっ壊しなんだから。
いくらなんでも小泉を過大評価しすぎだろ。後先なんて考えてなくて政局に勝つことぐらいしか考えてなさそう。政策なんかほとんど理解してなかったんじゃないかという風にすら思う。肝心の改革だって構造をひっくり返すというほどのことはしてない。してたらもっとひどいことになってたかも。
悪く言えば無責任だけど、長い目で見ると悪い戦略じゃないよね。実際俺は小泉はかなり良くやったと思う。後任の安倍や福田が、そのケツを持つにはあまりに無能すぎただけで。
長い目で見てどういうメリットがあったのか謎。短期的に痛みを伴うことをすれば将来見返りがあるなんてのはほぼ幻想。
いろいろな方向から結構叩かれてたと思うけど。靖国参拝叩いてたし、改革が骨抜きとか逆に景気対策が足りないとか。
一言で言えば、違うよ。っつか清々しいほど潔い思いこみだなw
マルクス主義自体は、自由市場において金持ちは何故貧乏人を搾取出来るのかとかそういう分析がメイン。今となっては古臭いし学術的価値は低いけどね。
マルクス主義じゃなく、マルクスレーニン主義といえということ?
で、その解決方法については後世に諸派があっちこっちに発生して、過激な奴もいれば穏便な奴もいる。それだけの話。
その中でギロチン送りにするやつは暴力的だよねといってるだけ。すべての左翼がレーニン主義とは思ってない。社民主義とかもいるのはわかってる。
だからといって暴力をどんどん容認してたらだめでしょ。だれそれは暴力振るってるから自分もしていいんだといってたらずっと荒れたまま。
敵のない正義なんて無いと思うけどな。
自分は基本的に正義というのはきれいごとと思ってるから。汚くていいなら、もう正義じゃない。抵抗勢力のレッテル張って人気取りするようなやり方が正義という人もいるんだろうけど。
http://anond.hatelabo.jp/20080520122306 より
格差であーだこーだ言ってる人って
結局、なにがしたいんだろうか。
・金持ちにならなくていいんなら他のことして遊ぶ
これでいいんじゃないの?
なんかずーっとメンツが変わらずに
「格差は辛い」って書き込みがあったら「そうだね。格差は辛いよね」
「弱者が虐げられてる」って書き込みがあったら「そうだね。社会が悪いよね」
ってうんうん頷きあうってのをずっと繰り返してるように見える。
「格差問題」とか「弱者」とか何だか重大事のように言ってるけど要は雑談なんでしょ?
「昨日見たテレビ」とかそういうので盛り上がれない人たちが
共通項としても盛り上がれるのが「弱者が困っている」「勝ち組むかつく」「これって社会が悪いんでしょ?」
発展してるところは見たことなくて、同じことを何度も繰り返してるだけ。単なる暇潰し?
「あーだこーだのテンプレ」
一応自分自身就職氷河期の中で大学を卒業したので、あの時代の身も凍るような厳しさは理解してるつもりだ。
たださ、お前達こういう事って分かってたんだろ、認めてたんだろ、って言いたい。学生時代からずっとそうだったじゃないか、いわゆるリア充とかAクラスとかにカテゴライズされる奴等がキモヲタとかCクラスとかいうグループを蔑んで嘲笑してウケを取って、果ては苛めたり暴力を振るったりして、その他の連中はそんな「ガス抜き」が行われているおかげで平凡な学校生活を送る、皆学生時代ってこんなものだっただろ。
クラスに配置された人の枠組み以外、誰に強制されたわけでもない人間関係の中の小世界で、強者が弱者から不当に搾取をして咎められない、そんな世界の仕組みがいつの間にか出来て、殆どの奴等はそれを積極的に承認するか、当然と思って受け入れてきたんだろう?
学校が社会の仕組みを学ぶための小社会とするならば、それが拡大されているのが実社会なのだから、自分が被差別側になってしまったからといって文句を言うなよ。それこそ「自己責任」なんじゃないのかい。以前まで自分がAクラスの「クラスの人気者」もしくはBクラスの「普通の学校生活を送っている学生」という、Cクラスを犠牲にした「既得権益者」だったんじゃないのか。人の時は自己責任だと言い、自分の時は社会が悪い?寝言は寝て言えよw
俺、小学校から高校まで、毎日罵声と嘲笑の中で生きてきたし、持ち物が無くなったりいたずらされたりした回数は数え切れないくらいだ。中学校時代は特に酷くて、生傷が絶えることがないくらい暴力を頻繁に振るわれた。死のうと思ったことも一度や二度じゃない。
誰に訴えてみても、誰も助けてくれない。
それでも、担任も親もクラスの連中も「いじめられる側に問題がある」だよ。
よしんば俺に何か原因があったとしても、暴力が許される訳がないのにね。
そんな「格差社会・自己責任社会」を学生時代過ごして来たから、俺は大学受験と就職活動は文字通り死に物狂いで頑張ったよ。結果、給与が良く残業が少なく身分保障がしっかりしている今の職場にいるんだわ。
で、今NHKのワーキングプア特集とか、格差問題のテレビとか見てても正直ピンとこない。テレビに出ている生活に困窮したワーキングプアの若者、あの人達の学生時代はどうだったんだろうね?クラスにいる弱者の苦しみを何の問題意識も無く眺めていたのだとすれば、現在の状況は社会の被害者でも就職氷河期の犠牲者でもなく、ただ単に「因果は巡る」ってだけだろ。学生時代Cクラスで、そのままワーキングプアになった人も、社会の格差構造をもっとも肌身に感じて理解できる立場にいたのだから、それで対策ができないというのは甘すぎるというほか無いんじゃないか。
「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」
発言をした奴は大嫌いだが、言ってることは真実だ。少なくとも俺にとっては。
自分達で作った蟻地獄に自らはまったんだよ。どうして助ける必要がある?死ぬほどじゃないだろw
え?言ってる事がよくわからないな…
だからその構図の問題と、「医者は金もらってるズルい」「野球選手金もらいすぎズルい」っていうのとは別の話だろう?という話を俺はしてるつもりなのだが……
その構図の方の問題(俺はこれが格差問題だと思ってるんだが)については一朝一夕では語れない話だから深く内面に入り込むのはここではやめておきたいが、とりあえず「医者もらいすぎズルい」とかいうのは単にただそれだけの文句であってニュースで報じられる格差問題とかとは別だと思うのだが
え?格差問題ってそう言う事なの?
俺は、格差が開くことによってその子供がろくな教育を受けられず、
どんどんその格差が身分のように固定していくのを批判したものだと思っていたが…
だからそれとは違うだろうと。
いや、格差問題とかはまた別の話だと思うんだが。
格差問題と似ている。
当座のミクロな問題をどうするか(今日明日どうサバイブするか、弁護士は訴訟に勝つために雇われている)ということと、社会システムというマクロの問題(格差や医療過誤の取り扱い)が混同されている。
弁護は業としてしているのだから、医者も弁護士もなんとしても勝たないといけない。そこでイナゴに「てめーは医療システム全体のことを考えていないだろ」とマクロの問題をぶつけられても、弁護士はそんなことなんて知るかよ、と一蹴したくなるのは当たり前。けどよっぽど頭の悪い人でなければ、双方ともコストが上がれば結果的にどのようなことが起こりえるかは想像がつくし、現に起こっているのだろう。
とまあ色々思うのだが、双方が欲しがっている物は現状で満たされているのか、それを得るためのコストは現状で適正か、などを考えるとゆがみがあるように見える。そこに燃料を投下したがる運動家がいるようで、それはそれでうざいのだが。