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はてなキーワード: パターン認識とは

2009-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20090727193129

2009-04-02

空気?読めないけどなにか?

発達障害を抱えているので、直観力というものが全く働きません。

CTスキャンでくっきり造影されるほどの「真性」障害は300人に一人だそうですが、“気質障害”“形質障害”といわれる比較的軽度な人は、日本の場合「人口の約5%」程度だそうです。

「私」を含めてこういう人は、“空気を読む””直感的に良好な人間関係を築く”能力を持ち合わせていません。

これは、そのほかの様々な身体的特徴と同様その人固有のもので、多かれ少なかれこういった障害を持つ人物に、

空気を読め」「勘を働かせろ」と要求する事は、

※目の見えない人に『よく見ろ』という

※耳の聞こえない人に『話をよく聞け』という

このような要求と同様に「物理的に無茶な話」です。

日常的に、それなりに勘働きをして生活をしているように思われていますが、それは星の数を超えるほどの膨大なパターン認識を繰り返す事で“学習”し、不測の事態に熟練する事で補っているだけなんです。

「知らない事は理解しようがない。理解できていない事は実践できるはずも無い」

これが事実であり、真理です。いくら精神論常識論を振り回してもらったところで、生まれつき動いていない器官が正常に動き始めるわけでは有りません。

手足を失った、あるいはそれらをもって生まれてこなかった人に、

「五体満足でないのは自分が悪いのだから、健常者のように手足を生やして来い」

とおっしゃるのでしょうか?

先年、思うところあって障害者支援・不登校支援に参加して、そこで報告される事例に心当たりがありすぎるから診断を受けたら、冒頭のように宣告されました。35歳のときです。

『誰の理解も、何のケアも受けられないで、良くこの年齢まで生き延びてこられたものだ』

そう言って驚かれたものです。無かった事にしたいほど屈辱まみれだった半生を思い起こすと、類稀な精神力を持って生まれたらしき事を果たして喜んでいいものかどうか判断が付きません。

迎合してヘラヘラ笑っていたり、納得のいかないことで謝罪を要求され続けていると、今でも心臓が止まりそうなほどの不整脈が出ますが、リスクメリットを天秤にかけて、あえて障害者手帳は取っていません。

一見しただけでは分からない、脳や精神に関する障害をもって生まれた事が、本人だけの責任と言い切れるのでしょうか?

いつ何時、些細な差異を理由に命の危険にさらされるような、そんな不寛容世界に、果たして「あなた」は暮らし続けたいと思うのでしょうか?

普通人・常識人のつもりな「あなた」の“無知と無理解と無関心”が、今も誰かを死に至らしめているのかもしれませんよ?

4/3追記1

その度に宣言してレスつけて歩くのも面倒なので、ここで追記する事で代えよう。

変な誤解が発生してるようなので宣言しておくが、

空気読め」(http://anond.hatelabo.jp/20090401235551)の元増田とは別人。ついでだからもう一つ宣言、本IDはこっち⇒http://d.hatena.ne.jp/cambrian/

IDからリンクをありったけ辿って貰えば分かる事だけれど一応書いておく。零細だけれど一応会社役員の末席で、他にも2つのNPO団体から乞われて理事や事務局を勤めさせていただいている。最初に書いた内容は、全て“id:cambrian”という立場から見てきた現実であり、あるいは経験してきた事実に過ぎない。

それがどうして“分かってちゃん”だとか“自己憐憫”だとかっていう話に転がってっちゃうのかわかんねーよ。

正論正論として突きつけるのは控えてくれ」と言われる事もあるけどね。今もって「迎合してヘラヘラ笑っていたり、納得のいかないことで謝罪を要求され続けていると、心臓が止まりそうなほどの不整脈が出る」のだから、「道理は道理、正論正論」というスタンスしか摂りようがない。

 対人関係で衝突が増える事なんかとっくに織り込み済みで、「志半ばで命を落す事もありうる」覚悟は完了してるがそれがどうかしたかね?改めて振り返ってみれば、命を落していたかもしれないような危機の連続を、およそ全て力ずくで踏み潰して乗り越えてきた形になっているのな。どれもこれも、「十人十色であり、みんな違っていてみんな良い」のだと信じてきたから。打たれ強いか、弱いかというなら、抜群に打たれ強いんだろうさ。

「知らない事は理解しようがない。理解できていない事は実践できるはずも無い」でしょ?

 知らないのも理解できていないのも、知覚・判断能力に個人差があるのも止むを得ないじゃないか。知らなかった事、理解できていない事を理由に吊るし上げられてもどうにも出来ないし、誰かをそのような理由で吊るし上げたりする事に何の価値利益もない。

「誰の力も手も助けも借りられなかった」からこそ、「力ずくで踏み潰して」でも生き延びてこなければならなかったのであって、そのこと自体を今更どうこうは言わない。だけれども、

もし、只ひたすら助けを求めて泣き叫んでいるだけだったらどうだったんだろうか?

とか、

もし仮にここまで生き延びてこれずに途中で命を落していたとしたら、「人間一人の命の危機をただ眺めているだけだった」自称普通人たちはどうしたんだろうか?

