近頃ネットを見ていると、一次ソースを読まなかったり個人情報の取り扱いが甘かったりとネットリテラシーに欠けた行動が理由で起きた争いをよく目にする。
自分はそれを見てただただ呆れていたのだが、考えてみると私自身もそういった教育を学校で受けた覚えはない。
自分が間違ってたらちゃんと謝るみたいな基本的な事は親から教えられたものだが、ネットでの具体的な立ち回りを私はどこで知ったのだろうか。
恥ずかしながら高校一年生当時、まとめブログを愛読していた私はリアルタイムでこの面白い会話に参加したい!とVIP、その後なんJの門を叩いた。
そこにあったのは魔境。
嘘スレタイで間違った知識を目撃しては友人にふと話し恥をかいた事も多々あった。
しょうもない事で不満を買った大学生やTwitterユーザーなどが徐々に特定され、嫌がらせを受けていく様を見た恐怖は忘れない。
匿名掲示板とは、基本的に自分を偽る必要の無い場所であると認識している。
不平不満や嫉妬に満ちた思想も言葉も吐き出す事ができ、またそれを受ける事ができる場所であり、
間違いを犯しても過度な誹謗中傷などでなければその後の自分の世間体に影響を及ぼすことはない。
世の中には信じられないくらい悪質な人間がいるし、反対に他人なのにアドバイスをくれる優しい人もいる。
それを私は匿名掲示板で知った。
世の中高生は一度匿名掲示板に潜って洗礼を受けてみてはどうだろうか。
専門板ではなく多様な人間が存在するアクティブユーザーが多い雑談系をオススメしたい。
きっと写真に特定されるような物が写り込んでないか気にするようになるし、
ただそれはそれとして、もし将来子供ができたときに匿名掲示板を勧めるかと言われると人格が歪みそうで絶対に嫌なので、難しいものである。
だが、ブクマカは匿名掲示板やってた人多そうなのに、タイトルだけ見てブコメするんだよね。
よかった 中高年はここにいていいんだ
むしろ中高年はここ以外のどこにも行かないでください