2024-05-31

オタクがトラペジウム褒めたくなる気持ちは分かる。分かるからこそ軽蔑してる

「この凄さが分かる俺マジスゲー」ぐらいさっさと卒業しなよ。

オタクって昔からずっとコレやってるんだけどさ、いい加減そういう形で自分を着飾って褒め合うのダサイから辞めたほうがいいよ。

トラペジウムみたいなニッチ作品でやってる分にはまだいいかもって気はしてたんだけどさ、アイカツプリキュアにまで乗り込んでいって「子供向け作品の奥に宿る素晴らしい価値を見出す俺の凄さ」とかやってるキモさと比べればさ。

でも最近の褒め方は本当に気持ち悪くて、やっぱコイツらのやってることはどこで何に対してやった所でありえないぐらいダサイことなんだなと感じたわけよ。

何がどうダサイかってさ、結局のところオタクは「この作品凄さが分かる俺」を騙りたいだけでしかないってこと。

一見すると語ってるはずの作品の良さなんてのは、本当は自分凄さを引き出すための触媒ぐらいにしか思ってないわけよ。

よくよく見てくと「この作品のこんな所に気づく俺凄いなー」とか「こういうのが分かる俺の感受性って豊かだなー」しか言ってないわけ。

たとえば歪んだラーメンオタクラーメンの美味さを語っているように見せて「この有益情報を広めている俺って本当に偉いな」にしか興味がなくなっていくわけだけど、トラペジウムの褒められ方は本当にそういった類のムーブばかりなんだよ。

マジで気持ち悪い。

なんでそんなになんでもかんでも自分アイデンティティ確立のための手段へと貶められるんだろうね。

素直に作品面白さを語る気のあるオタクが全く見当たらない。

誰もが「この作品面白さを理解し、こうして言語化してみせる俺のオタク教養の高さたるや」とナルシスってばかりいる。

マジで軽蔑するわ。

理解できるからこその軽蔑

俺も昔はこういうオタクだったからね。

ゲームを勝ち負けを通して自分凄さ証明するための手段だと思いこんだり、アニメに対して痛いレビューを書きまくって自分の見識を自慢したりしてさ。

ちょっと変な所があるゲームをやたらとクソゲー扱いしてこき下ろして陰湿オタク同士の中で人気物になろうとしてたこともあったな。

でも成長した今ならわかる。

ダサイんだよ。

自分という人間は凄いんだぞって必死アピールしたいなら、自分の身一つでやるのが関の山だろ。

なんで他人時間情熱を注ぎ込んで作り上げたものを、赤の他人のお前がしょーもない自意識を満たすための小道具として持ち出してんだよ。

本当にダッセーよ。

マジでダサい

そのダサさに早く気づいて欲しい。

人生の傷口が広がりすぎないうちに気づいてもらいたい。

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