とか思わなくも無い。

それだけの事なんである。

2008-11-11

http://anond.hatelabo.jp/20081111105406

もう少し言葉を正確に使おうな。

俺は別に人生大変じゃないぞ。その辺に関しては。

言語化してパターン認識しちゃえばいいんだよ。あんなもん。

それを増田でまでやる意味は全然わからないけど。

2008-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20081012083554

脳が解明されるまでわかんないなあ。

藤子Fのマンガであったけど、生まれたばかりの子猫がこっちの顔を見てニイニイ鳴いて来るのは、

黒い点が二つあるとそっちの方に鳴くようにパターン認識がされてるからじゃないかって言う。

だって黒い点がこっちの認識器官だって生まれたばかりの子猫がわかるわけないもの。

そういう風にいくつも反応のパターンがあるんじゃないかな?もちろん個体差とか育て方による多少のカスタムはできるんだろうけどさ。

あと個人的な感覚かも知れないけど、興奮と性的興奮は全く別物だと思う。カッカしてるときでもチンコはちじこまってるし、

グダーッとしてるときほどエロ衝動が涌いてきたり(疲れマラ?)。性的興奮に「興奮」という言葉を使うのは誤解の元じゃないかなあと思う。

2008-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20080916214853

画像処理によるパターン認識で判別してるから、たまたま樹の模様の特徴空間での位置が顔画像の属する部分空間に含まれちゃったりするわけだ。

重要度とかそういったもので分類してるわけじゃない。というか、現状そんなことができる技術は無いだろう。

サポートベクターマシンとかニューラルネットググるとそれ系の話がいっぱい出てくる。

2008-09-05

本を見る、ブログを見る、ソースを見る。

たまに感じるんだけれど、

例えば、数人でググってたとする。ズラズラズラっと出てきてクリックしてページが開く。

あー違うな、と思って戻ると、「え、ちょっと待ってよ見せてよ読んでないよ」とか言われる。

逆に、えーと、なんて見てると「いやそれ関係ないよ戻れば?」とか言われる。

なんて事がある。他にも読む速度やクリックする場所や。

例えば雑誌なんかもそう。

複数で見てると、いつまで同じ所見てるの?って事や、逆に、めくるの早い、って事や。

普通の本だと、複数人で同時に見ることなんてないけど、読むスピードは結構違う。

こういうのは、文章構成や配置、字体、記号や定型文に対する慣れ、パターン認識の差なのだと思う。

小説新聞を読まない人は、縦書き文章が読み辛く遅いとか、Web見ない人は、ブログの新着記事やカテゴリーまで一つ一つ見てしまったり

だから、本を読まない人は読まないし、Web見ない人は見ないんだよな。読みにくいから。

そうやって情報格差が広がるんだな、と思う。

http://anond.hatelabo.jp/20080905042139

2008-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20080824230003

うちの母はパソコンほとんど使えないんだけど、これ何でかって言うと「推測する能力」が無いからだと思うんだよね。

見たことないエラーメッセージが出てきたときに、これまで見たエラーメッセージからパターン認識して問題無さそうな対応をする(とりあえずokボタンを押すなど)ことができない。

ソフトの使い方なんてどれも「だいたい」同じなのに、その「だいたい」が理解できずに逐一個別対応しないと使えない。

いちいち個別に憶えてたら日が暮れる。記憶力がミジンコ並の俺でもパソコンを使える理由は、推測する能力にあると思うね。

2008-08-24

考えるための素養

http://anond.hatelabo.jp/20080824165021

発想の元となる考えるための素養とは、必要な知識と技能である。

これを習得することは、パターン認識による推定的な学習に不可欠である。

学校教育では、知識と技能の伝達をすべき。

http://anond.hatelabo.jp/20080824165021

君がどれだけ入念に準備してるのかは知らないが、そんなことやってない教師は腐るほどいる。

前にも書いたが

俺は小学校のとき、文章で句読点を打つ場所の基準がさっぱりわからなくて、教科書にも載ってなかったので

しつこく先生に訊いたがまともな回答は一切帰ってこなかった。なんとなく打つんだよ、みたいなもんだった。マジで

俺が書いた文章について「何となくこの辺が悪い」と言うだけで何故悪いのか、どうしたら良いのかは全く教えてくれなかった。

句読点を打つ場所の組み合わせなんて無限にあるわけで、文節とかそういった知識すら教わっていない段階では

考えるための素養が無いわけで、アホ教師の考えるようなパターン認識による推定的な学習は不可能だった。

2008-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20080617132807

投げやり具合がいいなぁ。

ベースの顔に対するパーツのサイズ調整とか位置合わせがうまくいっているね。パターン認識?とかでやるのかなとか興味を持った。

2008-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20080509020753

勉強」というのは「つまらないもの」の代表として挙げただけなんだが、それを自慢と取るということはチミのコンプレックスの在処がわかりそうですね!

でもって、なんでチミの中では俺がパターン認識に詳しいことになってるんだかわけわからん。

つか、やばすぎ。寝る。

http://anond.hatelabo.jp/20080509014939

よりによって「勉強」かよ

お前自分の最初の書き込み見直してみろよw

受験勉強やその延長のお勉強の方がよっぽどおもしろいよ。だって受験勉強は頭を鍛えるのに役に立つけどファッションをやったって丸暗記だから頭よくならないもん。

とか言っちゃってるんだぞお前ww

これだけ言っといて「学問じゃなくて勉強とかいってw」とか「勉強が得意なんて言ってない」とか言っちゃうわけよ。お前様は。

まーいいや。勉強でも学問でもいいからそっちの話しようぜ。俺的にはパターン認識はブームなんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20080509012356

まぁ後だしジャンケンなら何とでも言えるわなwww

じゃあお前様より負け組みの俺とお得意の勉強の話でもしようぜ。

パターン認識やってんの?

2008-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20080418010901

ほう、その辺の本には「神」なんて言葉が乱舞しとるがな。じゃあ日本古典がどう宗教価値に直結しとるんだ?

そりゃ「影響」はしてるだろうがな。別にキリスト教の神である必然性などない。/いや、親鸞の書いたものは当然古語で書かれてるでしょ?

「一般人レベル」でいうのなら、欧米先進国様の古典を学ぶ意義と同程度のものは間違いなくあるよ。

いや、自明とか間違いなくとか言われてもなあ。具体的に挙げてくれる? 君の議論の最大の弱点って多分具体性がないことだから。

グレコ・ローマン文化の話じゃなかったのかよ。近代以降ならそりゃ当然だろ。

いや君がニュートンを引き合いに出したんでしょうに。民主主義に関してはギリシャにまで遡って意義深い書籍を見つけることは出来るだろうなあ。

ほら、君は「??だとすれば」という仮定が読めないんだよね。

で、いつまで撤回した仮定を引きずるわけ?w

あとさあ、まやかしまやかしで構わないけど、そういう意味なら俺は英語の「役に立つ」もまやかしだと思うがねえ。

何かひとつ共通言語がないとITなんてやってられん、というのは厳然たる事実だろ。

一方で、文化資本による格差なんぞないほうがいいに決まってる。

東大卒は毎年数千人だ。それで、MIT卒は何人いるか知ってる?ハーバードは?プリンストンは?スタンフォードは?オックスフォードは?ケンブリッジは?

数千人か。なおさらたいしたことないな。で、MIT卒全員をエリートと呼んだ覚えはないが?(他の大学もね)。

仮にそうだとしても、「年に数人」レベル人間「教育」なんておこがましいと思わんか。

まあそうね。勝手にどこかで学んできそうな気はする。

教育ってのは、特に公教育ってのは、底上げのためにやるもんであって。

誰も「普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」なんて言ってないし、そもそも東大生の中で「教育制度がもっとよければ俺はもっと偉くなれた!」なんて言ってる奴は落ちこぼれだけだよ。だから「普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」という発想自体がそもそも無意味

いや、お前そういう話しかしてなかったじゃんw 俺が公教育は平均と底辺を上げるためのものだと主張したらやたら激しく反発してたよなあ?

