2024-10-10

軍隊らしさ」の誤謬

そろそろ戦後80年にもなるし「軍隊らしさ」をアップデートしよう

戦時中日本軍という超絶イレギュラー

まずもって軍は役所軍人公務員です。何をしていいかはすべて規則に定められています

その原則ほとんど守られず、士官学校も出ていなければ戦時国際法もわかってない有象無象が大量にいたのが日本軍です。

そろそろ忘れましょう。

任期間の半分が教育

アメリカ軍士官として入隊した場合、その生涯の半分が教育期間になります(司令クラスになるとちょっと話が変わる)

軍では職種の変更に際して必ず専門の軍学校カリキュラムに入ります

歩兵士官として初等教育を受け、昇進するにも転科するにも必ず学びなおしです。

ちなみに自分で手を挙げて脇道にそれることも可能で、空挺降下レンジャー資格を取りに行く士官もいます

まり現代軍隊らしさとは「OJTに任せきらず教育カリキュラムの徹底した組織」と言えます

責任命令者に

戦闘機パイロット士官しかなれない」という原則があります艦長戦車長も同じ)

これは司令部から孤立した状況において、他人殺害してもよいという判断を下せるのが士官以上に限るからです。

士官戦時国際法国内法、軍の規則について学んでいるため)

軍では全ての責任指揮命令者にあります(もちろん個別犯罪行為は別として)

兵隊自己判断で発砲すらできません(とはいえ撃たれたら撃ち返してよい:レギュレーションあり)

まり現代軍隊らしさとは「指揮命令系統が明確で、上位者責任を負う体制」と言えます

軍隊らしい」会社で働きたい

ももと金貰いながら勉強したい

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