2023-10-06

グランツーリスモを観た。

ゲーム実写化という感じではなくて、最近広告とかで見るようなゲームなり道楽なりの技術現実(?)で活かすやつみたいだった。

実際結果的にはトントン拍子の快進撃ではあるけど、一娯楽にしてはあまりにも大きいモータレースリスクちゃんと描かれるのも良かった。自分死ぬだけならとまだしも……っていう。

訓練パートフルメタルジャケットのような、デスゲームもののような感じで中々良かった。そこが最後24耐で活きてくるのも熱い。

新人潰しの奴がクラッシュして事故トラウマフラッシュバックするシーンは、傍から観てる分にはスカッしか感じの方が大きかった。それはそれとして、金色のチームの嫌な奴には実力で物言わすのも良かった。

やっぱりゲームとは違うレーサーの基本技術大事になってくるんだけど、最後最後ゲーマーらしい発想のも熱い。スラムダンク最後最後に持って生まれフィジカルじゃなく地道な練習の成果が決定打になるけど、この作品場合別にチートスキルな訳ではなくて、何千時間ゲームに費やして得たセンスだし。

あとは何よりスレ偏屈師匠と若くて斬新な可能性の師弟関係が良かった。レース情熱を持ってて色々思う所があるからこそゲーマーを認められないし、認める時は認める。レースだけじゃない信頼関係が生まれ背中を押してやるのも良かった。

モータレースにはあんまり興味がないけど抜きつ抜かれつの攻防は緊迫感があるし、フィニッシュ時には薄々結果が分かってても身体が動いちゃう

レースシーンも普通の車映画過ぎず、ゲーム過ぎずくらいのバランス感で良かったんじゃないかと思う。

映画館で観といて良かった。

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