いや、主流の座から滑り落ちたものを普通スタンダードとは呼ばないだろう。

主流と標準を辞書で引くことをお勧めする。そりゃ、主流が標準を塗り替えてしまうことは結構あるが、少なくとも数値計算世界ではまだだろう。過去の蓄積ってのがあるんだ。

Cを使ってアセンブラまがいのコードを書き、新しい言語なんて覚える暇があったらもっと他のことをするとかなんとか言ってる人だって一定の比率で存在する。おわかり?

それは、特にアセンブラが必要でもないケースでか? ちょっと勘弁して欲しいなw まあ仕事としてうまくやれてるならそれでもいいけどさ、特殊ケースだろ?

まだ、例えば専用プロセッサなり組み込みデバイスなりを制御するためにアセンブラ使うってほうがはるかに一般的なケースだと思うがな。数値計算パターン認識においてさえ。

どうも話が巧妙にずらされてる気がするんだが。

いや、君自身RubyとかPerlとかC++とかJavaとかに言及しちゃったからねえ。どっちが引っ掛けたかというのは不毛になりそうだからやめようや。なんなら俺がズルかったということにしてもいいが。

たとえばいきなりJavaを覚えさせられた人間がそれがわかるとは到底思えない。ライブラリソースを読めるレベルになってはじめてわかることだろう、それは。

いや、Javaライブラリソースを読むレベルになったらたしかにかなり専門的だが、そもそもJavaで書いたコードで高速計算させようというほうが間違いなわけで。

C++に関して言うなら、アセンブラ的な最適化に手を出すのはだいたい最後の最後だろう。俺(や多分君)のような古い世代はアセンブラからの積み上げで高級言語を見るけど、高級言語の側から必要なレベルまで掘り下げていく、という見方も可能なはずだし、最適化の上ではむしろそちらが本筋。

で、君が重いクラスライブラリとして想定してるのはなんなの? ちゃんと最近のものを使ってれば、そんじょそこらの奴がCでちゃっちゃと書くコードと同じかたいていは速いコードを生成するし、もちろん可読性も高くなるな。

C++の話も同様。敢えて「C++らしい」処理を書けば計算量はどんどん増えて、例えば行列カプセル化して演算子オーバーロードしてなんてことやってたら計算時間が倍ぐらいになってもおかしくはないだろう。一晩で終わる計算が翌日の昼までかかるということになったら作業効率には歴然たる差が出るぞ。

具体的にどこの出してるC++行列演算ライブラリがそこまで効率悪いって?

(補足追記)

最近C++用の数値演算ライブラリはかなり出来がよく、FORTRAN用のそれに性能で肉薄するところまで来ている。そう、ここでは、ライバルは君が主流からも標準からも蹴落とされたと主張したいらしきFORTRANなんだよ。

で、どの辺がネックかというと、君の言うように記述性と実行速度の関係だったりはする。でも、それは低水準処理がどうこうという問題ではないよな。

この件については、議論してる人がネットでも結構いるから読んでみるといい。君が思うほどにC,C++圧勝しているわけではないよ。随分C++が向上してはいるけど。で、FORTRANのほうが言語の構造上最適化が効き易い等の話題はあっても、手作業で機械語レベル最適化をするなんてのは、候補にさえ挙がらないな。

http://anond.hatelabo.jp/20080417234519

あのさあ、「一般的にはこういうことが言われている」ということを主張したら、いつの間にか俺が「こういうこと」を主張していることになってるのはなんでなんですか、とさっきから何度も聞いてるんですが。「そうとしか思えないから」って、あんたの主観でしょ。しかもあんたが俺のことを色眼鏡で見てたことはあんたが自分で言ったことだし。

民主主義自由主義自然科学も、キリスト教論理的に直結はしていない。

ほう、その辺の本には「神」なんて言葉が乱舞しとるがな。じゃあ日本古典がどう宗教価値に直結しとるんだ?

それが「一般人レベル」か? 高校で教える価値があるかどうかは微妙だが。

これは確かに読み飛ばした、失敬。

日本古典の話をしてるんだが。とりあえず便宜的に日本言文一致体以前以後で区切ってみようか。

なんか、今でも一般人が学ぶ意義のあるような文献がそれ以前にある?

しつこいなあ。食い下がってるのはどっちだよ。「意義」の定義によるだろ。「一般人レベル」でいうのなら、欧米先進国様の古典を学ぶ意義と同程度のものは間違いなくあるよ。日本文化のうち文学美術舞台芸術に優れたものがあることは君も否定せんだろうが、それらの趣味思想だのなんだのに劣ることはあり得まい。

欧米政治思想の本なんかはそれこそニュートンの時代のとか普通に今でも重要でしょ。

グレコ・ローマン文化の話じゃなかったのかよ。近代以降ならそりゃ当然だろ。フランス革命1789年明治維新1868年の差が今更どれほど重要だとあんたが思ってるのかは知らんが(明治維新は不完全な革命とかいうなよ。そんなこと言えばロベスピエールとかナポレオンってのはどうなるんだ)。ただその意味で言うなら欧米であってもドイツなんかは後進国なんであって、あんたが言ってるのは「イギリスフランス」の話でしかない。「欧米」ではないぞ。

君の言うステータスシンボルのような意味での「役に立つ」自体を俺は批判し否定してるんだよ。まやかしだってな。で、撤回したんじゃなかったか? やっぱ食いさがってんじゃんww

一方で、海外のほとんどのライブラリドキュメント英語で書いてあるから、英語はとても役に立つなあ。

ほら、君は「??だとすれば」という仮定が読めないんだよね。背理法とか理解できてないんじゃないの?出来の悪い中学生とかで、「もし√2=p/qと既約分数で書けたとするとpもqも偶数になるが」とかいうと、「pもqも偶数なわけないだろ!」とか言って聞かないガキがいるよね。

あとさあ、まやかしまやかしで構わないけど、そういう意味なら俺は英語の「役に立つ」もまやかしだと思うがねえ。

とりあえず、「まやかし」と「役に立つ」をあんたはどういう基準で使い分けてるのか明示してくれ。でないと話にならん。

えーと、そういう主張をしたいのならまずソースよろ。

はあ?何のソースだよ。俺は君の主張を自然演繹しただけであって、敢えて言うならソースは君の発言だが。

俺の言ってるのは、ただの東大卒程度でエリートなんて呼ぶ必要ないだろ、ってことなんだが。毎年数百人も生まれるのに。

東大卒は毎年数千人だ。それで、MIT卒は何人いるか知ってる?ハーバードは?プリンストンは?スタンフォードは?オックスフォードは?ケンブリッジは?

