はてなキーワード: 魔法少女リリカルなのは Detonationとは
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遅ればせながら昨日ようやく Detonation 観て、元増田と同様に気になったけど一晩経って腑に落ちたので、こちらにぶら下げさせてもらおう。
ラストのアレ、いきなりああなって、本編中で言及されないまま戻ったアレのこと。なんだかわからん人は劇場に行ってこよう。
自爆攻撃食らってなのはの右腕消し飛んでるのに、しれっと治ってるじゃない? だから見間違いかと思ったんだけど、2週目特典アフターepによるとちゃんと(?)吹っ飛んだけどナノマシン etc. の謎医療技術で替わりの腕をくっつけた……らしい。なおソースは twitter。
正直、そのへんを本編で省略するなら、なんでわざわざそんなことしたの?衝撃映像にしたかっただけなら……ずいぶんと、安っぽい、というか、ゲスい、というか、とにかくくだらねーな、と思ったわけですよ。
で、うだうだ考えてたんだけど、あれはたぶん、古代ベルカの聖王オリヴィエの暗喩、なんじゃないか。
孤高で、自己犠牲を厭わない聖王オリヴィエは、友の差し出した手を拒絶して単身で聖王のゆりかごに乗って空に上がったわけです。その彼女には両腕が無かった。それは、誰の手もとらずに独りで逝く、という運命のメタファーなのでしょう。
一方、高町なのはもまた、(途中まではもうひとりいたけど)最後は独りで高みに上り、そして片腕を失う。でも、フェイトとはやてが追いつき手を差し出した時に、なのはにはそれを掴む手が残されていた。自分のことが嫌いな彼女は、けれど決して独りではない。そして、彼女と繋がるいろんな人たちの尽力が、失われそうだった腕を繋ぎ留める。
なるほどなー、とここに至ってようやく、Detonation まじで全部が最高だわ、と思ったのでした。
事前情報なしで見てきた。
開始早々まさかの前回のあらすじで「あ、これ二部映画の後編か」となる。
二作目が Detonation なら一作目は Ignition とかだったのかな?
まあ、それでも大体粗筋は把握できてバトルてんこ盛りで楽しめた。
東京駅やらの東京各所が舞台なのもなんかパトレイバー2 the Movie を彷彿とさせた。
なのはシリーズだし、可愛い女の子は本当は悪くない騙されてただけだったんだ!オチかなと思っていた所に山寺宏一が出てきて、「あ、こいつラスボスだろ?」と思ったら案の定ラスボスだった。
なのはさんはいつも通り無茶しすぎで、こりゃ10代で体後遺症でボロボロになってますわ、という感じ。
猫の3人が主役ら3人と声優一緒なのは前作見れば理由分かるのかな?
フェイトさんちょっと影が薄かったけど、ユーノ君など1期メンバーもそれなりに存在感あったね。
あと田村ゆかりすごいねー。高町なのは、はもとよりそれより幼いなのはもちゃんと演じてる。
島本須美は聖少女艦隊バージンフリートの海野潮風あたりとか松井菜桜子の突撃!パッパラ隊のランコあたりは「うーん、ちょっと厳しいかな?」って感じたけど。まったく違和感がなかった。