■anond:20241029131716

この投稿の内容に対する反論・説明として、健康保険証でも同様のリスクが存在すること、またマイナンバーカードを利用することでリスクを集約できるメリットについて以下のように示します。

1. 個人情報漏洩

• 健康保険証でも同様のリスク: 健康保険証にも氏名、生年月日、場合によっては住所が記載されています。したがって、これが他人に知られる可能性は、マイナンバーカードと同等です。さらに、健康保険証のシステムは高度に連携・情報化することを想定していないため、複数の機関や施設で利用される情報を名寄せできないように分散する仕組みを持ちません。そのまま情報漏洩した場合、リスクは結びついて連鎖的に肥大化します。管理が難しい点も問題です。
• マイナンバーカードによる利点: マイナンバーカードは、複数の用途に対して一枚で対応でき、情報管理を一元化できます。一元化により、個人情報保護に関するセキュリティ対策を集中的に強化できます。また、システム間は直接接続を行っていないために一元管理していてもそれぞれのリスクが結びつかないように設計されています。大きくリスクを低減できます。

2. なりすましのリスク

• 健康保険証でも同様のリスク: 健康保険証も他人に盗まれた場合、氏名や保険番号などを悪用されるリスクがあります。例えば、医療機関での医療費の不正請求などに悪用されるケースもあり、これは健康保険証特有のリスクです。
• マイナンバーカードによる利点: マイナンバーカードは、ICチップと暗証番号によって本人確認が強化されているため、保険証単体よりも不正利用が難しい設計となっています。また、なりすまし被害が発生した場合でも、カードの利用履歴が管理されるため、不正利用の追跡が比較的容易です。

3. 不正利用のリスク

• 健康保険証でも同様のリスク: 健康保険証は暗証番号が設定されていないため、発見者が医療機関で即座に利用することが可能であり、不正利用のリスクがより高いといえます。また、盗難された場合利用を停止する方法がありません。有効期限が切れるまで悪用され続ける事になります。
• マイナンバーカードによる利点: マイナンバーカードには電子証明書と暗証番号が設定されているため、万が一紛失した場合でも、暗証番号がなければ簡単に不正利用されることはありません。また、電子証明書は利用停止手続きが迅速にでき、システム側で失効が確認されます。よってリスク管理がしやすくなっています。

結論

健康保険証にも同様のリスクが存在する上、マイナンバーカードを活用することで情報管理を一元化し、リスクを集中的に管理することができます。リスクは分散させると増大します。集中させた上でリスクを管理することが重要です。

バカがAIを使っても馬鹿げた答えが出てくるだけ。バカが使えばAIもバカになる

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