本当に新天地を切り開くようなエリートってのは、せいぜい数人程度だろ。その数人にどういう教育をするかと考えた場合、国内でまかなおうなどと無駄な縄張り意識を発揮するよりは、とりあえず世界トップレベル大学に送り込めばいいんじゃないの、と。

天才信仰ですか。まあいいや。仮にそうだとしても、「年に数人」レベル人間「教育」なんておこがましいと思わんか。そんな人間はほっといても自分に最適な場所を探してくるし、そこが日本である可能性もあれば海外である可能性もある。

国を背負うほどのものでもない普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンすることに金を使うよりは、普通大学を出る普通の何万人のレベルを上げるほうが安上がりだし価値があるんじゃねえの、と。

誰も「普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」なんて言ってないし、そもそも東大生の中で「教育制度がもっとよければ俺はもっと偉くなれた!」なんて言ってる奴は落ちこぼれだけだよ。だから「普通東大生数百人のレベルをギリギリにチューンする」という発想自体がそもそも無意味

俺はFORTRANを主流だとは言ってないと思うがね。スタンダード(標準)だとは言ったが。主流と標準の違いは分かるよな?

いや、主流の座から滑り落ちたものを普通スタンダードとは呼ばないだろう。そう言えるからには、後続のものがスタンダードを一つの目標に据えて設計されたとかそういう事情が必要だ。ちなみに釘をさしておくが、別にこの主張に固執するつもりはないから反論は不要。否定してくれてかまわん。

でも、コアの計算部分がライブラリに分離されちゃうケースが増えると、ますます低水準処理がどうこういう意味がなくなるような。

出来合いのライブラリを使ってない研究者だって沢山いるし、そもそも計算アルゴリズム自体に工夫をする人だっているわけでな。その辺は計算の規模と計算機リソースの兼ね合いと、あるいは本人が計算機を好きか嫌いかなんていう、実に卑近な事情によって決まってくる。それこそ情報工学の研究者であっても、俺が例に挙げたパターン認識待ち行列研究者の中には計算機の実践的側面なんかに興味がなく、Cを使ってアセンブラまがいのコードを書き、新しい言語なんて覚える暇があったらもっと他のことをするとかなんとか言ってる人だって一定の比率で存在する。おわかり?あんたの言ってる「情報工学」は「コンピュータ工学」でしかないことに気付いてほしいな、いい加減に。そこだけ理解してもらえればあとはどうでもいい。そうすれば、あんたが噛み付いてる点自体が枝葉末節だってことにも気付くだろうし。

自分の書いたコード計算機のなかでどういう風に動くかというイメージを持っておけば見通しがよくなるだろ

前にも書いて綺麗に見ない振りされたけど、それ言語の選択と無関係だよね。

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元々の話覚えてるか?「低レベル寄りの言語を知識としてだけでも知らない人間に」云々という話だっただろう。どうも話が巧妙にずらされてる気がするんだが。たとえばいきなりJavaを覚えさせられた人間がそれがわかるとは到底思えない。ライブラリソースを読めるレベルになってはじめてわかることだろう、それは。

C++の話も同様。敢えて「C++らしい」処理を書けば計算量はどんどん増えて、例えば行列カプセル化して演算子オーバーロードしてなんてことやってたら計算時間が倍ぐらいになってもおかしくはないだろう。一晩で終わる計算が翌日の昼までかかるということになったら作業効率には歴然たる差が出るぞ。

2008-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20080416015100

なにこの子。こんなんでも出れるんじゃ、日本大学たいしたことねーなやっぱ(これは冗談)。

一つの例が一つの例以上のものではないということを理解できない相手であるということを見抜けなかった私の不徳の致すところでございます。

いつでも撤回できる一例に過ぎなかったのであれば、なんでさっさと撤回しなかったの? ていうか撤回しておいて何を食い下がってんだか訳分からんのだけど。

何度も申し上げておりますように、あなた様が金以外に価値を認めないネオリベだと誤って想像したためでございますよ。むしろあなた様は万国の労働者団結せよの方でございましたか。

ていうか、俺がどういう思想の持ち主であるかとお前の主張が正しいかどうかは単に無関係だろ。

英語云々について、脱線していることに気づいてないようなので指摘しておく)

英語世界共通語になることの意義は、英語が機能的にその地位にもっともふさわしいか、とは別の議論だ。いや、俺は別に他の言語でもいいと思うけど。

というか、お前は英語が機能的でないから英語帝国主義に反対しているのか? 違うよな?

つまりあなた様は、一歩前進するためには欧米先進国様との間を正確に一歩保ったまま、三歩進んで二歩下がる必要があるとお考えですので?

50歩くらいあけられてるから、下がる必要ないよねw

奴隷制度や人種差別を容認していた欧米先進国様の偉大な思想家はいくらでもいたように愚考いたしますが錯覚でございましょうか。

それを少しづつでも克服してきたのも、欧米思想だわな。日本古典に何が出来るよ。

しかしそれが欧米先進国様で受けいれられているのだそうでございますよ。

そりゃ、お前さんみたいに天下り反動思想を通したい奴は欧米にもいるだろうけど、抵抗する思想欧米にはあるねえ。

即ち、外国にある本物のエリート養成大学からは本物のエリートが量産され、ジョージウォーカーブッシュ閣下もその一人という理解で間違いございませんね?

だれが外国大学を出れば全員エリートになるとかいったのかな?

そりゃいいとこの大学を出ても(出たのかな?)君のようにボンクラな奴はいるだろう。

俺は、優秀な奴が外国の一流の教育を受けてくれば、一流の成果が得られるだろうといってるだけだが?

私の知る限り、超一流大学でも超一流企業でもFortranを使わずに数値計算をしている人たちなどいくらでも多くございますし

数値計算に低水準処理が云々という寝言はどこへ行きましたか。レガシー意味合いでFORTRANはきわめて重要な位置にあり、今でも環境によっては大いに現役標準語だ、って事くらいは知ってるよな? 俺でさえ大学で一度は触ったぞFORTRAN

数値計算の実習はFortranではなくCを用いましたが、これは恐らく私の幻覚だったということでございましょう、恐れ入りましてございます。

もしかしてFORTRANに触ったことない? そりゃモグリだわ。一度はやっときな。

で、Cも高級言語なんですが? つーか、C++とCのパフォーマンス差が問題になるような仕事をお前はしてるのか? いまどきその主張はちょっと時代遅れなんですが。

私はパターン認識とは数値計算を駆使する分野だと思っておりましたが。

いや、そうじゃなくて。低水準な処理の意義を論じたいのならそういう舞台設定整えなきゃだめでしょうといってる。

http://anond.hatelabo.jp/20080416010903

言い訳は結構。単に君がそこに噛み付いてきたからじゃないか。

最初から撤回しとけば話は一瞬ですんだだろうに。言い訳しなきゃいかんのは君だろ。

美術館経営者、職員を養う責任者の立場ならそういう食い下がり方をする必要はあるだろうが、

そうだろ?だったらなんで古典の件で俺が芸術家の立場からものを言わなかったからといって糾弾されなきゃいけないんだ?

