2024-03-09

ドラえもん地球交響楽が過去最高の面白

完全にやられた

ノーガードで見に行って完璧カウンターパンチガッツリ食らった

だって地球交響楽」とかい電波丸出しのタイトルだし

前回の理想郷過去イチのクソ映画だったことに加えて

今回の監督宝島を作った戦犯だったのでこれっぽっちも期待してなかった

事前情報でも、「いつものキャラが登場して宇宙行く」ぐらい定番のノリで

「どーせ宇宙から音楽奏でて地球救うとかいうノリでしょ?」

という感じだったので1mmも期待せずに見に行った

で、結果としては完全にやられた

クッソ面白い

いや「宇宙から音楽奏でて地球救うとかいうノリ」はあながち間違いではなかったが

素晴らしく裏切られた

かいところを言い出すといろいろ言いたいことはあるし

展開が雑みたいなところもあるのでツッコミ出すとキリが無いんだが

ゴジラ-1.0と同じで「細けえこはいいんだよ」の精神大事だと思うし

何よりラスト20分でその辺はどうでも良くなる

ストーリー一見すると単純な話に思えるが結構奥が深い話が散りばめられている

ネタバレは避けるが大前提として本当に異星人がいるとすると

その異星人の使っているコミュニケーション方法は「音」の可能性が高いことは知っておいてほしい

人間は光と音をベースにしたコミュニケーションを使うが

他の惑星で同じような方法を利用する可能性は低い

なぜなら光が届く範囲生命繁栄する可能性は結構低く

なぜなら環境を安定させるなら光が届かない範囲である方が望ましいからだ

一方で音というのは実は宇宙全体で共通

音は要するに物体振動なんだが、岩石や鉱物なんかが衝突したとき振動数は宇宙のどこでも基本的には一緒で

それを伝える媒体空気じゃ無かったとしても振動を検知できる器官を持っている可能性は非常に高いし

おまけに岩石や鉱物振動数を捉えることで進化すると考えれば

人間と同じ周波数範囲振動数を捉えている可能性も高く

異星人との共通的なコミュニケーションは音になるのではないか、というのが定説である

(もちろんイルカコウモリのように超音波を使うことも考えられるが、可聴周波数「も」利用できると考えられる)

このあたりは映画に全く出てこないし暗喩もされてないし多分脚本家も知らないような気がしているが

それを踏まえておくと違った深みが出て非常に面白い

ちなみに今回の映画を「つまんない」「退屈」と言ってる人は共通して「前回の理想郷面白かった」と言っているので

そういう人は避けた方がいいと思う

  • 熱量がすごいから見ようかな 増田の映画おすすめって割と助かる

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