はてなキーワード: 賽殺し編とは
オタク(特に女オタク)が、つらい境遇のなかで頑張って生きているキャラを好きになると
「このキャラが幸せに生きられる世界線に行きたい」とか「暖かい布団と美味しいごはんをあげたい」みたいなことを言う場面をよく見る
だけどこの意見を見るたびに脳裏にひぐらしのなく頃にの賽殺し編を思い出す
あの話はこのオタクの心理をうまい事皮肉ってるなーと今にして思う
ひぐらしのなく頃には、登場人物の全員が辛い境遇の中で健気に生きている
しかし、賽殺し編の世界では、登場人物が不幸になる分かれ目の選択肢で幸せになる方向に進んでいる
だから、健気に兄が帰って来るのを待ち続けて下手な敬語を使い家事を頑張って覚えて人の痛みがわかる沙都子は
家族がみんな仲良く暮らしていける他人の痛みを理解できない自己中のいじめっ子となる
育った環境によって人間の性格なんていくらでも変わる、そんなことは当たり前のことだけど、初めてプレイしたときは度肝を抜かれた
まあ後々ドラゴンボールのトランクスもそういったエピソードがあったので題材としては割とよくあるものなんだろうけどね