あれ、じゃあ君は古典生業とする職業的立場から利益誘導であんなこと言ってたわけ?

そうですか、君は英語を習得するのになんの苦労も感じなかったのですね。試しに次の記事英語で書いてみてよ。

そら苦労はするだろうが、ドイツ語中国語韓国語スワヒリ語よりはまだ読めるぞ。たくさんあると大変だってのは、俺の英語習熟度とは関係ない議論だと思うがね。

当の欧米先進国様のインテリの間では、近代主義自体を否定しようとして欧米以外の文化に着目するのが流行っているようですよ。あなたは欧米先進国様を見習ってその辺も勉強しなければなりませんねえ。

その前にまず見直しを始められるレベルにまで欧米に追いつくとこからはじめるべきだろ。反動主義者に変な隙与えかねんし。まして、ただの業者の利益誘導にかこつけていわれてもね。

ですから何度も言うように欧米先進国様で評価されるのは、自国の文化を理解していることなのだそうでございますよ。

自由主義とか民主主義とか合理主義とかの、それ自体で肯定できる価値に結びつかず、ただ「古典文化を尊重すべき」というお題目だけを唱えているのなら、それは悪しき慣習だろうよ。つか反動思想に過ぎんだろそれ。

あくまで、古典文化が具体的に有意義だから、その有意義さゆえ尊重される、ということであるべきなんだよ。

敢えて言うなら俺は「無思想」だよ。

自称中立?w まあ、業界人利益誘導に過ぎないのだとしたら、もしかしたら本当にそうなのかも知れんけどね。無思想ゆえに利用されるという恐れもあるね。

で、何?レベルの高い大学を作れば「本物のエリート」が生産できると思ってんの?

作る必要ないだろ、外国にあるんだから。

はいはい。言ってもいないことを勝手想像して勝利宣言お疲れ様。一言だけ言っておくとFortranなんて言い出したのは君。

数値計算とか言い出したのは君。数値計算FORTRANに触れないってありえねーだろ。

内部でどういう動作が行われているか必要なときには想定できるだけの感性を身に付け

はいもう言語の選択の話じゃなくなりました。お前さ、教養がどうこう以前に議論とか出来ない奴なんじゃね?

君も一応理解してるようにC++やましてJavaでの数値計算は「出来ない話じゃない」程度のことで、向いているとはお世辞にも言えないだろ?

Javaはそもそも低水準がどうとか以前の問題だろ。ていうか、C++に出来ない低水準な処理の出来る言語ってじゃあ具体的になんなの? C++は低水準処理の記述性という意味ではFORTRANに劣っているとは思えんが。

そりゃFORTRANのほうが数値計算では(特に専用機だったりすると)上だけど、それは低水準云々というよりは伝統的にFORTRAN標準語だから標準搭載されやすいってことだし、FORTRAN数値計算処理の記述性で優れているってのは、低水準処理とは別の話題だわな。

つーかやっぱこの論点では君の言ってることおかしいって。数値計算でもパターン認識でも、たとえば組み込みデバイスや、専用プロセッサに働かせようとしている、という話題にすればよかった。じゃあアセンブラ使ったり、アセンブラ的なCの使い方をするだろうからね。

2008-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20080414115248

教養俗物でもかまわんけど、君もたいがいだね、ただし、君が攻撃のネタにしていることのうち肝心な点が俺の考えではないことは再度強調しておこう。

そのためのハッカー、そのための非モテ、そのためのオタなんじゃねーの。

少なくとも、自分から階級格差を肯定し追認する側に回っていることを公言するようなバカな真似はしたくねえな。

人のことを青臭いだのなんだのというけれども、君こそ大したものじゃないか。ハッカーオタクも何の関係もないと思うし、現状の非モテ運動がなんかできると思うか?各個撃破されてるだけじゃないか。

どっちにしても、俺はそんなものを追認してないからそこだけは誤解するな。韓信の股くぐりと言ったはずだ。

君が「古典なんて役に立たないから学校で教えるな」という意見を放棄するなら

俺がいつそんな主張をしたというんだか。

役に立たないし、高校教育程度じゃステータスシンボルにならんとは思ってるがな。

これについては他の人と混同していた。失敬。

ただし、高校で古文を教えることがステータスシンボルになるなどとは俺も言っていないからな。独学するための基礎ができると言ったのだ。

全然自明じゃないだろ、何言ってんだ? MIT日本にも作れってか?

本当にトップクラスエリートなんてほんの一握りだ。

外国で本当の一流を学んでもらったほうが本人のためになるし、コスト削減にもなる。

君さあ、先進国大学教育を丸投げしてる国があるかどうか考えてごらんよ。どこの国もそんなことをしてないってことは、誰も「外国で本当の一流を学んでもらったほうが」なんて考え方はしないってことじゃないか?実際、高等教育を丸投げしたらその国に人材を持って行かれてしまうのがオチだぜ?アメリカはそれで反映してるんじゃないか。

それから、MITがよほど日本大学より優れていると思っているらしいが、それは勘違いだし、だいたい日本大学に大勢いる「本当の一流」の研究者に余りにも失礼だ。東大京大をはじめ日本の有力大学は、世界の基準でいっても一流大学だぞ。アメリカイギリスはともかく、ドイツとかフランスとかその他の先進国には全然負けていないよ。それに、アメリカイギリス大学が優れているのは量的な側面であって、質的なものではないのでな。

欧米ギリシャ語ラテン語古典文学重要視されるのは、それが彼らの民主主義やら哲学やら自然科学やら数学やらの源流にあるからだ。

源氏物語万葉集が何に生かせるってんだよ。葉隠でハラキリ根性でも学べってか?

欧米古典日本古典では持つ意義がまるで違うだろ。

そんな、どっかで聞きかじったようなことを言わないでくれ。今さら丸山眞男の真似事のつもりか?君こそ立派な西洋中心主義者じゃないか。確かにルネッサンスというのは古典復興というお題目だったが、現状を否定するときにさらに過去の権威を持ち出すのは常套手段であって、それは「万世一系天皇」というのと似たようなもの。正確に言うと源氏物語だってそういう理由で明治期以降急に祭り上げられたものだ。ただしそれらが芸術史・文化史に刻み込んだ影響だけは否定できないし、作品としてよいものはよい、それだけのことだよ。

グレコ・ローマン文化を特別視する思想というものこそが、君が否定したがってる「文化資本階級支配をしたがってる奴」という奴らのドグマなんだが、そんなことも知らずに「文化資本」なんて言葉を使ってたのか?


