2023-09-28

中学校の体育の時間に男女混合でマイムマイムを踊る授業があった。

マイムマイムを踊ったことがある人がいればわかるが、普通に手を取り合う。

なので、体育の担任である女の先生からも明確に説明があったが、当時シャル・ウィ・ダンス流行っていた時期でもあったので、社交ダンスのようなものですという説明があったことを覚えている。

多感な年頃なので、気恥ずかしさはありつつ、男女ともにまんざらでもないような顔をしていた(もちろん、「〇〇くんとは絶対に組みたくない!」という女子もいたが、〇〇くん自体が(丸く言えば)美女と野獣の野獣みたいな存在で、別に嫌われているわけではないので、あれは一種の恥じらいだったんだろうと思う。

が、そういう子はいい。問題は、女子コミュニティからは浮いてる子がいて、これが本当にヤバかった。仮にA子とする。

先生説明を聞いた俺の隣りにいたA子は突然震え始めた。そして、泣き出した。

明らかに異常だったので、先生がA子の元に駆けつけ、事情を聞いていたので、話していた内容が耳に入ってきたんだが、とにかく男が嫌いだということだった。

俺はショックだった。A子とはこれまでも普通に話せていたし、教科書を忘れたときに机をくっつけて見せてもらったりもしていた。

なので、そんなA子が男が嫌いだというのは、俺にとっては衝撃だった。

A子は泣きながら「男が嫌いなのに、男と手を繋ぐなんて嫌だ」と言っていた。

結局A子はその日の体育の授業には参加せず、体育館の端で座って他のクラスメイトが踊っているのを見ていた。

その座っていたA子の顔は、本当に苦しそうだった。が、体育が終わると普通に話はかけてくる、そんな感じで、俺はA子のことがよくわからなくなった。

俺もそんなA子どう接していいのか分からなくなり、それ以降はクラス変えまでA子に話しかけることはなかった。

これが、俺が認識した初めての「ミサンドリー」だった。もちろん、当時はそんな言葉は知らなかったわけだが、例の痴漢冤罪動画(あれはフェイクというか、コントなんだが)を見たりその動画に対する反応を見ていてこの話をふと思い出したので、ここに供養しておこうと思う。

何故思い出したのかといえば、男と、握手という友好的なコミュニケーションですら泣いて嫌がる女が世の中に存在するということを知ったイベントからで、あの痴漢冤罪動画が仮にフェイクだったとしても、そういう女が実在する可能性はゼロではないということを思い出したからだ。

男の立場からすると、そんな女は頼むから女性専用車両に乗ってほしいし、それも嫌なら車とか自転車とかタクシーを使って移動してほしいと切に願う。。

俺は痴漢冤罪ではないが、人身事故を起こした車両に閉じ込められて便失禁してしまたこから通勤型の電車バス(つまりトイレのない乗り物)に乗ることが精神的に苦痛になってしまい、今は電車可能な限り使わなくて良い地方都市移住したが、あの動画に対して賛同する意見が多いことに気づいて、心底東京脱出してよかったと思っている。

電車乗ってるときは、スマホばっかり見ないで、周囲を見渡して困っている人がいたら(それこそ男女問わず)声をかけていこうと思った。

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