以下は蛇足。

情報工学関連への言及が他と比べてショボくて、ああ専門外なのねー、とニヤニヤ出来たけど。

UNIXという「特定」OSの実装から離れた所で抽象的にOSを煎じ詰めるのはかなり学問的な領域だと思うが。もう基礎とはいえないだろう。

情報処理試験に出るような基礎教養は、全部使いどころがある知識だぞ。当たり前に使いすぎてて意識してない人が多いが。

「使い方」から遊離して「考え方」だけを煎じ詰めていくのは、プログラマレベルでの実践的な志向ではないだろうな。学問的には意義があるが。

あのさあ、情報処理試験に出るレベルの「常識」を「教養」なんて呼ばないでくれよ。

悪いけど、君が挙げてるのはどれも「情報工学」じゃない。単なる「ノウハウ」だ。それは、半田ごての使い方が「電気工学」でないのと同じぐらい自明なことだ。人が作ってくれた道具の使い方に習熟していることをいくら自慢されても、話の次元が違うとしか言いようがない。俺が言っているのは「大学でなぜ必修になっているのか」という話だ。だったら当然、「学問的な領域」の話が問題になっているわけだ。

まして俺は、「パターン認識」「待ち行列」みたいな理論的な分野を例として挙げたはず。一番そういう「手先の器用さ」が問題にならなさそうな分野をわざと選んだのだがねえ?

あのさあ、なんでパターン認識とか待ち行列とかの例を挙げたと思う?こういう分野では数値計算重要になるから、基本的に低レベルに近い言語プログラムを書くことが望まれるし、似たようなプログラムを使い回すから生産性という意味でもそれで大した影響がないということだ。

そもそも俺は低水準言語の話はしてなかったと思うが?

「低水準言語で十分」という例を挙げてどうすんだ。「低水準言語が有効/必要」な例をあげろよ。機械よりの視点で細かい制御が望まれる例を挙げるべきだ。

話が理解できていないから頓珍漢な応答になっていることは上に書いたとおりとして、「数値計算」と書いたはず。RubyだのPerlだので数値計算させて日が暮れてしまうのは君の自己責任だけれど。

源氏物語万葉集の読解を具体的に何に使えるってんだ。プレゼンのハッタリくらいにしかならねーんだろ?

一つだけ挙げた例を全てだと思い込むような人を説得しようとした俺が馬鹿だったのかな。

http://anond.hatelabo.jp/20080414082418

いや十分教養俗物だろ。情報工学関連への言及が他と比べてショボくて、ああ専門外なのねー、とニヤニヤ出来たけど。

ご立派なことだが、それじゃあどうやってこの文化格差システムを崩壊させられるっていうんだね?

そのためのハッカー、そのための非モテ、そのためのオタなんじゃねーの。

少なくとも、自分から階級格差を肯定し追認する側に回っていることを公言するような

バカな真似はしたくねえな。そういうのは腹ん中だけで後ろ暗く誇ってろ。

君が「古典なんて役に立たないから学校で教えるな」という意見を放棄するなら

俺がいつそんな主張をしたというんだか。

役に立たないし、高校教育程度じゃステータスシンボルにならんとは思ってるがな。

どう考えても違うだろ。現実問題として自国で教育の多くを賄える国の方が「国力」(経済力だと思えば)が高いのは自明じゃないか。

全然自明じゃないだろ、何言ってんだ? MIT日本にも作れってか?

本当にトップクラスエリートなんてほんの一握りだ。

外国で本当の一流を学んでもらったほうが本人のためになるし、コスト削減にもなる。

公教育が注力すべきは、普通に働く普通の人の水準を上げることだ。

一般には「自文化について語れる」ことが「教養」の前提とされているがね。

欧米ギリシャ語ラテン語古典文学重要視されるのは、それが彼らの民主主義やら哲学やら自然科学やら数学やらの源流にあるからだ。

源氏物語万葉集が何に生かせるってんだよ。葉隠でハラキリ根性でも学べってか?

欧米古典日本古典では持つ意義がまるで違うだろ。

欧米古典を読む機会をもっと作れ、というのなら、エリート主義だとか文化資本云々で不愉快には思うが、一目おける意見だとは思うぞ。

それから「基礎教養」の件だが、「覚えておいて損はない」程度のことかよ。拍子抜けした。

何に拍子抜けしてんのかしらんが、基礎教養ってなそういうもんだ。お前も言ってたろ、ジェネラルな知識がどうこうって。情報処理試験に出てくるような類の知識は、そう知的に高度でもないが、少なくとも無駄ではない。

あのさあ、なんでパターン認識とか待ち行列とかの例を挙げたと思う?こういう分野では数値計算重要になるから、基本的に低レベルに近い言語プログラムを書くことが望まれるし、似たようなプログラムを使い回すから生産性という意味でもそれで大した影響がないということだ。

そもそも俺は低水準言語の話はしてなかったと思うが?

「低水準言語で十分」という例を挙げてどうすんだ。「低水準言語が有効/必要」な例をあげろよ。機械よりの視点で細かい制御が望まれる例を挙げるべきだ。専用ハードウェアに効率的に仕事させるために、機械語レベルでの知識が必要になるケースは今でも多くある。

つまり、「基礎教養」の勉強をサボっても、君が線型代数微積をサボったほどの悪影響もないということだ。少なくとも建前上は。それでもなおかつ「必修」とされることの意義を問うている。

お前の例が不適切なだけだろ。アホか。

てっきり、「基礎教養」を学べばコンピュータの中身のイメージがしやすくなって、効率の良いプログラムを書くための感覚が身に付く

そんな印象論はしとらんし、最適化最適化で別個に学ぶべき領域だろ。高級言語レベルでの最適化の本だっていっぱいあるが。

技術者コミュニティの発展や運営のために一定の共通言語を身に付ける、とかそういう答えが返ってくると思ったし、古典を学ぶ意義をそういうところに見出すこともできる

全然違うだろ。源氏物語万葉集の読解を具体的に何に使えるってんだ。プレゼンのハッタリくらいにしかならねーんだろ?

情報処理試験に出るような基礎教養は、全部使いどころがある知識だぞ。当たり前に使いすぎてて意識してない人が多いが。

ちなみに俺が「基礎教養」で想定していたのはそうした技術の「使い方」ではなく、「考え方」の方だ。

「使い方」から遊離して「考え方」だけを煎じ詰めていくのは、プログラマレベルでの実践的な志向ではないだろうな。学問的には意義があるが。

特にOSについては基礎理論のことで、UNIXという特定のOSを扱うノウハウのことではない。大学で教えていることについて語っているのだからそれは自明だと思ったが。

あまりにもUNIXメジャーすぎる。UNIXという「特定」OSの実装から離れた所で抽象的にOSを煎じ詰めるのはかなり学問的な領域だと思うが。もう基礎とはいえないだろう。

もちろん、UNIXという実装を学びながらそこに被せる形では、OSの基本概念だとかOSI7階層モデルだとかは触るだろうけどさ。

あと、正規表現を考えるときに一々有限オートマトンなんて考えないだろう。そもそも、現状使われている正規表現は本来の意味での正規言語を逸脱してるんだから。

どう拡張されて、それで表現力がどう広がっているのか、というようなところへ、一通り形式言語を学んでない人では想像が及ばないだろう。GREPのやり方ひとつでセンスは分かるもんだぞ。

http://anond.hatelabo.jp/20080414022305

まだ俺に突っかかってくるのかよ。俺は君が思い描いているような教養俗物じゃないって言ってるのに。八つ当たりするなよ。

追認して格差を再生産してるだけじゃねーか。ステータスシンボルとか恥ずかしげもなく言うな、と言ってるんだが。

ご立派なことだが、それじゃあどうやってこの文化格差システムを崩壊させられるっていうんだね?自分が「上」に行ってから解体しにかかる以外に有効な策があれば教えてもらいたいものだ!要するに君は「韓信の股くぐり」を処世術として認めないというわけだね。ずいぶんな潔癖主義者だな。それではなかなかうまくいかないことが多い気がするが。

ま、どっちにしたってこの論点は放棄してもいいよ。君が「古典なんて役に立たないから学校で教えるな」という意見を放棄するならそれで俺の目的は果たしたことになる。

国力という観点から言えば、公教育においては実学重視、平均や底辺を上げることに重点が置かれて当然だろうということだ。一部の本当に頭のいいエリート外国に飛ばしゃいいんだから。

どう考えても違うだろ。現実問題として自国で教育の多くを賄える国の方が「国力」(経済力だと思えば)が高いのは自明じゃないか。でもって、君は旧帝大は廃止しろという意見ということでよろしいか?

あと、書き忘れてたけど、その流れで言えば、日本でもラテン語ギリシャ語欧米古典文学を学ぶべきだ、ってなるのが筋なんじゃねーの?

一般には「自文化について語れる」ことが「教養」の前提とされているがね。ま、そう思いたければご自由に。何度も言うようにその考え方は一つの例でしかないし俺が肯定している考え方というわけでもない。


それから「基礎教養」の件だが、「覚えておいて損はない」程度のことかよ。拍子抜けした。

あのさあ、なんでパターン認識とか待ち行列とかの例を挙げたと思う?こういう分野では数値計算重要になるから、基本的に低レベルに近い言語プログラムを書くことが望まれるし、似たようなプログラムを使い回すから生産性という意味でもそれで大した影響がないということだ。

つまり、「基礎教養」の勉強をサボっても、君が線型代数微積をサボったほどの悪影響もないということだ。少なくとも建前上は。それでもなおかつ「必修」とされることの意義を問うている。

てっきり、「基礎教養」を学べばコンピュータの中身のイメージがしやすくなって、効率の良いプログラムを書くための感覚が身に付く、とか、技術者コミュニティの発展や運営のために一定の共通言語を身に付ける、とかそういう答えが返ってくると思ったし、古典を学ぶ意義をそういうところに見出すこともできる(と何度も指摘してるが意地でも認めたくないらしいから)というのを実感してもらえるかと思ったんだが。まあ、そういう風に考えるんなら確かにこの話が突飛に聞こえるのも無理はないだろうね。

ちなみに俺が「基礎教養」で想定していたのはそうした技術の「使い方」ではなく、「考え方」の方だ。特にOSについては基礎理論のことで、UNIXという特定のOSを扱うノウハウのことではない。大学で教えていることについて語っているのだからそれは自明だと思ったが。

あと、正規表現を考えるときに一々有限オートマトンなんて考えないだろう。そもそも、現状使われている正規表現は本来の意味での正規言語を逸脱してるんだから。

http://anond.hatelabo.jp/20080414004816

古典ステータスシンボルになるなんて自明のことなんだから。

自明じゃないからツッコまれてんだろうがよ。

「自明ということにしたい」という強い願望があるのはよく分かったが、なんでそんなに古典にこだわるわけ? 政治的動機でそういうこと言う輩で一人すんげーキモいの知ってるんで、俺はそういう物言いにはどうも好感持てなくてね。客観的にも間違ってると思うし。

ほう、じゃあ例えば情報系の学科には待ち行列とかパターン認識とかそういうことを研究している人たちもいるわけだが、そういう人たちが「関数型言語コンパイラOSが必須科目なのはおかしい!俺はそんなものを使わないのだから学部で教えるな!必要な人だけが研究室ゼミでやったらいいだろう!」と言ったとしたらどうするのかね?

普通に反論するが? 具体的にどう必要なのかを挙げてね。本当に付き合いたければここでやってやるけど。

あなたが言っているのは結局そういうことなんだが。

全然違うんだよ。情報工学の中で閉じた話に、突然古典の知識がプレゼンで役立つとか関係ない話を差し込むなよと。

俺にとっては、エンタメ系のライターがなぜプログラミングをする必要があるのか想像できないが

兼業。

何度も言うように、高校では古典文学の大系を網羅してるわけじゃなくて、古典文法を教えているだけだ。

別に高校古典教育をすることを否定した覚えなど一度もないが。役に立つかどうかはともかく、あってもいい教科なんじゃないか? ていうか、高校レベルの「ありおりはべりいまそがり」なんて、懐かしい共通体験にこそなれ、ステータスシンボルにはならんだろ。

それから、微積がどう関係があるんだ?あんたはどうせ、位相とか測度まで理解しようという気じゃないんだろうから、式変形ができる程度のことだったら線型代数なんかよりよっぽど簡単だろうにさ。

微積線形代数よりムズくねえ? まあここまでくると主観だが。

俺は言語処理方面の人だから線形代数も得意なわけじゃないが。

あなた、外人プレゼンとか文章とか見たことないの?古典文学から気の利いたフレーズ抜き出したりして話の取っかかりにしたりしてるでしょうに。

お前のヌルい職場では古典エスプリきかせたらみんなが感心してくれてクソ企画でも通るのかも知れんけどな。少なくとも日本じゃ普通通用しねえよ。外国でも、中身があってこその洒落だと思うがね、普通は。

読み書き能力教育なんだってば。文法を教えるついでに一番有名な作品のさわりを教えておこうとしているだけだよ。

そんなもんがプレゼン魔法のように効果を表す「気の利いたフレーズ」を生むとでも思うのか?

むしろ俺は、大学勉強しないような奴は大学に来ていただかなくて結構だと思っている。

今は学生が減ってどこの大学も必死なんだが。

お前のような世間知らずの小僧の適当な願望をかなえるために税金が徴収されているわけではないし、教育に投入されるわけでもないんだよ。

ところで東大とか京大とかって国立なの知ってたか?東大とか京大とかの理学部文学部を覗いてごらん、君が想定していない公教育の意義がわかると思うよ。

はっ、ブンガクブ!(爆笑

実際俺は、仕事信号処理を扱うようになったとき、量子力学教科書を引っ張り出してきてもう一度読んだよ。

ワケ分からん。そもそも信号処理に使われるような各種数学理論を理解せずに量子力学を先に理解できんのか? 順番逆じゃね?

http://anond.hatelabo.jp/20080414002336

何をそんなにムキになってんのかさっぱりわからんが。そんなに古典が嫌いなのか?

具体的にどう役に立つんだよ。お前そういう説明全然出来てないだろ。喩え話ばっかで。

あなたが単に理解できてないだけのことでしょ。古典ステータスシンボルになるなんて自明のことなんだから。

何を言っても「そんなの役に立たん、俺の知ったことじゃない」と言われるんだから仕方ないよ。限られた範囲のことを限られた水準でしか書かない人は限られた素養だけで済むかも知れないが、それ以上のことをしようと思ったら幅広く学ぶしかないってのは自明のことなんだが。

俺はお前さんの上げたLispやら低レベル言語やらコンパイラやらの意義を、全部具体的に説明できるぞ。だから基礎教養だといってるんだ。

ほう、じゃあ例えば情報系の学科には待ち行列とかパターン認識とかそういうことを研究している人たちもいるわけだが、そういう人たちが「関数型言語コンパイラOSが必須科目なのはおかしい!俺はそんなものを使わないのだから学部で教えるな!必要な人だけが研究室ゼミでやったらいいだろう!」と言ったとしたらどうするのかね?あなたが言っているのは結局そういうことなんだが。あなた自身があなた自身の納得できる理由で理解しているかどうかなんてどうでもいい。俺にとっては、エンタメ系のライターがなぜプログラミングをする必要があるのか想像できないが、だからといってあなたに対して「プログラミングなんか無駄だから文章の練習をしろ」なんて強要すべきなんて思っちゃいないよ。

微積分学や古典文学という体系は、お前さんのあげた基礎教養科目より明らかに大きいだろ。

何度も言うように、高校では古典文学の大系を網羅してるわけじゃなくて、古典文法を教えているだけだ。それから、微積がどう関係があるんだ?あんたはどうせ、位相とか測度まで理解しようという気じゃないんだろうから、式変形ができる程度のことだったら線型代数なんかよりよっぽど簡単だろうにさ。

鼻歌交じりにバイク解体できる外人の整備工が、箸をうまく使えなかったら、箸を使うのはバイク解体するより難しいということになるのか?

なにを言ってるのかね。それをこそ俺はあなたに問うているのだが。

古典漢文の知識ひけらかすことがどうプレゼンに影響すんだよ。

あなた、外人プレゼンとか文章とか見たことないの?古典文学から気の利いたフレーズ抜き出したりして話の取っかかりにしたりしてるでしょうに。

つーか、そうか、一貫した主張も出来ない奴がえらそうにプログラマを語ってるのか。死ねよもう。

「できない」ことと「しない」ことの区別ぐらいはできるようになってほしいね。

ロックポップスを聞くためにクラシックを聞かなければ楽しさが分からない、とかいう主張はアホだ、と言ってるだけだが。

誰もそんなことは言ってないだろ。さっきから思っていたのだが、君は何か俺の主張を勘違いして、明後日の方向に必死で反論しているようだな。

文学なら近現代のそれが、あるいは世界の名作文学が優先じゃないかと言ってるだけだが? 日本古典専門教育を優先する理由はどこにもないだろ。

だから、高校国語教育文学教育じゃないと言っているのに。読み書き能力教育なんだってば。文法を教えるついでに一番有名な作品のさわりを教えておこうとしているだけだよ。

しねーよ。公教育ってのは平均と底辺を引き上げるためにやるんだぜ? 勝手に貪欲に勉強するような本当に優秀な奴は、海外留学でもなんでもやってるよ。

引き上がってすらいない君は底辺よりもっと下なんだろうね。じゃあ君は何のために大学に行ったんだ?

むしろ俺は、大学勉強しないような奴は大学に来ていただかなくて結構だと思っている。専門学校とか、あるいは実務の中でOJTで鍛えた方がよっぽどスキルアップになるんでな。

ところで東大とか京大とかって国立なの知ってたか?東大とか京大とかの理学部文学部を覗いてごらん、君が想定していない公教育の意義がわかると思うよ。

それから量子力学知ってると信号処理がわかりやすくなるんだけどね。まあいいや。

いや、それはどうか。逆ならまだわかるが。

自分がまだ勉強中だというくせに、えらそうに人の忠告を否定するなよ。とりあえず「不確定性原理」について調べてみな。どっちにしても、基本的に工学の理論物理数学からパクってきて発展するものなんだから、発想としては物理を学んでいた方がよくわかるのは自明。実際俺は、仕事信号処理を扱うようになったとき、量子力学教科書を引っ張り出してきてもう一度読んだよ。

同様に、古典重要性を無理強いする権利はお前にはないわな。

だから誰も無理強いなんかしてないっての。必要なことだけ学びたい人は工業高校とか高専とか専門学校に行け、必要ないことまで学びたい奴が普通高校に行けと言っているだけなんだが。

2008-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20080413225222

むしろ物理系の人の方がよっぽど簡単に入っていけるように思いますが。おそらくパターン認識とかデータマイニングとかそういう分野の方だと思いますが、物理やってた人は多いですよ。物理の人は統計力学やってるから色々計算方法のノウハウもわかってるし、エントロピーをはじめ、統計量を「物理量」として具体的なイメージと共に体でわかってるからとても強いと思うんですけれど。

特に変分法なんて、汎関数は全部(相対)エントロピーラグランジアンのどちらかに決まってるんですから。

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